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それって実際どうなの会、10/21放送は冷凍ブルーベリーで太りにくくなるかをチャンカワイが3日間検証

それって実際どうなの会、10/21放送は冷凍ブルーベリーで太りにくくなるかをチャンカワイが3日間検証

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

TBS系『巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会』が10月21日(水)の19時から20時54分まで放送され、チャンカワイ(Wエンジン)が「食前に冷凍ブルーベリーを食べれば、高カロリーな料理を食べても太りにくくなるのか」を3日間かけて確かめた。毎食前に60gを食べてから秋の味覚の大盛り料理を9食、総重量で約6.5kg平らげた結果、検証前に92.5kgだった体重は最終日の計量でも92.5kgで、増減はゼロだった。ただし1人・3日間の体重の記録で、医学的な効果を示すものではない。

検証のルールは「毎食前に冷凍ブルーベリー60g」

番組の公式サイトと番組表によると、10月21日の放送は「冷凍ブルーベリーで無敵に?」「繁盛店の出ないメニュー」をタイトルに掲げた回だった。MCは生瀬勝久、レギュラーは満島真之介と大島美幸(森三中)。スタジオには髙地優吾(SixTONES)、森香澄らが並んだ。2時間近い放送では、ラーメンで知られる中華料理チェーン「日高屋」の全88品から注文されないメニューを探す企画や、狩野英孝と大島てるが相場より格安な「ワケあり物件」の理由を推理する企画も組まれた。冷凍ブルーベリーの検証は番組の冒頭を飾った。

番組が取り上げたのは、ブルーベリーは目に良いだけでなく、食べれば高カロリーな料理でも太りにくくなるというウワサだ。公式Xは放送前日の10月20日、冷凍したものは「その力が最大限 発揮されるらしい」と予告していた。

検証役はチャンカワイ。ルールは、朝・昼・夜の食事の前に冷凍ブルーベリーを1食60gずつ食べ、そのあとに用意された料理を完食するというもので、3日間で計9食、ブルーベリーは合わせて540gになる。体重は毎朝、体重計で量った。検証の初日、体重計の表示は92.5kgだった。

料理は秋の味覚づくし。1日目は鮭やきのこが入った土鍋の炊き込みご飯(約1,000kcal)に始まり、昼は総重量700gの「戻り鰹の漬け丼」、夜は「きのこソースのハンバーグ定食」が並んだ。1日目だけで総重量2.1kg、約3,800kcalに達した。夕食の前にも冷凍ブルーベリーを口にすると、昼の漬け丼で満腹だったにもかかわらず、ハンバーグ定食を最後の一口までご飯をソースに絡めて食べ切った。食後はお腹を抱えて横になる姿も映った。

2日目の朝に0.6kg減、3日目は0.3kg増

翌朝、体重計に乗ったチャンカワイは思わず声を上げた。表示は91.9kg。前日の大食いにもかかわらず、0.6kg減っていた。

2日目のメニューはさらに重くなる。朝は700gの「鮭のバター醤油チャーハン」、昼はさつまいもの入った「秋の味覚ビーフシチュー」で総重量800g、夜は「きのこソースのステーキ定食」。途中で満腹感が押し寄せ、手が止まりかける場面もあったが、すべて食べ切った。この日の摂取量は約5,600kcalと紹介された。

3日目の朝は92.2kg。前日より0.3kg増え、本人は「あー!戻っちまった!」と悔しがった。それでも検証前を0.3kg下回る数字だ。

3日目は朝に「きのことベーコンのクリームパスタ」、昼は焼いたサンマ3尾とご飯、夜は「秋の味覚鍋」。昼のサンマの場面では「塩分たっぷり」のテロップが出て、番組は残り0.3kgの「貯金」は簡単に覆ってしまうと伝えた。9食の総重量は約6.5kgとなった。

最終日の体重は92.5kg、検証前と同じ数字

9食を食べ終えたあとの最終日の計量。表示は92.5kgで、3日目の朝から0.3kg増え、検証前とまったく同じ数字に戻った。

計量のタイミング体重前回からの増減
検証前(1日目の朝)92.5kg-
2日目の朝91.9kg0.6kg減
3日目の朝92.2kg0.3kg増
最終日92.5kg0.3kg増(検証前と同じ)

3日で約6.5kgの料理を食べて体重が増えなかった結果について、番組の取材に応じた医師は、ブルーベリーに含まれる色素のアントシアニンの抗酸化作用も大きく働いているのではないかとの見方を示した。番組の公式紹介文は放送前から「#チャンありがとう」と言いたくなる結果を予告していた。

番組の医師も「明らかなデータはない」と前置き

検証の前提は慎重だった。番組で解説したひるま甲状腺クリニック蒲田(東京都大田区)の蛭間重典院長は、食前に冷凍ブルーベリーを食べることについて「体重を減らすぞっていうような明らかなデータはないんですけれど」と前置きした。番組に登場したもう一人の医師は「太らない可能性もある」と話した。

番組が紹介した理屈は、アントシアニンの強い抗酸化作用と、糖質の吸収を緩やかにする働きだ。この医師は「生のブルーベリーよりも冷凍のブルーベリー」と冷凍を勧め、番組は収穫後すぐに冷凍したものは栄養成分を保ちやすいとも説明した。目に良い理由については、抗酸化作用で網膜の保護や目の血流の改善が見込めるという解説が流れた。

ここで押さえておきたい点がある。

検証は1人が3日間行ったもので、画面で示された数値は毎朝の体重だけだった。番組も最後に「バランスの良い食事を心がけましょう」と呼びかけ、検証は専門家の監修のもとで行ったもので個人差がある、持病や既往歴のある人は専門医に相談してほしい、妊娠中の人は食べ過ぎに注意してほしいといった注意書きを表示した。

学術研究の状況も、まだ途上だ。イタリアの研究者らが2023年に学術誌『Nutrients』に寄せたベリー類の論説では、メタボリックシンドロームについて人を対象にした介入試験17件をまとめたレビューを紹介し、良い結果は主に血中の脂質や炎症の指標で見られた一方、体格の指標や血圧、空腹時血糖では結果が一致しなかったとしている。同論説は、ベリー類の根拠の多くが試験管内や動物の実験から得られたものだとも指摘する。番組の結果は「番組の検証では体重が増えなかった」という範囲で受け止める必要がある。

国内のブルーベリー栽培は東京・小平市から

検証の合間には、ブルーベリーの豆知識も挟まれた。番組は北米が原産であることや、1900年代初めにアメリカで栽培が始まった歴史を紹介。日本については、東京農工大学で研究していた岩垣駛夫氏の話とともに、東京都小平市で本格的な栽培が始まり、都内で栽培が盛んになった経緯に触れた。農林水産省も、1968年に小平市で国内初の商業栽培が始まり、東京都は今も国内有数の産地だと紹介している。

チャンカワイが3日間の食事検証に挑むのは、この番組の定番企画だ。9月9日の放送ではパセリを一緒に食べれば高カロリーな料理でも太らないのかを3日間かけて確かめている。今回はブルーベリーに加えて、炊き込みご飯や戻り鰹、サンマといった旬の食材を前面に出したメニューで臨んだ。

番組ではローソンの冷凍ブルーベリーも紹介され、身近な店で手に取れる食材として扱われた。番組のように食前に取り入れる場合も、食べる量や全体の食事のバランスに気を配り、持病がある人は医師に相談してから試したい。10月21日放送分はTVerで11月4日まで見逃し配信している。

[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]

寄稿者

真柴 ことね
芸能ニュースや音楽、テレビ番組の話題を中心に書いているWebライター。ライター歴は11年。朝は情報番組をはしごするのが日課で、気になった話題はその日のうちに調べ始める。心がけているのは「公式発表を最初に読む」こと。所属事務所やレーベルの発表、番組の公式サイトまで確かめてから書く。ドラマは録画して週末にまとめて観る派。

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