巨人、2027年コーチ陣を発表 高橋由伸ヘッド・清水隆行打撃チーフら松井秀喜監督の組閣一覧

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読売ジャイアンツは10月30日、松井秀喜監督(52)の就任1年目となる2027年シーズンのコーチングスタッフを発表した。1軍に再びヘッドコーチを置き、元監督の高橋由伸(51)が就任。打撃チーフコーチには清水隆行(53)が入り、2軍監督は会田有志、3軍監督は高木康成が務める。1軍打撃コーチと3軍内野守備走塁コーチの2枠は未定だ。
1軍はヘッドに高橋由伸、打撃チーフに清水隆行
球団の発表によると、1軍に新しく加わるのは、新任の松井監督と、球団に復帰する高橋ヘッドコーチ、清水打撃チーフコーチの3人。投手部門の杉内俊哉と内海哲也、バッテリーの村田善則、守備・走塁を受け持つ川相昌弘、吉川大幾、亀井善行の6人は今季から続けて1軍を担当する。
| 役職 | 氏名 | 区分 |
|---|---|---|
| 監督 | 松井秀喜 | 新任 |
| ヘッドコーチ | 高橋由伸 | 復帰 |
| 打撃チーフコーチ | 清水隆行 | 復帰 |
| 打撃コーチ | 未定 | - |
| 投手チーフコーチ | 杉内俊哉 | 留任 |
| 投手コーチ | 内海哲也 | 留任 |
| バッテリーチーフコーチ | 村田善則 | 留任 |
| ディフェンスチーフコーチ | 川相昌弘 | 留任 |
| 内野守備走塁コーチ | 吉川大幾 | 留任 |
| 外野守備走塁コーチ | 亀井善行 | 留任 |
ヘッドコーチの役割について、球団は得点を増やし失点を抑えるために、それぞれの部門で責任を持つコーチをまとめる役だと説明した。打撃、投手、バッテリー、ディフェンスと部門ごとに「チーフ」を置き、その上に高橋ヘッドが立つ。松井監督、高橋ヘッド、清水打撃チーフの3人がそろって巨人のユニホームを着るのは2002年以来となる。
2002年の巨人は、松井と高橋、清水が外野の主力を担い、日本一になった年だ。清水はこのシーズン、1番打者として191安打を放ち、最多安打のタイトルを手にした。松井はこの年のオフにニューヨーク・ヤンキースへ移籍しており、3人が同じチームでプレーした最後の年でもあった。
2軍は会田有志、3軍は高木康成が率いる
1〜3軍の監督は、3人とも入れ替わる。今季3軍監督だった会田有志が2軍監督に移り、ファーム統括兼編成担当だった高木康成が3軍監督に就く。今季2軍を率いた石井琢朗は巡回打撃コーチへ配置転換となった。
| 役職 | 2軍 | 3軍 |
|---|---|---|
| 監督 | 会田有志 | 高木康成 |
| 打撃チーフコーチ | 金城龍彦 | - |
| 打撃コーチ | ゼラス・ | 大田泰示 |
| 投手チーフコーチ | 野上亮磨 | 大竹寛 |
| 投手コーチ | 古川祐樹 | 西村健太朗 |
| バッテリーコーチ | 田口昌徳 | 市川友也 |
| 内野守備走塁コーチ | 脇谷亮太 | 未定 |
| 外野守備走塁コーチ | 鈴木尚広 | 立岡宗一郎 |
1〜3軍を回って指導する巡回コーチは2人。打撃は石井琢朗(2軍監督から)、投手は久保康生が受け持つ。
会田と高木を2・3軍の監督に置いた理由について、球団は2人がファームの育成責任者やフロントを経験していることを挙げた。そのうえで「スケールの大きい選手を育てるための中期的な視野と意識を育成現場にもたらす」ことも狙いの一つだと説明している。現場とフロントの両方を知る2人に、数年先を見すえた育成を任せる。
新しく加わるコーチ4人の経歴
高橋由伸ヘッドコーチ
高橋は神奈川の桐蔭学園高等学校から慶應義塾大学に進み、1997年のドラフト1位で巨人に入団した。通算1819試合で打率.291、321本塁打、986打点。ゴールデン・グラブ賞を7度、ベストナインを2度受けている。2015年限りで現役を退くと、翌2016年から3年間は監督として指揮を執り、2位、4位、3位の成績を残して2018年に退任した。巨人に戻るのは8年ぶりとなる。
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監督経験者が同じ球団でヘッドコーチに就くのは珍しい。現役時代は松井と同じ時期に主力を張り、2000年と2002年の日本一に加わった。受諾までの経緯と本人の言葉は別の記事にまとめている。
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清水隆行打撃チーフコーチ
清水は浦和学院高等学校、東洋大学を経て1995年のドラフト3位で巨人に入った左打ちの外野手だ。1年目の1996年から107試合に出場し、2年目以降は主に1番や2番を打って打線を引っ張った。2008年オフに金銭トレードで西武へ移り、2009年限りで現役を引退。2011年から2015年までは巨人で2軍、1軍の打撃コーチを務めており、それ以来のユニホーム復帰となる。
古川祐樹2軍投手コーチ
古川は埼玉県の春日部共栄高等学校から明治大学に進み、2007年の大学・社会人ドラフト3巡目で巨人に入団した左腕。1軍では6試合に登板して0勝0敗で、2012年限りで引退した。その後も球団に残り、打撃投手を経てデータ分析の部署へ移り、今季は育成強化部のDAチームでチーフを務めていた。コーチとしてユニホームを着るのは初めてになる。
高木康成3軍監督
高木は静岡県立静岡高等学校から1999年のドラフト2位で近鉄に入団した左腕で、オリックスを経て2010年から巨人でプレーした。主にリリーフとして通算258試合に登板し、2014年限りで引退。2015年からは巨人で1・2軍のサブマネジャー、監督担当、編成本部長補佐などを務め、今季はファーム統括兼編成担当として若手の育成に関わってきた。古川と同じく、コーチとしては初の入閣となる。
主な配置転換は4人、退任した3人とフロントへ移る橋上秀樹
主な配置転換は4人。ウィーラーが1軍打撃から2軍打撃へ、野上が3軍投手から2軍投手へ、大田が2軍から3軍の打撃担当へ移り、石井は2軍監督から巡回打撃コーチになった。
チームを離れる顔ぶれもある。巨人はシーズン終了後、李承燁(イ・スンヨプ)1軍打撃コーチ、實松一成1軍バッテリーコーチ、矢野謙次巡回打撃コーチの退任を発表していた。このうち矢野は、阪神が10月30日に発表した来季のコーチングスタッフに1軍打撃チーフコーチとして名を連ねている。
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今季ファームでコーチを務めた山口鉄也、橋本到、若林晃弘の3人は、フロント職も含めて調整中だという。今季途中から監督代行として指揮を執った橋上秀樹は、11月1日付でフロント職の編成本部長代理(プロスカウト担当)に就く。
報道によると、水野雄仁編成本部長はコーチ陣について、松井監督がやりやすく、フロントと一体となって戦える体制を意識したと説明した。
1軍打撃コーチは未定のまま秋季キャンプが始まる
残る2枠のうち、1軍打撃コーチは清水打撃チーフと組む立場になる。10月31日時点で、この人選はまだ発表されていない。3軍の内野守備走塁コーチも同じく空いている。
今季の巨人は最終盤まで優勝を争ったが、阪神と2.5ゲーム差の2位に終わり、クライマックスシリーズのファーストステージでDeNAに敗れた。松井監督の就任は10月23日に発表され、新しいスタッフは発表と同じ10月30日の午後、川崎市のジャイアンツ球場で始まった秋季キャンプから動き出した。
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松井監督が背負う番号は「90」。10月23日の就任会見で披露したもので、長嶋茂雄が第1次政権の監督時代に付けた番号にあたる。現役時代の代表的な番号「55」と、最後に付けた「35」を足した数でもあり、松井監督は新たなスタートにふさわしいとして選んだ。
目標は3年ぶりのリーグ優勝と、15年ぶりの日本一。1軍は日本一を知るOBを中心に固め、ファームは育成とフロントの経験者に任せる。松井監督の1年目は、この組み合わせで始まる。
[文/構成 by スポーツ担当ライター 高瀬翔吾]










































































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