本玉真唯、チェンナイ・オープンで逆転勝ちし8強 準々決勝は第3シードのリネッテと対戦

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女子テニスのチェンナイ・オープン(WTA250、インド・チェンナイ)は11月5日(現地時間)、シングルス2回戦を行い、本玉真唯(27)=安藤証券=が予選勝者のジベック・クランバエワ(カザフスタン)に4-6、6-4、7-5で逆転勝ちした。試合時間は3時間7分。ツアー大会の8強入りは2024年9月のホアヒン以来となった。準々決勝は11月6日、第3シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)と対戦する。
第3セット5-3から追いつかれ、3時間7分の末に8強
2回戦は11月5日、コート1の第1試合として現地時間の午後3時過ぎ(日本時間午後6時半過ぎ)に始まった。第1セットを4-6で落とした本玉は、第2セットを6-4で取り返し、勝負を最終セットへ持ち込む。
第3セットは本玉が5-3とリードした。だが、勝利まであと1ゲームのところからクランバエワに2ゲームを続けて奪われ、5-5に並ばれる。それでも本玉は崩れなかった。続く2ゲームを連取し、7-5で試合を締めくくっている。
相手のクランバエワは11月2日付の世界ランキングで473位。予選2試合を勝ち抜いて本戦に入り、1回戦ではラッキールーザーで本戦に入った山口芽生を6-4、7-5で下していた。両者がプロの国際大会で顔を合わせたのはこれが初めてだった。ジュニア時代の2015年7月には、ITFジュニアの大会で本玉が6-0、6-0と1ゲームも与えずに勝っている。11年前に完勝した相手に、今回は3時間を超える接戦を強いられた。
WTAによると、ツアー大会の準々決勝進出は本玉にとってキャリア5度目。最後は2024年のホアヒンで、約2年ぶりのツアー8強となった。
初めてのツアー8強は2021年のシカゴ(WTA500)だった。予選から勝ち上がり、準々決勝でその大会を制したガルビネ・ムグルサ(スペイン)に敗れている。2023年には大阪で4強に入り、同年のモナスティル(チュニジア)でも8強に進んだ。
1回戦はトップ100のサワンケーオを撃破
本玉は1回戦から格上を倒している。11月3日の1回戦では、第5シードのマナンチャヤ・サワンケーオ(タイ)に7-6(3)、6-2のストレートで勝った。サワンケーオは11月2日付の世界ランキングで77位につける。第1セットは終盤にブレークを許して追う展開になりながら、タイブレークで奪い返し、第2セットは主導権を握ったまま押し切った。
チェンナイ・オープンでのシングルスの白星は、これが初めてだった。2025年の同大会では1回戦でストーム・ハンター(オーストラリア)に7-6(0)、2-6、4-6で逆転負けを喫している。その一方で、大前綾希子と組んだダブルスでは4強まで勝ち上がった。シングルスでは1年越しの初勝利から、一気に8強へ進んだ。
大会は11月2日から8日まで、チェンナイ市内ヌンガンバッカムのSDATテニススタジアムの屋外ハードコートで行う。シングルスは32人のドローで、賞金総額は28万3347ドル。大会の格付けは、WTAツアーの3段階(WTA1000、WTA500、WTA250)のうちWTA250に当たる。日本勢は内島萌夏、本玉、岡村恭香、山口芽生の4人がシングルス本戦に入ったが、2回戦まで残ったのは内島と本玉の2人だった。
準々決勝の相手リネッテとは7月に対戦済み
準々決勝で待つリネッテは、2回戦で内島萌夏を7-6(5)、6-0で退けた。序盤にブレークを許しながらすぐに追いつき、タイブレークで第1セットを取ると、第2セットは1ゲームも落とさなかった。試合時間は1時間41分。1回戦でもアリオナ・ファレイ(ベラルーシ)にフルセットの末に勝っており、2試合とも第1セットをタイブレークで取っている。
34歳のリネッテは11月2日付の世界ランキングで68位。2023年の全豪オープンで4強に入り、同年3月には自己最高の19位まで上がった。ツアーのシングルス優勝は通算3回を数える。2026年は3月のマイアミ(WTA1000)でイガ・シフィオンテク(ポーランド)を破り、6月のスヘルトーヘンボス(オランダ、WTA250)では4強に入った。チェンナイとの相性もよく、2022年の同大会では準優勝した。
ただ、本玉には好材料がある。両者は2026年7月、ギリシャで行われたWTA250のアテネ大会の1回戦で一度だけ対戦し、本玉が6-4、7-5のストレートで勝った。リネッテはこのとき世界51位で、本玉は202位。150位以上の差をはね返した一戦だった。
準々決勝は11月6日、センターコートの第3試合に組まれた。大会が11月5日夜(現地時間)に出した試合順は次のとおり。日本時間はインド標準時に3時間30分を足して計算した。
| 試合順 | 対戦カード |
|---|---|
| 第1試合 | ジャニス・ |
| 第2試合 | ロビン・ |
| 第3試合 | 本玉真唯-マグダ・ |
| 第4試合 | アナスタシア・ |
本玉の試合は前の2試合が終わってから始まるため、開始時刻は決まっていない。早くても日本時間の11月6日夜になる見込みだ。勝てば11月7日の準決勝に進む。大会の放映・配信予定をまとめた報道では、日本国内での放映・配信は「なし」とされている。
世界160位まで戻した今季の歩み
本玉はWTAが11月2日付で発表した世界ランキングで160位。今季序盤は240位台にいたが、ITFの大会やツアーの予選を重ねて順位を上げてきた。自己最高の105位にはまだ届かないものの、1年足らずで80以上順位を上げた。
2026年は四大大会の予選に4大会すべて出場し、いずれも予選2回戦まで進んだ。ツアーでは7月のアテネでリネッテを破ると、翌週のプラハでは予選から勝ち上がり、本戦1回戦でダイアン・パリー(フランス)に勝った。2週続けてトップ100の選手から白星を挙げている。同じ7月下旬のバンクーバー(WTA125)では4強まで進んだ。
チェンナイの後には、日本代表としての戦いが控える。本玉は11月21日と22日に東京・有明コロシアムで行われる女子の国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ(BJK杯)プレーオフ、日本対アルゼンチンの代表5人に選ばれた。代表5人のうちシングルスの選手は坂詰姫野と本玉の2人で、残る柴原瑛菜、青山修子、穂積絵莉の3人はダブルスを主戦場とする。
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準々決勝で結果を残せば、代表戦に向けて弾みがつく。7月に一度勝っている相手との再戦で、本玉はツアー4強をかけて戦う。
[文/構成 by スポーツ担当ライター TAKU]














































































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