鈴木誠也、シルバースラッガー賞の最終候補に 受賞者発表はいつ?日本時間18日、大谷翔平も候補

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カブスからFAとなった鈴木誠也外野手(32)が、2026年のシルバースラッガー賞でナ・リーグ外野手部門の最終候補7人に入った。米国時間11月5日(日本時間6日)にルイビルスラッガー社が発表し、受賞者は米国時間17日(日本時間18日)に明らかになる。指名打者部門ではドジャースの大谷翔平(32)も最終候補に入り、フィリーズのカイル・シュワーバーとの2人で争う。
ナ・リーグ外野手は7人から3人、鈴木は2年ぶり3度目の最終候補
シルバースラッガー賞は、各リーグの各守備位置で最も打撃が優れた選手に贈られる賞だ。1980年に始まり、2022年に複数の守備位置をこなす選手が対象のユーティリティー部門、2023年に最も打った球団を選ぶチーム部門が加わった。各守備位置の受賞者を選ぶのは大リーグ各球団の監督とコーチで、自分のチームの選手には投票できない。賞の名前は、木製バットを作る米国のルイビルスラッガー社に由来する。最終候補の発表も同社が行う。記者の投票で決まるMVPやサイ・ヤング賞と違い、同じグラウンドで戦った現場の目が結果を左右する。
外野手部門は左翼・中堅・右翼を区別せず、3人が選ばれる。ナ・リーグの最終候補は次の7人となった。打撃成績はいずれも2026年レギュラーシーズンの最終成績だ。
| 選手 | 球団 | 本塁打 | 打率 | OPS |
|---|---|---|---|---|
| ピート・ | カブス | 45 | .280 | .942 |
| ジェームズ・ | ナショナルズ | 30 | .265 | .891 |
| 鈴木誠也 | カブス | 26 | .270 | .841 |
| ジャクソン・ | ブルワーズ | 25 | .291 | .838 |
| フェルナンド・ | パドレス | 25 | .289 | .828 |
| コービン・ | ダイヤモンドバックス | 22 | .239 | .795 |
| ジョーダン・ | カージナルス | 29 | .269 | .793 |
表はOPS(出塁率と長打率を足した数字で、打者の総合力の目安)の高い順に並べた。鈴木は7人の中で3番目の数字だった。
鈴木が最終候補に入るのは、2023年と2024年に続いて3度目。2023年は打率.285、20本塁打、OPS.842、2024年は打率.283、21本塁打、OPS.848と好成績を残したが、どちらも受賞には届かなかった。2025年は32本塁打、103打点とキャリア最多の数字を並べながら候補から漏れており、2年ぶりの選出となった。受賞すれば初めてで、日本選手ではイチロー、大谷に続く3人目になる。
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本塁打は減っても出塁率.368、四球と得点はキャリア最多
2026年の鈴木は143試合に出場し、打率.270、26本塁打、86打点、OPS.841を記録した。本塁打は前年の32本から減ったが、20本以上は4年連続となる。
数字の中身は前年と大きく変わった。2025年は打率.245、出塁率.326と粗さが目立ったが、2026年は出塁率を.368まで戻している。四球81は前年の71を上回り、メジャー5年間で最も多い。得点も96と、それまでの最多だった75を大きく超えた。安打147は2023年に並ぶ自己最多タイ、二塁打31も前年と同じ数を確保している。長打の数は減っても、塁に出て点につなげる役割では前年より上の数字を残した。
守備では右翼で111試合、指名打者で30試合に出た。指名打者での出場もあったが、候補に入ったのは外野手部門で、指名打者部門の2人には入っていない。右翼の守備では失策2にとどめたものの、ゴールドグラブ賞の右翼手部門ではダイヤモンドバックスのキャロルが選ばれ、受賞を逃した。守備の賞に続き、打撃の賞でも同じキャロルが最終候補に並ぶ。大リーグ公式サイトは候補を紹介する記事で、鈴木の.841というOPSと、4年連続の20本塁打を挙げている。
同じ外野手部門の顔ぶれは厳しい。チームメートのクロウ=アームストロングは45本塁打でフィリーズのシュワーバーとメジャー最多に並び、41盗塁も決めた。ナ・リーグMVPの最有力とされる選手だ。ナショナルズのウッドは脇腹のけがで離脱しながら30本塁打、OPS.891を残している。
候補7人のうち、チョウリオ、クロウ=アームストロング、鈴木、ウォーカー、ウッドの5人はまだこの賞を受けたことがない。受賞経験があるのはキャロルとタティスJr.の2人で、3つの枠に新しい顔がどれだけ入るかも見どころになる。
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大谷はDH部門でシュワーバーと一騎打ち
指名打者部門の最終候補は大谷とシュワーバーの2人だけだった。大谷は2026年、故障で離脱した時期がありながら139試合で打率.275、30本塁打、81打点、OPS.889を記録し、通算300本塁打にも到達した。
シュワーバーは本塁打45本で、クロウ=アームストロングと並んでメジャーの本塁打王になった。ただし打率は.232、OPSは.857で、打率と出塁率、長打率はいずれも大谷が上回る。
大谷はこれまでに4度受賞している。エンゼルス時代の2021年に初めて選ばれ、2023年から3年続けて受賞した。今回も選ばれれば4年連続5度目になり、日本選手で3度受賞したイチローを上回る回数をさらに伸ばす。シュワーバーは2022年に続く2度目の受賞を狙う。
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カブスからは鈴木とクロウ=アームストロングに加え、三塁手部門でアレックス・ブレグマンも最終候補に入った。チーム部門でもブルワーズ、ドジャース、ナショナルズとともにカブスが候補に挙がっている。カブスは2026年にナ・リーグ最多の220本塁打を放ち、チームOPS.767はメジャー全体で1位だった。
発表は米国時間17日、QOの回答期限と同じ日
受賞者の発表は米国時間11月17日で、日本時間では18日にあたる。11月6日時点で、発表の時刻はまだ示されていない。2024年は米東部時間午後6時、2025年のア・リーグ部門も同じ午後6時に発表された。2026年も同じ時刻なら、日本時間18日の午前8時になる。
この17日は、鈴木にとってもう一つの期限と重なる。鈴木は2022年に広島からポスティングでカブスに入り、5年総額8500万ドルの契約を結んだ。その契約が2026年で終わり、ワールドシリーズ終了後にFAとなっていた。カブスは米国時間11月2日、鈴木にクオリファイング・オファー(QO)を提示した。QOは、FAになる選手に元の球団が出せる1年契約の申し出で、2026年オフの金額は2315万ドル(約36億6000万円)。8球団が8選手に提示し、鈴木はその1人だった。
回答期限は米東部時間11月17日午後4時、日本時間18日午前6時となる。受け入れれば2027年もカブスで1年契約を結び、断ればFAのまま、カブスを含む各球団と交渉を続ける。断ってほかの球団と契約した場合、カブスは翌年のドラフトで補償の指名権を受け取る。米国の報道は、鈴木が断って複数年契約を探るとの見方が多い。
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日本時間18日は、朝6時にQOの回答期限を迎え、同じ日にシルバースラッガー賞の結果も出る。カブスに残るのか、FA市場へ出るのか。初受賞の行方とあわせ、鈴木の去就の方向が見えてくる1日になる。
[文/構成 by スポーツ担当ライター 高瀬翔吾]














































































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