きんつくろい -金繕い-、西垣匠と乃木坂46遠藤さくらが出演 吉田鋼太郎主演SPドラマのキャスト

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吉田鋼太郎主演のスペシャルドラマ『きんつくろい -金繕い-』に、西垣匠と乃木坂46の遠藤さくらが出演する。フジテレビが2026年9月22日に発表した。西垣が主人公の家具職人・柊恒一(ひいらぎ・こういち)の若き日を、遠藤が柊の幼なじみで初恋の相手・守谷薫(もりや・かおる)の若き日を演じる。放送はフジテレビ系で2026年10月8日(木)22時から。
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西垣匠と遠藤さくらが担うのは40年前の青春時代
フジテレビが2026年9月22日、スペシャルドラマ『きんつくろい -金繕い-』の追加キャストを明らかにした。現在の柊恒一を吉田鋼太郎が演じる本作で、西垣匠と遠藤さくらの2人が受け持つのは、物語の出発点となる40年前の場面になる。
西垣が演じるのは、柊の青年時代。現在の柊は世界的な評価を受けながら創作への情熱を失い、山奥で孤独に暮らす。だが若き日の彼は、自分の手で人の暮らしに寄り添う椅子を作りたいと願う、ひたむきな青年だった。無口で不器用ながら、家具と向き合う時だけは目を輝かせる。その落差を、西垣が繊細に表現する。
遠藤が演じる守谷薫は、柊の幼なじみであり初恋の相手にあたる。家具職人になるという柊の夢を誰よりも応援していた一人だ。長い年月をともに過ごしてきたからこその近さがある一方、互いを大切に思うほど、今ある関係を壊すことが怖くなる。2人は肝心な気持ちを言葉にできないまま時間だけを重ねた。そんなある日、柊は一人前の職人になるためイタリアへ渡る決断を下す。
恋人未満のまま離れていく距離感を、西垣と遠藤がどう積み上げるか。互いを誰より大切に思いながら、最後まで本心を伝えられなかった2人の初恋が、現在へとつながるウイスキーグラスの秘密をほどいていく。
公式発表済みのキャストと役名
現時点で公表されている出演者と役柄は次の通り。
| 出演者 | 役名 | 役柄 |
|---|---|---|
| 吉田鋼太郎 | 柊恒一(現在) | 山奥のアトリエで家具の修理を請け負う職人 |
| 中島颯太(FANTASTICS) | 守谷夏樹 | 就職活動中の大学生。薫の孫 |
| 西垣匠 | 柊恒一(若き日) | 椅子作りを志し、イタリアへ渡る青年 |
| 遠藤さくら(乃木坂46) | 守谷薫(若き日) | 柊の幼なじみで初恋の相手 |
現在の薫と、その夫・守谷誠二(もりや・せいじ)を演じるキャストは、9月22日時点で近日発表予定とされている。誠二は柊と薫にとっての親友で、40年前の送別会にも同席した人物だ。
山崎12年で交わした乾杯と、割れたグラス
柊がイタリアへ旅立つ日、柊と薫、そして誠二の3人は送別会を開く。薫が用意した山崎12年を3つのグラスに注ぎ、柊の夢に乾杯する穏やかな時間。それでも柊も薫も、自分の本当の思いは口に出せないままだった。薫は柊にウイスキーグラスを贈り、帰国後に同じグラスで一緒に飲むことを約束して、2人は別々の人生へ歩き出す。
それから40年。薫の孫である夏樹が柊のもとへ持ち込んだのが、あの日の約束を宿した割れたウイスキーグラスだった。なぜ約束は果たされなかったのか。そばにいた誠二は何を知っているのか。現在と過去が重なるたび、登場人物たちが胸の奥にしまってきた思いが浮かび上がる。
本編は、その割れたグラスを柊が金継ぎで直していく過程を軸に進む。食器の修理は受けていないと一度は夏樹を追い返そうとする柊だったが、元通りにならなくても傷ごときれいにしてほしいという夏樹のまっすぐな言葉に動かされる。過去にとらわれて新作を作れない職人と、カメラを仕事にするか迷う大学生が、世代を越えて少しずつ心を通わせていく。
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西垣匠「青年期が切なければ切ないほど」
西垣は公式発表のコメントで、台本を読んだ時の印象と役への向き合い方を語っている。
「台本を読ませていただいた時に、とても美しい物語だなと感じました。柊という役は、優しさはあるけれど、とても不器用で椅子作りに人生をささげた男です。吉田鋼太郎さん演じる現在の柊ときちんとつながるように頑張りたいと思いました。また、薫との恋模様にも注目していただきたいです。青年期が切なければ切ないほど、現在の柊がより魅力的になるはずだと思ったので、彼の一生懸命な人生がしっかりと皆様に伝わるように演じさせていただきました」
撮影現場については、若き日の3人が集まるシーンが多く、雑談の時間も長かったと明かす。天候に恵まれず、誰が雨男や雨女なのかを話題にしたことを覚えているという。イタリアで修行する場面もあり、初めてのイタリア語に不安を感じていた時には師匠役のピエトロから指導を受けたと振り返った。視聴者へは、柊と夏樹が相棒のような関係になっていく点、そして柊がなぜ今の性格になったのかに注目してほしいと呼びかけている。
遠藤さくら「特に緊張が走ったシーンでした」
遠藤も公式発表でコメントを寄せた。
「素直にとてもうれしく、参加させていただけることに感謝の気持ちでいっぱいでした。1970年代~1980年代の薫を生きられること、そしてその時代に触れられること、全てが貴重でありがたい経験でした。あの頃は楽しかったな、いい時代だったな、けれど少し寂しさが残るな。思い出すたびに、懐かしい記憶が蘇(よみがえ)るように、私もこの作品に全力で向き合っていきたいです」
若い頃を演じる3人での芝居がほとんどで、服装や髪型から時代を感じられたのも楽しかったと続けた。山崎12年を3つのグラスに注ぐ場面については、美しくかつ美味しそうに見せられるよう特に緊張が走ったシーンだったと明かしつつ、自分の手で山崎12年を注げることがうれしく、わくわくもしたと話している。
遠藤は2018年に乃木坂46の4期生として活動を始めた。シングルでセンターを務める一方、『non-no』の専属モデルとしても活動する。『もしも、イケメンだけの高校があったら』(2022年/テレビ朝日系)で地上波ドラマに初出演し、連続テレビ小説『らんまん』(2023年/NHK)に出演。FODオリジナルドラマ『トラックガール』(2023年)と『トラックガール2』(2025年)では主演を務めた。
西垣は2021年に『夢中さ、きみに。』(毎日放送)で俳優デビュー。同年の『ドラゴン桜』(TBS系)で注目され、『消えた初恋』(2021年/テレビ朝日系)、『みなと商事コインランドリー』シリーズ(2022年・2023年/テレビ東京系)、『わたしの宝物』(2024年/フジテレビ系)、『続・続・最後から二番目の恋』(2025年/フジテレビ系)などに出演してきた。
サントリーとフジテレビの企画、第3弾に
本作は、サントリーとフジテレビが組む「ヤンシナ脚本家応援プロジェクト by SUNTORY」の第3弾にあたる。フジテレビヤングシナリオ大賞の受賞者にオリジナルドラマ執筆の機会を提供し、その後の活躍を後押しする取り組みで、2024年に始動した。未来の脚本家を育てるフジテレビと、その挑戦を応援しながら酒が人生にもたらす豊かさや魅力を届けるサントリーがタッグを組む。第1弾は2024年9月25日に放送された『最寄りのユートピア』、第2弾は2025年12月24日に放送された『ドビュッシーが弾けるまで』だった。
3作目となる本作も商品テーマにウイスキーを掲げる。脚本は第33回フジテレビヤングシナリオ大賞で佳作を受賞した金民愛が担当し、これがテレビドラマ脚本の初仕事になる。金は公式コメントで、自分が思い描いた物語が映像になることを感慨深く思っていると述べ、執筆中は迷うこともたくさんあったが、プロデューサーや監督に温かく支えてもらったおかげで最後まで大切に書きあげることができたとつづった。
演出は清矢明子。『あなたがしてくれなくても』(2023年/フジテレビ系)、『新宿野戦病院』(2024年/フジテレビ系)、『最後の鑑定人』(2025年/フジテレビ系)などを手掛けてきた。プロデュースは木曜劇場『愛の、がっこう。』(2025年/フジテレビ系)や『ナンバMG5』(2022年/フジテレビ系)の栗原彩乃と、『続・続・最後から二番目の恋』『最後の鑑定人』の郷田悠(FCC)が務める。制作協力はFCC、制作著作はフジテレビ。
主演の吉田は俳優歴40年以上を数える。本作で初めて家具職人役に挑み、フジテレビ系のドラマで主演を務めるのは『おいハンサム!!2』以来2年ぶりとなる。自身も酒好きとして知られる吉田は、オファーを受けた時の感想を「主演でお話をいただいたので、びっくりしました」と語り、手先が不器用なため職人役の準備は大変だが、やりがいはあると明かしている。
放送は10月8日22時から、94分の枠で
『きんつくろい -金繕い-』はフジテレビ系で2026年10月8日(木)22時から23時34分に放送される。第1弾、第2弾と同じ94分枠での放送になる。
割れた器を漆と金で直し、傷跡を含めて新たな姿に変える金継ぎ。それと並ぶ鍵になるのが、40年前と現在をつなぐウイスキーだ。時間をかけて熟成する酒と、壊れたものを別の形で直す技法を重ね合わせ、完全には元に戻らなくても人は再びつながれるという希望を描く。
清矢は公式コメントで、壊れてしまった人間関係を、そして自分自身を、金継ぎのように丁寧につなぎ直していく物語だと説明し、グラスを片手にゆったり楽しんでほしいと呼びかけた。栗原も、遠回りした時間も決して無駄ではなかったと観た人の心にしみ渡る作品になっていればうれしいとコメントしている。
フジテレビは、2026年9月26日からフジテレビヤングシナリオ大賞の過去作品と関連作品をTVerで無料配信することも明らかにしている。10月3日(土)13時30分からは第37回ヤングシナリオ大賞『もうええわ』の放送も控える。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]





































































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