モナキ、新語・流行語大賞にノミネート ケンケンは紅白で今の体制の純烈との共演願う、メンバーの喜び

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
純烈の弟分の4人組歌謡グループ「モナキ」のグループ名が11月5日、現代用語の基礎知識 選「2026 T&D保険グループ新語・流行語大賞」のノミネート30語に入った。4人は同じ日、東京スカイツリータウンの点灯式に出席した。取材でケンケンは年末のNHK紅白歌合戦について、2027年3月末で白川裕二郎が卒業する前の純烈と一緒に出たいと思いを明かした。紅白の出場歌手は、11月6日の時点でまだ発表されていない。
グループ名「モナキ」が30語の1つに
第43回となる2026年の新語・流行語大賞は、11月5日にノミネート30語を発表した。主催する自由国民社の公式サイトでは、「モナキ」は50音順で28番目に載っている。一つの言い回しやせりふではなく、グループ名そのものが候補になった。
公式サイトの説明では、ノミネート語は年鑑『現代用語の基礎知識』に収められた用語をもとに、自由国民社と大賞事務局が選ぶ。30語の中からトップテンと年間大賞を決めるのは選考委員会で、漫画家・コラムニストの辛酸なめ子、お笑い芸人のパトリック・ハーラン、俳優・エッセイストの室井滋、漫画家のやくみつる、『現代用語の基礎知識』編集長の大塚陽子の5人が務める。
発表に添えられた解説は、モナキを男性歌謡コーラスグループ「純烈」の酒井一圭がプロデュースする4人組と紹介した。デビュー曲「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」に触れたうえで、「純烈ファンの中高年層を主なファン層と見込んでいたが、個性あふれる4人の魅力と簡単な振り付け、耳に残るフレーズが支持され、若年層へも人気が拡大中」と説明している。
狙っていたのは、兄貴分の純烈を応援する中高年のファンだった。ところが、耳に残る関西弁のフレーズと覚えやすい振り付けが若い世代にも届き、人気が広がっている。解説が書いているのは、その広がり方だ。
デビューから約7か月で流行語の候補に
メンバーは、じん(39)、おヨネ(29)、ケンケン(30)、サカイJr.(37)の4人。サカイJr.は一級建築士の資格を持つ。グループが初めてお披露目されたのは、2025年11月26日に東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYAで開かれた「いい風呂の日 純烈コンサート2025」の中だった。
メジャーデビューは2026年4月8日。デビュー曲のサビを先に公開した動画がTikTokで広まり、デビュー前の時点で再生回数は7億回を超えていた。6月30日には「TikTok上半期トレンド大賞2026」で大賞に選ばれている。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2025年11月26日 | 「いい風呂の日 |
| 2026年4月8日 | 「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」でメジャーデビュー |
| 2026年6月30日 | 「TikTok上半期トレンド大賞2026」で大賞 |
| 2026年11月5日 | 新語・ |
| 2026年12月1日 | トップテンと年間大賞を発表予定 |
その後も活動の幅は広がった。10月15日には広島市で、広島城と旧城下町エリアを盛り上げるキャンペーン「はじまりは 広島城」の大使に任命され、デビュー曲の広島弁バージョンを初めて歌っている。
関連記事:モナキ、広島弁『ほんまじゃけぇ☆なんでなん☆しらんけどのぉ』初披露 広島城キャンペーン大使
公式Xの動画で4人が喜びを語る
ノミネートが発表された11月5日、モナキの公式Xはノミネートを報告し、応援してくれた人たちのおかげで「ノミネートしていただくことができました」と感謝をつづった。あわせて、スーツ姿のメンバー4人がコメントする動画も載せている。
動画でじんは、流行語は今年を代表する言葉だと受け止めているとして、そこに「モナキ」が入ったことにあっけにとられていると話した。突然大きな花火が上がったような驚きとうれしさだと表現している。おヨネは、ノミネートされるほど「モナキ」という言葉が知られていたことに驚いたと語り、これからも恥じない活動をしたいと続けた。
ケンケンは、まさか選ばれるとは思っていなかったと明かした。2026年はグループにいろいろなことがあったとして、ノミネートを喜んでいる。サカイJr.は、初めて耳にする単語だった「モナキ」が広まってほしいと願っていたと話し、応援してくれた人たちへの感謝を口にした。
スカイツリー点灯式で語った紅白への思い
同じ11月5日、4人は東京スカイツリータウン4階のスカイアリーナで開かれた「東京スカイツリータウン ドリームクリスマス2026 イルミネーション」の点灯式に出席した。すみだ少年少女合唱団のクリスマスソングのあと、4人は点灯のボタンを押し、デビュー曲も一節披露した。イベントの期間は12月25日までで、一部のイルミネーションは2027年2月28日まで点灯する予定だ。
イベント後の囲み取材で、4人はノミネートについても語った。じんはここまで来ると「怖い」と打ち明け、喜びよりも、あっけにとられるような驚きに変わってきていると心境を語る。そのうえで、目の前のことを大事にして初心を忘れずに続けたいと話した。
話題は年末の紅白歌合戦にも及んだ。点灯したスカイツリーの頂が赤と白に輝いていたことを報道陣に指摘されると、じんは「王手」という言葉を口にし、「狙いたいですね」と答えている。
ケンケンが挙げたのは、兄貴分の名前だった。純烈の白川裕二郎が来年卒業することに触れ、「願わくば」と前置きして、今の体制の純烈とモナキで一緒に紅白に出られたらうれしいと話した。
モナキが紅白に出るかどうかは、まだ決まっていない。第77回NHK紅白歌合戦は12月31日に放送されるが、出場歌手は11月6日の時点でも発表されていない。ケンケンの言葉は、出場が決まったという話ではなく、出たいという願いだ。
白川裕二郎の卒業前、最後の大みそか
ケンケンが今の3人の純烈との共演にこだわる理由は、純烈の予定にある。リードボーカルの白川裕二郎は2027年3月31日でグループを卒業すると、6月8日に発表した。純烈は解散せず、新メンバーを募るオーディションを同じ日に始めている。
関連記事:白川卒業後の純烈、モナキを倒す新体制へ 酒井一圭「もー何とかなるやろ。しらんけど」関西ノリで前向き
純烈は2018年の第69回で紅白に初めて出場し、2025年の第76回まで8年連続で大みそかの舞台に立った。今の酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太の3人で紅白に出られるのは、白川が卒業する前の2026年が最後になる。弟分が兄貴分と同じ年に紅白へ出るかどうか。その答えは、NHKの出場歌手発表で分かる。
ほかの候補とトップテン発表の日程
ノミネート30語には、エンタメの言葉も並んだ。M!LKの「好きすぎて滅!」と、2012年発売のサカナクションの曲で2026年にネットミームとして再びヒットした「夜の踊り子」も入っている。どちらも、モナキが大賞を受けた「TikTok上半期トレンド大賞2026」で、それぞれ部門の賞に選ばれていた。
関連記事:好きすぎて滅!が新語・流行語大賞ノミネート M!LKは2年連続、発表の解説が示した意味と滅ポーズ
漫画『ちいかわ』のキャラクター、ハチワレのせりふ「なんとかなれーッ」も候補に入った。
関連記事:なんとかなれーッ、新語・流行語大賞にノミネート 元ネタはちいかわのハチワレのせりふ、発表の解説も
スポーツからは、ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート・ペアで金メダルに輝いた三浦璃来と木原龍一の「りくりゅう」が選ばれた。千葉県の市川市動植物園で人気を集めたニホンザルの子ども「パンチくん」も30語の1つだ。
関連記事:りくりゅう、新語・流行語大賞ノミネートに三浦璃来がXで喜び GP中国杯の後輩ゆなすみへ応援呼びかけ
関連記事:パンチくん、新語・流行語大賞にノミネート 市川市動植物園の子ザルの現在、群れで遊び毛繕い
トップテンと年間大賞は12月1日午後2時に発表され、同じ時刻から東京・東京會舘で表彰式が開かれる。デビューした年の年末に、グループ名がトップテンまで残るのか。流行語の結果は12月1日に出る。
[文/構成 by Webライター 朝倉あずさ]














































































コメントはこちら