「デューン3」ポップコーンバケツはサンドワームが2体に、米AMCが12月17日発売 日本公開は12月18日でIMAXなど4形式

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
米映画館チェーン大手のAMCシアターズが、映画『デューン 砂の惑星PART3』に合わせた限定のポップコーンバケツなどを発表した。目玉は1つのバケツから2体のサンドワームが顔を出す「ダブル・サンドワーム」で、米国のAMCでは12月17日から売り出す。日本では12月18日に日米同時公開となり、IMAXなど4つの形式で上映される。
AMCのバケツは2種類、2体のサンドワームで「分け合う」仕様
AMCが10月29日(米国時間)に明らかにしたのは、ポップコーンバケツ2種類を中心とする限定品だった。カップ2種類のほか、中身が分からないキーホルダーやサンドワームのぬいぐるみも並ぶ。バケツは2024年公開の前作『デューン 砂の惑星PART2』で用意したサンドワーム型の続編にあたり、今回は形も仕掛けも一段と凝ったものになった。
| 商品 | 主な特徴 |
|---|---|
| ダブル・ | ふたから2体のサンドワームが並んで顔を出し、 |
| サンドワーム・ | 1体のサンドワームの横に、 |
| ギルド・ | 宇宙協会 |
| アトレイデス・ | 光る仕掛けのカップ。アトレイデス家の紋章や砂漠の印をあしらう |
ダブル・サンドワームは、口が2つあるので2人で同時に手を入れられる。AMCは、2人で分け合って食べられる点を打ち出した。サンパーは、砂漠の民フレメンがサンドワームを呼び寄せるときに砂に打ち込む装置で、バケツではこれが小さく動く仕掛けとして再現されている。
AMCで飲食部門を統括するシニア・バイスプレジデントのハンク・グリーン氏は、発表の中で、前作のサンドワームバケツが「バイラル現象」になり、ファンが次の一手に高い期待を寄せることは分かっていたと説明した。新しい2種類は映画から直接着想を得たデザインで、体験を「次のレベル」へ引き上げるものだという。
販売は米国内のAMCの劇場で、公開前日の12月17日から始まる。価格は10月30日時点で発表されていない。AMCが欧州で運営するODEONの劇場でも、2種類のバケツなどを扱うと伝えられている。
Regal・Cinemarkも独自デザイン、価格はどこも未発表
米国では、AMC以外の大手チェーンも『デューン 砂の惑星PART3』向けの限定品を用意した。サンドワームを正面から使ったAMCに対し、Regalはバケツの題材にサンドワーム以外のものを選んでいる。
| チェーン | 主なバケツ | 発売時期 |
|---|---|---|
| AMC | ダブル・ | 12月17日 |
| Regal | ギルド・ | 12月中、 |
| Cinemark | カッパー | 近日発売、 |
Regalのバケツは、背が高くブロンズ色をした航宙士の容器の形で、側面の扉を開けるとポップコーンが入っている。透明な「サンズ・オブ・アラキス」カップや、チャニとポールをあしらったセットも並ぶ。Cinemarkのバケツは、側面に古い壁画のようなサンドワームの絵を描き、ふたに小さなサンドワームの像を載せた。
どのチェーンも、10月30日時点で価格を明らかにしていない。米国の大手3社が、同じ作品でそれぞれ別のデザインをそろえた。
前作のバケツはなぜ騒がれたのか
サンドワームは砂の惑星に住む巨大生物
サンドワームは、フランク・ハーバートの小説を原作とするシリーズの舞台、砂の惑星アラキス(デューン)の砂漠に住む巨大な生き物だ。砂の中を高速で動き回り、規則正しい振動を感知して近づいてくる。フレメンはこの習性を知っていて、サンパーで砂を一定のリズムで打ち、サンドワームを呼び寄せて乗りこなす。
前作では、フレメンと暮らすポール(ティモシー・シャラメ)が初めてサンドワームに乗る場面が見せ場の1つになった。
口の形をそのまま再現し、SNSで広まった
AMCが前作で売ったバケツは、ふたから突き出たサンドワームの口が取り出し口になっていた。放射状に並んだ牙の奥へ手を差し入れてポップコーンを取る作りで、価格は約25ドルだった。
ところが、写真が出回ると、その見た目がSNSで冗談の種になり、米人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」がパロディーを放送するほどになる。転売サイトでは、定価を大きく上回る値で出品される例も相次いだ。
AMCの幹部は後に、ここまでの反響は予想していなかったと語っている。それでも、この一件をきっかけに、ハリウッド映画の公開に合わせて凝った形のバケツを出す動きが各チェーンに広がった。
あれから2年。AMCは今回、サンドワームを2体に増やした。
日本公開は12月18日、IMAXなど4形式と前売券
日本では『デューン 砂の惑星PART3』が12月18日(金)に公開される。米国と同じ日に封切る日米同時公開で、配給は東和ピクチャーズと東宝が担う。
上映形式は、IMAX、Dolby Cinema、4DX、MX4Dの4つに決まった。形式ごとに専用のビジュアルも公開されている。
| 上映形式 | 専用ビジュアル |
|---|---|
| IMAX | サンドワームを従えているようにも、 |
| Dolby Cinema | 王座に座るポール |
| 4DX | サンドワームと向き合うチャニ |
| MX4D | 公表なし |
監督のドゥニ・ヴィルヌーヴは、日本の公式サイトで紹介されたコメントの中で、この作品について「可能な限り巨大なスクリーンで観てもらうために作られています」と語った。シリーズは2021年の第1作『DUNE/デューン 砂の惑星』と2024年の『PART2』で、アカデミー賞を合わせて8部門で受賞している。
ムビチケ前売券は10月30日(金)に発売された。価格はどの種類も1,500円(税込)だ。
| 買い方 | 価格(税込) | 特典 |
|---|---|---|
| 劇場で買うカード | 1,500円 | オリジナルクリアファイル |
| 通販のカード | 1,500円+送料 | なし |
| オンライン・コンビニ | 1,500円 | なし |
クリアファイルが付くのは、劇場でカードを買った場合だけになる。特典は1枚につき1つで、数に限りがあり、前売券を扱わない劇場もある。通販・オンライン・コンビニでの販売は12月17日(木)23時59分まで続く。
物語は、前作で復讐を果たし、皇帝の座についたポールのその後を描く。すべてを手にしたポールは、平和を願うがゆえに絶えることのない戦争に巻き込まれていき、ポールを危険視する者による暗殺計画も動き出す。三部作の完結編で、原作はハーバートのシリーズ第2作『デューン 砂漠の救世主』にあたる。
出演はポール役のティモシー・シャラメ、チャニ役のゼンデイヤに加え、レディ・ジェシカ役のレベッカ・ファーガソン、スティルガー役のハビエル・バルデム、イルーラン役のフローレンス・ピューらが続投する。ダンカン・アイダホ役のジェイソン・モモア、アリア・アトレイデス役のアニャ・テイラー=ジョイ、ロバート・パティンソンも名を連ねる。
日本の劇場でバケツは買えるのか
AMCのダブル・サンドワームは、米国のAMCの劇場で売る商品として発表された。日本の配給会社や国内の劇場チェーンからは、10月30日時点で『デューン 砂の惑星PART3』のポップコーンバケツを売るという発表は出ていない。日本の公式サイトで案内されている前売の特典も、劇場で買うムビチケカードに付くクリアファイルだけだ。
2体のサンドワームが日本の売店に並ぶかどうかは、配給会社と劇場チェーンの今後の発表を待つことになる。日本公開まで、残りは7週間だ。
[ 文/構成 by ライター 望月 りん子 ]







































































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