エジプトがPK戦制して初のベスト16、サラーがパネンカ成功 オーストラリア敗退でアジア勢全滅

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サッカー北中米W杯でエジプトがオーストラリアをPK戦で下し、国の歴史で初めてベスト16へ進んだ。1-1のまま延長でも決着はつかず、PK戦をエジプトが4-2で制した。エースのモハメド・サラーは大胆なパネンカを沈めて勝利を呼び込んだ。豪州の敗退で、W杯からアジア勢が姿を消した。
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PK戦を制し、エジプトが初の16強へ
舞台は決勝トーナメント1回戦。エジプトにとっては、何度も跳ね返されてきた決勝トーナメントの壁を、ついに越えた一戦になった。
試合は1-1のまま延長120分でも決まらず、PK戦にもつれ込んだ。ここでエジプトが4-2で競り勝ち、ラウンド16への切符をつかむ。
エジプトのW杯は、これまで決勝トーナメントに届かない歴史が続いていた。今回が史上初のベスト16入りであり、決勝トーナメントでの初勝利でもある。国全体が沸く、大きな一歩となった。
サラーのパネンカ、死闘を締めた一蹴り
90分と延長でサラーは得点を奪えなかった。それでも、最後の最後で仕事をする。
PK戦、けがの不安を抱えながら120分を戦い抜いたサラーがキッカーとして歩み出た。助走から相手GKの重心を見極めると、ボールをふわりと真ん中へ浮かせるパネンカ。緩いループがゴール中央に吸い込まれた。試合後、サラーは「皆に自信を与えたかった」と選択の理由を語った。
エジプトの王が見せた度胸の一蹴りが、チームを歴史の扉の前へ運んだ。
先制もオウンゴールで追いつかれた120分
試合の入りはエジプトが握った。前半13分、エマム・アシュールが決めて先手を奪う。
流れが変わったのは後半55分だった。オーストラリアの攻撃をしのぐ場面で、エジプトDFモハメド・ハニーのクリアがそれてしまい、ボールは自陣ゴールへ。オウンゴールで1-1に追いつかれた。以降は両者譲らず、延長でもネットは揺れない。勝負はPK戦へ持ち込まれた。
オーストラリア敗退、アジア勢が全滅
この敗戦で、W杯に残っていたアジア勢が全ていなくなった。
北中米W杯の決勝トーナメントに進んだアジア(AFC)のチームは、日本とオーストラリアの2つだけだった。日本はラウンド32でブラジルに1-2で敗れ、すでに大会を去っている。最後の望みだった豪州もエジプトに屈し、アジア勢の夏は終わった。
ベスト16へ駒を進めたエジプトが、次にどこまで勝ち上がるのか。アフリカの伏兵の戦いに視線が集まる。
[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]





































































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