木梨憲武・安田成美夫妻、UCCのCMで夫婦初共演 11月2日から全国放送、結婚30年超の2人が見せた「香りよ〜し」の掛け合い

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
とんねるずの木梨憲武(64)と俳優の安田成美(59)夫妻が、UCC上島珈琲の新しいテレビCMに出演した。夫婦そろってのCM出演はこれが初めてだ。家庭用レギュラーコーヒー「UCC ゴールドスペシャル」を使うCMで、11月2日から全国で放映が始まっている。木梨がハンドドリップでコーヒーを淹れ、安田が「香りよ〜し」とほほ笑む、穏やかな夫婦の時間を描いた30秒と15秒の2本。12月には別バージョンの放映も予定する。
UCC「ゴールドスペシャル」の新CM、11月2日から全国で
CMのタイトルは『A Happy Cup of LIFE〜愛する人に、ハンドドリップしよう。』篇。UCC上島珈琲が進めるコーポレートブランディングプロジェクト「A Happy Cup of LIFE」の一環として作られた。コーヒーのある日常の幸せを伝え、これまでの愛飲者に加えて若い世代にもコーヒーの魅力を広げる狙いがあるという。
放映の概要は次のとおりだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 『A |
| 出演 | 木梨憲武、 |
| 放映開始 | 2026年11月2日 |
| 長さ | 30秒・ |
| 使用商品 | UCC |
| 12月 | 別バージョン |
| 11月22日「いい夫婦の日」 | 交通広告や新聞などで特別なグラフィック広告を展開 |
| 特設サイト | UCC公式サイト内でメイキング・ |
CMに登場する「UCC ゴールドスペシャル」は1977年に発売された同社の主力ブランドだ。UCC上島珈琲は、インテージの調査(レギュラーコーヒー袋入り粉のブランド販売金額、2000年1月〜2025年12月)をもとに、26年連続で売上No.1だとしている。50年近く家庭の食卓にある商品を、結婚30年を超える夫婦が淹れる。CMの組み合わせには、そんな重なりも見える。
「温度よ〜し」から「UCCだね」まで、CMで交わす掛け合い
舞台はリビング。木梨が「の」の字を描くようにお湯を注ぎ、ふっくらと膨らむコーヒーの粉を見つめながら「温度よ〜し。注ぎよ〜し」と楽しそうに声を出す。隣ではマグカップを手にした安田が「香りよ〜し」と続く。
淹れたての1杯を受け取った安田は「変わらないね〜」とひと言。続けて「このしあわせ」と目を細め、その表情に木梨も「ゴールドスペシャル、よ〜し」と上機嫌だ。最後は2人がソファに並んで座り、安田の「UCCだね」で締めくくられる。
派手な演出はない。夫が淹れ、妻が受け取り、並んで飲むだけの場面だ。それでも、長年連れ添った2人が同じ画面に収まると、何気ないやりとりが実際の暮らしの一場面のように見えてくる。CMのテーマは「コーヒーが紡ぐ日常のしあわせ」だという。
監督がカットを忘れた撮影現場、夫婦が語ったコーヒーの時間
撮影は木梨のハンドドリップから始まった。お湯を注ぐとスタジオにコーヒーの香りが広がり、そこへ安田が合流した。落ち着いたセットの雰囲気もあり、2人はリラックスした様子でカメラの前に立ったという。
ソファでコーヒーを楽しむ場面では、2人の掛け合いが途切れずに続いた。スタッフから笑いが起き、監督がカットをかけ忘れてカメラを回し続けたほどだった。木梨が「ずいぶん使いどころあるよ!ね、なるちゃん?」と安田に話しかけると、安田も「あるある!」と応じた。
公開されたインタビューで、安田は初の夫婦CMについて「ナチュラルに(撮影)出来たような…」と振り返った。印象に残った出来事には、目線を作る場面で木梨が目印として手を出してくれたことを挙げている。
「手伝ってもらえるとは思わなかったので優しいなと思いました」
そう明かした安田に、木梨は「優しいです!」と返した。
2人ともコーヒー好きだ。木梨は朝から昼、夕方までコーヒーとともに過ごすといい、普段はそれぞれが自分の好みで淹れているという。安田は「憲武さんが(コーヒーを)飲む時に、ついでに一緒に淹れてもらえたらいいかな」と話し、「わざわざじゃなくていいので」と付け加えた。
木梨は撮影を「穏やかな雰囲気とコーヒーでいい時間を過ごせました」と表現し、毎日飲むコーヒーの時間も大事だと語る。安田は、毎日平和に穏やかな1日を終えられることがありがたく、幸せだと話した。慌ただしい日々の中でコーヒーの時間を大切にしてほしい、CMを見た人に共感してもらえたらうれしい、とも述べている。最後に木梨は、「なるさん」と呼びかけて、この日の撮影への感謝を安田に伝えた。
映画『そろばんずく』の共演から結婚30年超、CMでの夫婦初共演が注目される理由
2人の出会いは、1986年公開の映画『そろばんずく』での共演だった。木梨は2022年5月に出演した日本テレビ系『おしゃれクリップ』で、安田への一目ぼれだったと明かしている。交際を経て1994年に結婚し、2男1女の3人の子どもに恵まれた。子どもたちはすでに全員が成人しており、木梨は同じ番組で「3人子どもがいるけど、ほぼほぼ全部、なるさんが育ててくれた」と感謝を伝えた。
結婚から30年あまり。芸能界でもおしどり夫婦として知られる2人は、2025年にNHKの旅番組『憲武 成美の 南米・インカ 夫婦道』で夫婦そろってテレビに出演したが、CMで夫婦そろって出演するのはこれが初めてだ。長く連れ添った夫婦が、商品の広告の中でも「夫」と「妻」として並ぶ。そこに、このCMが注目される理由がある。
台本のセリフよりも、撮影の合間にこぼれた会話のほうが印象に残る。監督がカットを忘れたというエピソードも、2人の普段の空気が撮影現場にそのまま流れていたことを示している。
木梨はとんねるずとしての活動に加え、歌手や画家としても活動の幅を広げてきた。作品展「木梨憲武展」は全国を巡回し、3度目の巡回展「木梨憲武展-TOUCH」は2026年も4月から5月に岡山シティミュージアム、7月から8月にサッポロファクトリーギャラリーで開かれた。現在は名古屋の松坂屋美術館で11月23日まで開催中だ。一方の安田は俳優として映画やドラマで活躍してきた。それぞれの道を歩んできた2人が、64歳と59歳で初めて夫婦CMに並んだ。
12月には別バージョン、11月22日「いい夫婦の日」には広告も
CMの展開は11月だけで終わらない。12月には、30秒と15秒の別バージョンが放映される予定だ。どんな場面が描かれるのか、内容はまだ明らかにされていない。
11月22日の「いい夫婦の日」に合わせ、交通広告や新聞で特別なグラフィック広告も展開する。結婚30年を超える2人が「いい夫婦の日」の広告に登場するのは、時期としても自然な流れだ。
UCC上島珈琲の特設サイトでは、撮影の様子を収めたメイキング映像とインタビュー映像を見られる。テレビで流れる30秒や15秒には収まらない、2人の素の掛け合いを確かめたい人は特設サイトをのぞいてみるといい。同じページでは、おいしいハンドドリップの淹れ方を紹介する動画も公開している。
木梨が淹れ、安田が「香りよ〜し」と受け取る。結婚30年を超えた夫婦の日常が、この秋、テレビの画面に流れる。
[文/構成 by ライター 小川 そら]









































































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