織田翔希、ヤンキース・ドジャースなどMLB最大12球団と4日から面談 契約は来年1月15日以降、巨人との面談は未定

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
横浜高等学校の織田翔希投手(18)が11月4日から、米大リーグ(MLB)の球団との面談を始める。村田浩明監督が2日に明かした。相手はヤンキースやドジャースを含む最大12球団で、面談は同校で17日まで続く予定だ。ドラフト1位で交渉権を持つ巨人との面談は決まっていない。
面談は4日から横浜高等学校で、1球団1時間半ほどを要請
村田監督が報道陣の取材に応じたのは2日、巨人から3位指名を受けた同校の池田聖摩内野手の指名あいさつの後だった。面談の始まりは2日後の4日。会場は横浜高等学校で、現時点で最後の面談は17日に予定している。
面談する球団の数について、スポーツニッポンは村田監督が「12」と明言したと伝えた。一方、スポーツ報知には監督の説明として「11か12」と伝えた記事もあり、球団数は最大12とみておくのが正確だ。名前が報じられたのはヤンキースとドジャースの2球団で、そのほかの球団名は明らかになっていない。
面談の進め方にも注文を付けた。村田監督は各球団に「各球団1時間半くらい、しっかり時間をかけてお願いしますということを言った」と明かした。保護者も同席する予定で、監督は進路の決め方について次のように話した。
「チームもそうですけど、皆さんお話しいただいて、本人がこれから。大学も含めながら、メジャーのチームの方も話を聞いて、自分の環境に合ったところを、お母さんも含めて選択してもらうっていう形になりますね」
選ぶ先はMLB球団だけに限らない。米国の大学への進学も、選択肢に残したままの面談になる。
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巨人の1位指名から11日、面談は「控えさせていただきます」
巨人が織田を単独1位で指名したのは10月22日のドラフト会議だった。指名から10日あまりが過ぎた2日の時点でも、巨人との面談の日取りは入っていない。
村田監督の説明は短かった。巨人との面談について「これから(MLB球団との)面談があるので、申し訳ございませんが控えさせていただきます」と述べ、次のようにも答えている。
「(織田)本人はアメリカのことしか考えていないので、いまはジャイアンツのことは光栄なことですが…というところ。未定ですね」
指名そのものには感謝を口にした。「織田を指名していただいたというのは、もう感謝の気持ちでしかないんですけども、やはり本人の人生なので。私はもう本人の人生の選択を後押しする、支えることしかできないので」。監督の言葉からは、学校として本人の決断を尊重する姿勢が伝わる。
本人の気持ちも揺れていない。織田はドラフト後のTBSのインタビューで「光栄な指名をいただきましたが、アメリカに挑戦する気持ちは全くブレません」と話しており、10月の国民スポーツ大会(国スポ)が終わった後には渡米して米球界を視察した。監督によると、いまは「これからの面談をすごく楽しみにしている感じ」だという。
一方の巨人も熱を見せる。来季から指揮を執る松井秀喜監督は、指名について「世界一のピッチャーになる可能性のある選手ともしかしたら契約できるかもしれないチャンスをいただいた」と語っていた。
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面談の後はどう進む? 契約は早くても来年1月15日
面談が終われば、すぐに契約とはならない。
織田は「国際アマチュアFA」としてMLB球団と契約する道を選んでいる。米国・カナダ・プエルトリコ以外に住むアマチュア選手が、ドラフトを経ずに球団と直接契約する制度だ。今の労使協定では、契約できる期間は1月15日から12月15日までとされており、織田が加わるのは2027年の期間になる。正式な契約は、早くても来年1月15日以降だ。
登録の手続きは済んでいる。村田監督は10月25日、MLBへの登録申請が受理されたと説明していた。25歳未満の海外選手はマイナー契約となり、各球団の契約金は「ボーナスプール」と呼ばれる枠の中で決まる。契約金の見通しや、米メディアが伝えたドジャース有力説は、以下の記事で詳しく扱っている。
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気がかりもある。MLBと選手会の労使協定は12月1日に期限を迎え、新しい協定がまとまらなければオーナー側が選手を締め出す「ロックアウト」に入る可能性が米国で報じられている。前回、2021年12月から22年3月まで続いたロックアウトの間も、海外アマチュア選手の契約期間は22年1月15日に予定どおり始まった。ただ今回は、1月までロックアウトが続けば契約期間の開始も遅れるとの見方を伝える米メディアもある。
今後の日程と、巨人の交渉権の期限
ここまでの日程と、これから迎える節目を表にまとめた。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2026年10月22日 | 巨人がドラフト1位で指名 |
| 2026年11月4日 | MLB球団との面談開始 |
| 2026年11月17日 | 最終面談の予定日 |
| 2026年12月1日 | MLB労使協定の期限 |
| 2027年1月15日 | 国際契約期間の開始 |
| 2027年3月31日 | 巨人の交渉権の期限 |
巨人の交渉権は来年3月31日まで続く。それまでに入団の契約が結ばれなければ、権利はなくなる。MLB球団と契約できる1月15日と、巨人の交渉権が切れる3月31日の間には、2か月半ほどの重なりがある。
織田は福岡県北九州市出身。地元の足立中学校で3年時に全国大会を経験し、横浜高等学校に進んだ。2年春の選抜大会では奥村頼人投手との二枚看板で19年ぶり4度目の優勝に貢献し、3年夏の神奈川大会で自己最速の157キロを記録している。
面談が始まるまで、あと2日。17日までの約2週間で、18歳の右腕は自分に合う環境を探すことになる。
[文/構成 by ライター 凪]









































































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