那須川天心「去年は大赤字でした それでもやるんです!!」 9・27世界戦の約1か月後に天心祭を今年も開催

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那須川天心(27)が8月3日、Xを更新し「天心祭2026」の開催を告知した。会場は地元・千葉県松戸市の松戸中央公園で、開催日は10月31日と11月1日の2日間。「去年は大赤字でした それでもやるんです!!」と本音もつづった。9月27日に控える井上拓真との再戦から約1か月後の開催となる。
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天心祭、今年も10月31日から2日間開催
プロボクシングWBC世界バンタム級1位の那須川天心(27)=帝拳=が8月3日、自身のXを更新した。10月31日と11月1日の2日間、千葉県松戸市の松戸中央公園で「天心祭2026」を開催すると発表している。
那須川は投稿で「天心祭2026年開催します 去年に引き続き今年もやります 魂が震える様な祭りにします」とつづり、地元での大型イベントを今年も開く意向を示した。
会場の松戸中央公園は那須川が生まれ育った松戸市内にあり、地元密着のイベントは2年連続となる。
那須川は1998年8月18日生まれ、松戸市出身。15歳だった2014年にキックボクシングでプロデビューし、16年にRIZINで総合格闘技に参戦した。18年にはRISE世界フェザー級王座を獲得し、キックボクサーとして数々のタイトルを積み上げてきた。22年の武尊戦を最後にプロボクシングへ転向し、現在のプロ戦績はボクシング9戦8勝(3KO)1敗、キックボクシング42戦42勝(28KO)となっている。キック時代に打ち立てた公式戦54連勝という記録は、格闘技界で早くから那須川の名を広く知らしめる存在だ。
武尊戦を境に、那須川は活動の舞台をボクシングへと移した。キックボクシングとは打撃のルールも階級の刻み方も異なる世界で、いちからキャリアを積み直す挑戦でもあった。その道のりの先に位置づけられるのが、9月27日の井上拓真戦だ。
去年は2万人集客も大赤字、それでも継続
天心祭は昨年8月23、24日に初開催され、2日間で約2万人を集めた。数千万円規模の運営資金は那須川自身が自費で投じ、盆踊り用のやぐらやステージも設営するなど、当日は朝から晩まで会場を駆け回った。
天心祭は那須川本人が主催するイベントで、格闘技の枠を超えた地域交流の場として企画されてきた。昨年の初開催は那須川の知名度を追い風に大きな反響を呼んだ一方、運営コストの重さも同時に浮き彫りになっている。企業がスポンサーに付く大型興行とは違い、個人が資金を背負って地元に催しを届ける企画だ。
初開催から1年、那須川は今回の投稿で率直な胸中を明かしている。
「去年は大赤字でした それでもやるんです!!」
赤字を認めながらも、2年連続の開催に踏み切った。イベントの規模の大きさと、那須川自身が抱えてきた負担の大きさがうかがえる発言だ。それでも歩みを止めない姿勢は、地元へのこだわりの強さを映す。
「有名や地位は関係ない」仲間・スタッフを募集
投稿では今年の運営体制にも触れている。「今回はスポンサーや屋台、ステージ披露 パフォーマンスなど様々な協力してくれる仲間を募集します」とし、規模を広げる方針も示した。企業単位のスポンサーだけでなく、個人単位の協力も広く受け入れる姿勢だ。
「有名とか地位とか関係ないです 同じ気持ちを持った方々に参加をして欲しいです」。那須川はそう続け、経歴や知名度を問わず参加を歓迎する姿勢を強調している。
具体的な応募方法については「近々応募の詳細を出しますのでお待ちください」とし、後日改めて案内するという。「面白い事、ワクワクする事やっていきましょう」との呼びかけには、去年以上の祭りに育てたいという意欲がにじむ。
「最高の祭をみんなでつくりましょう!!!」。那須川は力の込もった言葉で投稿を締めくくった。
9・27に井上拓真と再戦、勝利すれば新王者に
天心祭の開催は、那須川にとって大一番を終えた直後にあたる。9月27日、トヨタアリーナ東京で対戦するのは、WBC世界バンタム級王者の井上拓真(30)=大橋=。2度目の防衛に挑む王者への挑戦だ。井上拓真は大橋ジム所属で、4団体統一王者・井上尚弥の弟にあたる実力者でもある。1度目の防衛をすでにクリアした王座に、那須川が挑む構図だ。
那須川は昨年11月、キックボクシングから転向して8戦目で初の世界戦に臨んだ。この一戦で井上に0-3の判定負けを喫し、15歳でキックボクサーとしてデビューして以来積み重ねてきた公式戦連勝記録は「54」で止まった。今年4月には再起戦として挑戦者決定戦に臨み、元世界2階級制覇王者のフアンフランシスコ・エストラダ(36)=メキシコ=を9回終了TKOで下し、自力で再戦の切符をつかんでいる。
一度は敗れた相手に、再び挑む。那須川にとって9月27日は、実力を証明する再挑戦の舞台だ。4月のエストラダ戦で見せたTKO勝利の勢いを、世界タイトルの舞台でも発揮できるかが焦点となった。
9・27で雪辱を果たせば、那須川は新王者として天心祭の舞台に立つ。ボクサーとして一つの区切りを迎えた直後の祭りに、地元・松戸のファンがどれだけ集まるか。試合の結果にかかわらず、天心祭は10月31日から2日間、予定どおり松戸中央公園で開かれる。
[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]







































































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