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函館の隠れた名所!70年現役の観覧車と手作り感あふれる「こどものくに」体験記

函館の隠れた名所!70年現役の観覧車と手作り感あふれる「こどものくに」体験記

取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2026 MEDIA DOGS

函館に、日本で最も古い現役の観覧車があるのをご存知でしょうか。その観覧車が今も元気に回り、人々を笑顔にしている場所、それが「函館公園こどものくに」です。先日、実際に訪れてみたのですが、そこは単なる遊園地ではなく、昭和の温かい空気が流れる、まるでタイムスリップしたかのような心温まる空間でした。今回は、その魅力とリアルな体験を詳しくレポートします。

函館公園「こどものくに」とは?

「函館公園こどものくに」は、1956年(昭和31年)5月に開園した歴史ある遊園地です。その名の通り、市民の憩いの場である函館公園の一角に位置しています。最大の特徴は、なんといっても1950年(昭和25年)に製造された「空中観覧車」。現役で稼働するものとしては日本最古とされ、2019年には国の登録有形文化財にも指定された「乗れる文化財」です。

驚くべきは、これほどの歴史的価値がありながら入場料が無料であること。園内には観覧車をはじめ、全16種類のアトラクションがあり、乗りたいものだけチケット(1枚350円、お得な回数券もあり)を購入して楽しむスタイルです。この気軽さが、地元の人々はもちろん、多くの観光客にも愛される理由の一つなのでしょう。

実際に訪れて感じたリアルな魅力

タイムスリップしたかのようなレトロな空間

園内に一歩足を踏み入れると、そこはまさに昭和の世界。最新の絶叫マシンはありませんが、一つひとつの遊具が丁寧にメンテナンスされ、大切に使われてきたことが伝わってきます。観覧車だけでなく、開園当初から活躍する「飛行機」や吊り下げ式の「メリーゴーランド」など、どこを切り取っても絵になる「エモい」風景が広がっていました。全体的に手作り感のある温かい雰囲気で、平日の昼間にもかかわらず、多くの家族連れや観光客の笑顔で溢れていたのが印象的です。

主役はやっぱり「日本最古の観覧車」

この日の主役は、やはり「空中観覧車」。高さ約10メートルと現代の観覧車に比べれば小ぶりですが、その存在感は圧倒的でした。75年以上も前に造られた鉄骨が、今も人々を乗せてゆっくりと空へ昇っていく姿は、かっこよくもあり、どこか感動的です。ゴンドラは日本では珍しい長椅子型で、開放感たっぷり。頂上付近からは函館の街並みと津軽海峡を望むことができ、約3分45秒の短い空中散歩は、忘れられない思い出になりました。

日本最古の観覧車

公園内の自然と一体になった癒やしのロケーション

「こどものくに」のもう一つの魅力は、函館公園という素晴らしいロケーションにあります。天気の良い日には、園内から美しい函館山を望むことができ、周囲の豊かな自然にとても癒やされました。園内には動物施設や噴水広場、歴史ある博物館もあり、遊園地だけでなく一日中楽しむことができます。アトラクションの合間に公園を散策するのもおすすめです。

行く前に知っておきたいポイント

入場無料で気軽に楽しめる!

最大のメリットは、やはり入場無料という点です。アトラクションに乗らなくても、レトロで可愛い園内の雰囲気を味わったり、写真を撮ったりするだけでも十分に楽しめます。実際に、カメラを片手に散策している観光客の方も多く見かけました。「ちょっとだけ見てみたい」という気軽な立ち寄りができるのは、とても嬉しいポイントです。

入口が少し分かりにくいかも?

一つだけ気になったのは、私が利用した公園の入口からは、遊園地のゲートやチケット売り場が少し分かりにくかった点です。函館公園自体が広いため、初めて訪れる方は、事前に園内マップなどで「こどものくに」の場所を確認しておくとスムーズかもしれません。

SNSや口コミでの評判は?

SNSや口コミサイトを覗いてみると、やはりそのレトロな雰囲気を絶賛する声が多く見られました。

「いい意味でこじんまりした遊園地。アトラクションは小さめだけど子供たちにはちょうど良かったみたい。平日の昼に行ったらほぼ貸切状態!」

「ザ・手作り遊園地!って感じで超レトロです◎私は好きでした!!スタッフさんの対応も温かい。」

また、この観覧車が日本最古であると発見したのは、観覧車研究家の福井優子氏で、テレビ番組『マツコの知らない世界』でも紹介されました。最近では『ナニコレ珍百景』にも登場するなど、メディアからの注目度も高く、その歴史的価値が広く知られるようになっています。

世代を超えて愛される、心温まる場所

「函館公園こどものくに」は、ただ古いだけの遊園地ではありませんでした。そこには、ものを大切にする心、人々を楽しませたいという温かい想いが溢れており、訪れる人すべてを優しい気持ちにさせてくれる不思議な魅力がありました。小さな子どもの遊園地デビューはもちろん、レトロ好きな大人、そして函館の歴史に触れたい観光客にも心からおすすめしたいスポットです。函館を訪れる際は、ぜひこの「乗れる文化財」に会いに行ってみてください。

施設情報

施設名函館公園こどものくに
住所北海道函館市青柳町17-4 (函館公園内)
アクセス市電「青柳町」電停下車 徒歩約3分
営業時間平日 11:00~16:00、土日祝 10:00~17:00
※春休み・夏休み・GW期間は土日祝の営業時間に準ずる
休園日天候不順日、冬季休園(11月下旬~3月中旬)
※2025年度は12月1日より冬季クローズ予定
料金入園料:無料
・切符1枚:350円
・得々きっぷ(8枚):2,500円
・フリーパス(1日):2,800円
※2025年11月時点の情報です。料金は変更される場合があります。
駐車場函館公園に無料駐車場あり(台数に限りあり)
公式サイトhttps://kodomonokuni.sakuraweb.com/

※本記事は訪問時の情報をもとに作成しています。サービス内容や営業時間、料金等は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトや店舗にご確認ください。

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

寄稿者

MEDIA DOGS 編集部
海外旅行が好きで、韓国はソウルや仁川を中心に何度もリピート中。現地のグルメ・カフェ・コスメの記事をまとめています。ガイドブックには載っていない「その場で困ること」を知っているので、そこが抜けていない記事になるよう心がけています。

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