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白川卒業後の純烈、モナキを倒す新体制へ 酒井一圭「もー何とかなるやろ。しらんけど」関西ノリで前向き

白川卒業後の純烈、モナキを倒す新体制へ 酒井一圭「もー何とかなるやろ。しらんけど」関西ノリで前向き

純烈のリードボーカル・白川裕二郎(49)が2027年3月31日をもってグループを卒業すると6月8日に発表した。約20年間ともに歩んだ母の他界が転機となった決断だ。純烈は同日、新メンバー3人を加えた5人体制を目指すオーディションを発表。リーダーの酒井一圭(50)は弟分グループ・モナキを「倒す」と宣言した。

白川裕二郎が卒業を発表、2027年3月31日限り

6月8日午後、東京都内で会見の場が開かれた。純烈のリードボーカル・白川裕二郎(49)=G-STAR.PRO=がリーダーの酒井一圭(50)、後上翔太(39)とともに壇上に立つ。2027年3月31日をもってグループを卒業する——白川自らがそう明かした。

白川は1976年12月11日生まれ、神奈川県出身。元大相撲力士という経歴を持ち、俳優としては「忍風戦隊ハリケンジャー」に霞一甲/カブトライジャー役で出演し人気を博した。NHK大河ドラマ「功名が辻」「天地人」にも名を連ねる。2007年の純烈結成時からリードボーカルを担い、グループの”声”を背負い続けてきた。約20年間だ。

「自分自身の人生と向き合い、たくさん悩み考えた末の決断」と白川は語った。卒業後も同事務所に在籍し、まず本人と家族の時間を優先する方針だという。「一度立ち止まり肉体的にも精神的にもしっかりと充電させていただき、また皆様の場所に純烈としてではなく白川裕二郎として戻ってきたい」とも述べた。

転機は母の死、「純烈を続ける情熱がなくなった」

なぜ今なのか。答えは2025年10月にある。白川はその月、母を92歳で亡くした。

約20年前、俳優だった白川に酒井が「紅白に出たら親孝行できるんじゃない」と声をかけた。それが純烈の原点だ。母への親孝行を原動力に走り続けた男にとって、その喪失は計り知れない。「純烈を続ける情熱がほかのメンバーよりもなくなった」と白川は率直に打ち明けた。

後上翔太は「お母さんが亡くなった日もつらいはずなのに笑顔でステージに立っていた」と振り返る。リーダーの酒井は白川に「おめでとうございます。よく頑張りました。もっと早くに根を上げると思っとったわ!」と言い放ち、会場の空気を和ませた。それが純烈らしいやり方だ。

6人でスタート、メンバー交代を繰り返した純烈の18年

純烈は2007年、酒井一圭を中心として小田井涼平、白川裕二郎、林田達也、友井雄亮、後上翔太の6人で発足した。2010年にシングル「涙の銀座線」でメジャーデビューし、スーパー銭湯でのライブ活動で独自のファンを開拓する。2018年に「第69回NHK紅白歌合戦」への初出場を果たし、以降8年連続で大晦日の舞台に立った。

メンバーの変遷は激しかった。2016年に林田達也が家族のサポートを理由に脱退。友井雄亮が不祥事で芸能界を引退した。2022年末に小田井涼平がソロ活動に専念するため卒業し、2023年には仮面ライダー俳優の岩永洋昭が加入。しかし岩永も2025年3月末で卒業し、以降は酒井・白川・後上の3人、結成時からの顔ぶれで活動してきた。

白川の卒業後、純烈は2人になる。

「モナキを倒す」、オーディションで夏前に5人組へ

白川の卒業発表と同時に、酒井は「純烈セカンドチャンスオーディション2026」の開催を告げた。募集期間は6月8日から7月31日まで。応募要件は男性で、ジャンル・年齢・国籍・形態を問わない。歌への自信やダンス経験、配信やトークの実力も歓迎するとした。

目標は5人体制だ。「僕と後上の両サイドの真ん中の3人。歌いたい方、目立ちたい方、やる気のある方に集まってほしい」と酒井は呼びかけた。新生純烈の稼働は「夏前くらい」を想定する。

ライバルに名指ししたのが、自らプロデュースする弟分グループ・モナキだ。「モナキを倒すくらいの純烈にしたい。あいつら調子乗っているよね。勝手にオファー来すぎですよね」——プロデューサーらしからぬ本音が会場を笑わせた。続けて「もー何とかなるやろ。しらんけど」と関西ノリで締める。不安を笑い飛ばす一言だ。

弟分・モナキとは SNS総再生13億回超の急成長グループ

モナキは純烈の弟分として酒井一圭がプロデュースを手がける4人組グループだ。メンバーはじん、サカイJr.、ケンケン、おヨネで平均年齢33歳。純烈が以前実施した「セカンドチャンスオーディション」を経て結成された。

2026年4月8日、デビュー曲「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」でメジャーデビュー。デビュー前からTikTokで火がつき、PRイベントが人の多さで中止になる事態も招いた。デビュー曲のSNS総再生回数は13億回を超える。今や各方面からのオファーが後を絶たない。

この日の会見で酒井は長期的な構想も口にした。モナキのメンバーが数年後に純烈へ移り、さらにその先には元メンバーも集う「超純烈」が誕生するという”出世魚システム”だ。元メンバーの小田井涼平の名前も挙がり、報道陣の笑いを誘った。

「大晦日に3人で」から「二烈」へ、止まらない純烈

白川の卒業まで残り約9か月。後上翔太は「残りの期間をしっかりと共に思い出を作り、大晦日の大舞台に3人で立つことを目指す」と言い切った。

2027年4月以降は酒井と後上の2人だけの期間が来る。その期間を「二烈」と名付けたいと酒井は笑いながら話した。「4月1日から1か月だけ二烈をやりたい。ホームページも更新して、ウィキペディアにもちょっと載るくらいにしたい」。欲は尽きない。白川も「やめ烈も入れてくれよ。5人いるよ!」と乗っかった。

卒業と加入を繰り返しながら前へ進む。それが純烈の歩み方だ。新体制がモナキを倒す日が来るかどうか、答えはまだ先にある。

[文/構成 by たかなし もか]

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