大谷翔平は4打数無安打も、ドジャースが9-5でフィリーズに快勝 マンシーの2ラン弾で勝ち越し

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ドジャースが7月23日(日本時間)、敵地フィラデルフィアでフィリーズを9-5で下した。1番・指名打者で先発した大谷翔平は4打数無安打1四球と快音が響かず。それでも打線が9得点でカバーし、チームは3連戦を2勝1敗で勝ち越した。
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ドジャースが9得点で快勝、大谷は無安打
ドジャースが7月23日(日本時間)、シチズンズバンク・パークでフィリーズと対戦し、9-5で勝利した。強豪フィリーズとの3連戦を2勝1敗とし、直近2試合を連勝で締めくくった。
主役は打線だった。序盤のビハインドを二度ひっくり返し、終盤に突き放して9点を奪う。1番・指名打者で出場した大谷翔平は4打数無安打1四球で、打率は.283となった。
チームの中心が沈黙しても、周りが穴を埋める。近ごろのドジャースが見せる勝ちパターンが、この試合にも表れた。前日までの3連戦で1敗を喫していただけに、連勝でのカード勝ち越しは意味を持つ。
二度追いつき、5回に試合が動いた
試合は静かに始まらなかった。1回裏、フィリーズはアレク・ボームの2ランで2点を先制する。ドジャースは3回表、ダルトン・ラッシングのソロ本塁打で1点を返した。
流れが大きく動いたのは5回だ。ラッシングが走者をかえす2点タイムリー二塁打を放ち、3-2と逆転に成功する。だがその裏、フィリーズのブライアン・デラクルスにソロ本塁打を浴び、すぐに3-3の同点へ引き戻された。
一進一退の展開に決着をつけたのは、4番のバットだった。6回表、マックス・マンシーが2ラン本塁打を放ち、5-3と勝ち越しに成功する。この一発が、試合の主導権をドジャースへ引き寄せた。追う立場から追われる立場へ。潮目が変わった瞬間だ。
8回に突き放す、エドマンの走者一掃三塁打
リードを得たドジャースは8回表、試合を決めにかかった。カイル・タッカーの犠牲フライで1点を加えると、続くトミー・エドマンが走者一掃のタイムリー三塁打を放つ。この回で一気に加点し、8-3と大きく引き離した。
フィリーズも8回裏にボーム、9回裏にJ.T.リアルミュートがそれぞれ1点を返したものの、反撃はそこまで。9-5でドジャースが逃げ切った。
先発したエリック・ラウアーが勝ち投手となり、今季4勝目を挙げる。ここまで無敗の4勝0敗と安定した投球を続けている。敗れたフィリーズは先発のアーロン・ノラが3勝8敗目を喫し、本拠地で援護を生かせなかった。
大谷の一日、申告敬遠と併殺の間で
トップバッターの大谷に、この日は快音がなかった。第1打席は一直、第2打席は二ゴロに倒れる。第3打席では申告敬遠で歩かされ、勝負を避けられる場面もあった。
第4打席は遊撃への併殺打、最終打席は中飛。4打数無安打1四球という結果に終わった。バットは湿ったものの、相手が申告敬遠で逃げる打者であることに変わりはない。長打を警戒され、勝負を避けられる存在であり続けている。
大谷はここ最近、左膝の状態と向き合いながら指名打者に専念してきた。オールスターを辞退し、後半戦に照準を合わせた中で、この日は1番・DHでフル出場を果たす。結果こそ出なかったが、打席に立ち続けること自体が復調への足がかりとなる。快音は次戦以降に持ち越しだ。
打線の厚みが示す、ドジャースの強さ
中心打者が無安打でも9点を取れる。ここにいまのドジャースの強さがある。
ラッシングは本塁打とタイムリーで打点を稼ぎ、若い捕手が攻撃を引っ張った。マンシーの一発が試合を動かし、エドマンの走者一掃打が勝負を決める。誰か一人に頼らない攻撃が、接戦を快勝に変えた。
大谷個人の数字が伸びなかった一戦を、チーム全体でカバーする。二度のビハインドをはね返して勝ち切ったフィリーズ戦は、選手層の厚みを改めて示す試合となった。中心打者がいつ本来の姿を取り戻すのか。上位を走るドジャースにとって、打線が本格的にかみ合う日は遠くない。
[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]
































































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