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セブン‐イレブン、セルフ発送機を順次導入中 メルカリ発送のやり方とラベル発行の手順を整理

セブン‐イレブン、セルフ発送機を順次導入中 メルカリ発送のやり方とラベル発行の手順を整理

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

セブン‐イレブン・ジャパンとヤマト運輸は8月26日、レジを介さず荷物を発送できる「セルフ発送機」の導入を発表した。事前に発行したバーコードをかざすとラベルが出てきて、貼って投函するだけで手続きが終わる。対象はメルカリなど主要フリマアプリの荷物で、作業時間はおよそ10秒に短縮される。

レジ経由せず10秒で完結する新しい発送法

セブン‐イレブンの店舗が受け付ける宅配便のうち、約8割(2024年時点)をフリマアプリ関連の発送が占める。従来のレジ受付は1件あたり数分。混雑時には、他の来店客を待たせる一因にもなっていた。

この負荷を軽減するため、両社はレジを介さない専用機を設置した。仕組みはシンプルだ。フリマサイトやアプリで発送手続きを済ませたあと、店頭の専用機にバーコードをかざせば、あとは投函するだけで完了する。従業員とのやり取りは発生しない。

手順は3ステップ バーコードからラベル発行まで

利用の流れは大きく分けて2段階ある。まず、メルカリなど対応サイトのアプリやWeb上で発送登録を行い、発送先をセブン‐イレブンに指定して発送用バーコードを発行する。この事前登録の手順自体は、セルフ発送機の有無にかかわらずこれまでと変わらない。ここまでは来店前にスマートフォンで完結する。

変わったのは、来店してからの流れだ。これまでの「レジ受付」は、バーコードを店員に渡し、ラベルの発行や貼付を店員が担うのが基本だった。セルフ発送機の導入後は、この部分を利用者自身が行う。スマートフォン画面に表示したバーコードをセルフ発送機のスキャナーにかざすと、ラベルがその場で印刷される。荷物に貼り付け、機械の投函口へ入れれば発送完了だ。バーコードの読み取りから投函までは10秒程度で完了する。レジに並んで順番を待つ必要もなくなる。

対応10サービス サイズ超過や手書き伝票は対象外

対応するのは、ヤマト運輸が配送を担うサービスに限られる。メルカリの「らくらくメルカリ便」、Yahoo!オークション、Yahoo!フリマ、楽天ラクマ、pixiv、MECHAKARI、airCloset、ニッセン、Rentio、「宅急便をスマホで送る」など10サービスだ。フリマ・オークション系だけでなく、ファッションレンタルの「MECHAKARI」「airCloset」、家電レンタルの「Rentio」、通販の「ニッセン」まで幅広い業種が名を連ねる。いずれも発送場所としてセブン‐イレブンを選択できるサービスに限られる。

一方で使えない荷物もある。対象は投函ボックスに収まるヤマト運輸のMサイズ以下の宅配便で、規格を超える大きな荷物は対象外。機械はバーコードを読み取ってラベルを発行する仕組みのため、手書きの伝票を使う荷物のように、あらかじめ発行されたバーコードのない荷物には対応できない。発送場所としてセブン‐イレブンを選べないサイトの荷物は、そもそも対象に含まれない。こうした荷物は、これまで通りレジでの手続きが必要だ。

店舗の負担も軽減 レジ発送との違い

先行して設置した店舗では、利用が定着した例があった。レジでの宅配便受付件数が減った店舗がある一方、セルフ発送機の設置後に受付件数全体が増えた店舗もある。

セブン‐イレブン・ジャパン マーケティング本部の竹ヶ原浩平氏はFNNの取材にこう語った。

「従来のレジだと数分かかるが、こちらだと10秒近くで完結する。(お客さまの)使い勝手もよくなる」

コンビニ業界では人手不足と人件費の上昇が続いている。宅配便の受付はレジ業務の中でも時間がかかりやすく、従業員の負担になってきた分野だ。セルフ発送機は、その負担を軽くする狙いもある。レジでの対応時間が減れば、店舗は品出しや接客など他の業務に人手を割きやすい。来店客にとっても、発送客のレジ待ちに巻き込まれにくくなる利点がある。

対象はまだ一部 2027年春に全国3000店舗へ

セルフ発送機は、まだ全店舗に設置されているわけではない。東京都内の一部店舗に加え、埼玉県、千葉県でも導入が始まっており、発表時に紹介された多摩センター駅西店(東京都多摩市)もその一つだ。近くの店舗に設置されているかどうかは、セブン‐イレブンの公式サービスページに掲載された店舗一覧で確認できる。設置店舗でなければ、これまで通りレジでの発送手続きになる。

両社は2027年春までに、全国3000店舗への拡大を目指す方針を示した。全国に2万店舗以上を展開するセブン‐イレブンの中では、およそ7店に1店の割合になる計算だ。当面は首都圏を中心に導入が進んでおり、対応サービスも今後、順次拡大する予定だ。荷物について不明な点があれば、ヤマト運輸サービスセンター(0570-200-000、8時から21時、年中無休)でも確認できる。

フリマアプリの利用が定着し、コンビニ発送はもはや特別な作業ではなくなった。荷物を送る機会が多い人ほど、セルフ発送機による時短の恩恵は大きい。近くの店舗に設置されているか、次に荷物を送る前に確認しておくと戸惑わずに済みそうだ。

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

寄稿者

MEDIA DOGS 編集部
メディアドッグス株式会社のMEDIA DOGS 編集部チーム。インターネットマーケティングに約10年携わるメンバーで編成し、企画・取材・執筆から公開後の改善まで一貫して担当。「出会いを、設計する。」のもと、人と企業が正しく出会える場をつくるために、一次情報の確認とファクトチェックを徹底。情報をわかりやすく誠実に届け、読者の疑問を解決します。

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