東山高等学校、3連覇中の京都橘に3-2で勝利 選手権京都府予選の準決勝へ進むサッカー部

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第105回全国高校サッカー選手権大会の京都府予選は10月31日に準々決勝があり、東山高等学校が3連覇中の京都橘高等学校を3-2で破って4強入りした。前半に2点を先行し、1点差に詰め寄られてから追加点を奪う展開。最後は京都橘の反撃を1点に抑えて逃げ切った。準決勝は11月3日、相手は立命館宇治高等学校に決まった。
前半2得点の東山、反撃をしのいで3-2
試合は10月31日午前11時、京都府立山城総合運動公園(太陽が丘)の球技場で始まった。過去4大会の府予選決勝と同じ顔合わせが、準々決勝で実現した。
先手を取ったのは東山だった。前半のうちに2点を奪ってリードを広げ、後半に入って京都橘に1点を返されると、追加点を挙げて再び2点差に戻す。京都橘はその後もう1点を返したが、東山が3-2のまま試合を締めた。
東山は高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグWESTに所属し、今夏の全国高校総体(インターハイ)にも京都府代表として出場した。大会要項で今年度のプレミアリーグ参加チームは4回戦からの出場と定められており、東山は10月25日の4回戦で京都明徳高等学校に12-0で大勝し、準々決勝に進んでいた。
京都橘は高円宮杯U-18プリンスリーグ関西1部に所属する。3回戦から登場し、10月18日の3回戦は桃山高等学校に23-0、25日の4回戦は京都先端科学大学附属高等学校に3-0で勝って、東山との一戦を迎えていた。
京都橘の2026年は浮き沈みの大きい1年だった。プリンスリーグ関西1部では開幕から8連勝して首位を走ったが、その連勝の途中だった5月の全国総体京都府予選では初戦で姿を消した。リーグ戦も6月の第9節で連勝が止まると、10月3日の第15節で7試合ぶりの白星を挙げるまで勝てない試合が続いた。秋の選手権予選は、その京都橘にとって4連覇がかかる大会になった。
4年続いた決勝の顔合わせと京都橘の3連覇
なぜこの組み合わせが注目されたのか。
答えは、ここ4年の京都府予選の決勝にある。2022年度の第101回から2025年度の第104回まで、府予選の決勝は4大会続けて東山と京都橘の対戦だった。
| 大会(年度) | 府予選決勝の勝者 | スコア |
|---|---|---|
| 第101回 | 東山 | 3-0 |
| 第102回 | 京都橘 | 2-1 |
| 第103回 | 京都橘 | 0-0 |
| 第104回 | 京都橘 | 1-0 |
第101回は東山が前半18分に先制し、そのまま3-0で勝って府予選連覇を飾った。この年の東山は府予選5試合を35得点1失点で勝ち抜き、全国大会でも決勝まで勝ち進んでいる。翌第102回は京都橘が逆転で2-1と競り勝ち、3年ぶりに京都の頂点へ戻る。第103回は0-0からのPK戦を4-1で制し、第104回の決勝は0-0のまま延長戦に入り、延長前半6分の1点で京都橘が東山を退けて府予選3連覇を成し遂げた。
京都橘の連覇は、準々決勝で止まった。抽選の結果、両校は同じブロックに入り、決勝の2つ前のラウンドにあたる準々決勝でぶつかった。
東山から見れば、決勝で3年続けて敗れた相手に、選手権予選の舞台でようやく雪辱を果たした。2022年11月12日の第101回決勝で3-0と勝って以来、選手権の府予選で京都橘に勝つのは4大会ぶりとなる。京都橘の主将は「次の代につなげたい」と話したと報じられている。
全国準優勝の東山、全国の舞台は4大会ぶりを狙う
東山高等学校は京都市左京区にある私立の男子校で、サッカー部は府内の強豪として知られる。全国高校選手権での最高成績は、第101回大会の準優勝だ。この大会は2年連続5回目の出場で、準決勝で大津(熊本)をPK戦で破って決勝へ進んだ。2023年1月の決勝は岡山学芸館(岡山)に1-3で敗れたが、同校にとって初めての決勝進出だった。
その後の3年間は、府予選の決勝で京都橘に阻まれ続けた。全国の舞台に立てば第101回以来、4大会ぶりとなる。
一方の京都橘高等学校は京都市伏見区にある私立校だ。全国高校選手権では2012年度の第91回大会で決勝に進み、鵬翔(宮崎)とPK戦までもつれた末に準優勝。翌年度の第92回大会でも4強に入っている。直近の3大会は京都府代表として全国に出場し、第103回は国立競技場での開幕戦で帝京(東京B)に1-2で敗れ、第104回も1回戦で山梨学院(山梨)にPK戦で敗れて初戦を突破できなかった。
準決勝は11月3日に立命館宇治と、決勝は11月7日
準決勝は11月3日(火・祝)に行われる。東山の相手は、同じ10月31日の準々決勝で洛南高等学校を1-0で下した立命館宇治高等学校。試合は午前11時開始の予定で、会場はたけびしスタジアム京都だ。
立命館宇治は僅差の試合を重ねて勝ち上がってきた。10月18日の3回戦は山城高等学校と1-1からPK戦(3-2)で競り勝ち、25日の4回戦は龍谷大学付属平安高等学校に1-0、31日の準々決勝も1-0と、3試合続けて1点差以内の勝負を制している。3年前の第102回大会では準決勝で京都橘に0-3で敗れ、3位で終えていた。
準決勝で立命館宇治を迎える東山は、今季の府内の大会でも上位に顔を出し続けてきた。2026年1月の京都府新人戦(令和7年度)では準々決勝で莵道高等学校に9-0で勝ってベスト4に進み、同じくベスト4には京都橘、京都共栄学園、城陽が名を連ねた。夏は全国総体の京都府代表となり、選手権予選では4回戦からの2試合で15得点を挙げている。
もう一方の準決勝は午後1時30分開始で、10月31日の準々決勝で福知山成美高等学校を2-1で下した京都精華学園高等学校が、京都産業大学附属高等学校を2-0で破った京都共栄学園高等学校と対戦する。
決勝は11月7日(土)午後1時、サンガスタジアム by KYOCERAで行われる。府予選の試合時間は80分で、準決勝までは同点ならPK戦、決勝だけは10分ハーフの延長戦を行い、それでも決まらなければPK戦に入る。3位決定戦は行わない。
ベスト8に残った8校には、大会規定で今年度の京都高等学校サッカー新人大会、もしくは次の大会のスーパーシード権が与えられる。準々決勝で敗れた京都橘、洛南、福知山成美、京都産業大学附属もこの権利を手にした。
優勝校は第105回全国高校サッカー選手権大会の全国大会に京都府代表として出場する。東山が残り2試合を勝ち抜けば、第101回以来4大会ぶりの府予選優勝が決まる。
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[文/構成 by スポーツ担当ライター TAKU]










































































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