美濃加茂高校駅伝、男子2年連続・女子7年連続の都大路へ 岐阜県高校駅伝で男女優勝した美濃加茂高等学校

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
岐阜県美濃加茂市の美濃加茂高等学校が11月1日、山県市で開かれた岐阜県高校駅伝で男女そろって優勝した。男子は2時間7分19秒で2年連続2度目、女子は1時間13分34秒で7年連続7度目の頂点。男女とも、12月20日に京都市で開かれる全国高校駅伝(都大路)への出場を決めた。
男子は2時間7分19秒、女子は1時間13分34秒で男女優勝
男子第77回・女子第38回となる大会は、全国高校駅伝の岐阜県予選を兼ねて11月1日、山県市の四国山香りの森公園付近に設けた特設コースで行われた。主催は県高体連など。男子は7区間42.195キロ、女子は5区間21.0975キロで争い、どちらも美濃加茂がトップでフィニッシュした。男子の距離はフルマラソンと同じで、女子はその半分にあたる。
県大会は12月の全国大会への代表1校を決めるだけでなく、東海地区の大会につながるレースでもある。2024年度の大会要項では、6位までに入った学校に東海高校駅伝の県代表の権利を与えると定めていた。美濃加茂の男女はその中で、県代表として都大路へ進む1枠をそろってつかんだ。
女子には13チーム(15校)が出場した。美濃加茂は1時間13分34秒で優勝し、7年連続7回目の都大路行きを決める。最後の5区を走ったのは久保七海で、右手を上げてフィニッシュした。
男子の美濃加茂は2時間7分19秒で2年連続2度目の優勝となった。報道によると、6区の中島叶夢がトップでアンカーにたすきをつなぎ、そのまま逃げ切った。前回大会で初めて県の頂点に立ったチームが、2年目も主役を譲らなかった。
男女の2位校とのタイム差や各区間の区間賞を記した大会の公式記録は、11月2日時点で公開されていない。
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女子は2020年から7連覇、男子は前回初優勝
女子の連覇は2020年に始まった。7年連続7度目という数字は、初優勝から一度も県の頂点を譲っていないことを示す。2021年は全区間で区間賞を取り、2位に4分01秒の差をつけて2連覇。2024年まで4年続けて全区間で区間賞を取った。
| 年 | 県大会の結果 | 優勝タイム |
|---|---|---|
| 2024年 | 5年連続5回目の優勝 | 1時間10分07秒 |
| 2025年 | 6年連続6回目の優勝 | 1時間11分57秒 |
| 2026年 | 7年連続7回目の優勝 | 1時間13分34秒 |
2025年11月2日の前回大会では、1区の横井咲絢(当時1年)が20分14秒で区間賞を取り、1区から独走した。2区の久保七海(当時2年)、3区の大崎優月(当時3年)も区間賞で続き、アンカーの篠田心晴(当時3年)は区間2位に1分26秒の差をつけている。その久保が、2026年はアンカーとしてゴールテープを切った。
男子の歩みは女子より短い。県内では長く中京高校が強く、2024年には2年連続42回目の優勝を飾っていた。流れが変わったのは2025年だ。美濃加茂は2区で首位を奪うと、7区間のうち2区から5区と7区の5区間で区間賞を取り、2時間3分38秒で初優勝。2位の中京に2分29秒の差をつけ、男子として初めて都大路への切符をつかんだ。
前回の男子のコースは42キロで行われ、2026年は42.195キロだった。距離が違うため、2年のタイムをそのまま比べることはできない。
| 年 | 男子の結果 | 優勝タイム | 距離 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 初優勝 | 2時間3分38秒 | 42キロ |
| 2026年 | 2年連続2度目の優勝 | 2時間7分19秒 | 42.195キロ |
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報道で伝えられた2026年のメンバー
各区間の走者と区間タイムをまとめた公式記録は、11月2日時点で岐阜陸上競技協会や大会側のサイトに掲載されていない。そのため、区間ごとのメンバー表はここでは示さない。
報道で名前が伝えられたのは、男子6区を走り、トップでアンカーの渡部喜市へたすきを渡した中島叶夢と、女子のアンカーを務めた久保七海だ。久保は前回の県大会で2区を走って区間賞を取り、2025年12月の全国大会では4区を任されている。2年続けて県の優勝メンバーに名を連ね、3年生となった今季は最終区でチームを締めた。
前回の男子で区間賞を取った5人のうち、森亮太、長尾優汰、椙生玲路、犬塚尚吾の4人は当時3年生だった。5区で区間賞を取った渡部喜市(当時1年)は、2026年はアンカーを務めた。区間賞の5人のうち4人が卒業した中で、男子は2年連続の優勝をつかんだ。
美濃加茂高等学校は1973年開校の私立校
美濃加茂高等学校は、岐阜県美濃加茂市にある私立の高校で、学校法人美濃加茂学園が運営する。同じ学園には美濃加茂中学校もあり、中高一貫教育を行う。県立高校ではない。
学校の概史によると、開校は1973年(昭和48年)4月1日。当時の美濃加茂市長が、市と周辺の市町村を代表して全日制高校の設置を求めたことがきっかけだった。校名に「美濃加茂」を付けたのは、設立の当初から地元に密着し、地元に貢献できる学校を目指したからだという。開校時は普通科と商業科を置く男女共学の高校として出発した。概史は設立時の総面積を4万4140平方メートルとしており、現在の所在地は美濃加茂市本郷町だ。創立から53年がたった2026年の秋に、男女の駅伝部がそろって地元の名前を背負い、京都へ向かう。
12月20日の都大路、女子は2024年に過去最高タイム
全国高校駅伝は男子第77回、女子第38回の大会で、12月20日に京都市右京区のたけびしスタジアム京都を発着点とするコースで行われる。距離は県大会と同じく、男子が7区間42.195キロ、女子が5区間21.0975キロだ。
女子の美濃加茂は、2024年12月の大会で1時間11分46秒の過去最高タイムを出し、30位に入った。2025年12月21日の大会は1時間14分16秒で51位だった。
大会の公式記録によると、2025年は1区の横井咲絢が21分55秒の区間52位で滑り出し、2区の篠田心晴が13分52秒で区間32位とチーム最高の区間順位を記録した。4区の久保七海は10分13秒の区間42位で、チームの順位を52位から51位に一つ上げている。県内では区間賞を並べるチームでも、全国では1区から上位校との差が開く。全国大会への出場は2020年から続き、12月20日が7度目の挑戦となる。
| 区間 | 走者(当時の学年) | 区間タイム | 区間順位 |
|---|---|---|---|
| 1区 | 横井咲絢(1年) | 21分55秒 | 52位 |
| 2区 | 篠田心晴(3年) | 13分52秒 | 32位 |
| 3区 | 織野琴羽(2年) | 10分44秒 | 51位 |
| 4区 | 久保七海(2年) | 10分13秒 | 42位 |
| 5区 | 大崎優月(3年) | 17分32秒 | 48位 |
表は2025年12月21日の全国高校駅伝・女子での美濃加茂の区間記録。総合は1時間14分16秒の51位だった。
男子は2025年に初めて全国の舞台を踏み、2026年は2度目の出場となる。県内で2連覇を果たしたチームが、全国でどこまで順位を上げられるかが焦点だ。
男女そろっての全国出場は、前回に続いて2年連続。美濃加茂市の高校から出る2つのたすきが、12月20日に都大路を駆ける。
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[文/構成 by スポーツ担当ライター 南條楓]









































































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