大西流星、大井川鐵道・新金谷駅でパーシー号に乗車 「少年心をくすぐられました」石炭をくべる作業にも挑戦

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
なにわ男子の大西流星(25)が10月21日、静岡県島田市の大井川鐵道・新金谷駅で開かれたクリスマス車両のお披露目イベントに「復旧応援隊長」として登場した。サンタ帽をかぶった「きかんしゃパーシー号」から降り立ち、自身初のSL乗車に「少年心をくすぐられました」と声を弾ませた。機関室で石炭をくべる作業も体験している。
サンタ帽のパーシー号から整備士姿で登場
イベントの正式な名前は、大井川鐵道復旧支援記念「DAY OUT WITH THOMAS(TM) 2026」クリスマス車両お披露目イベント。大井川鐵道が2014年から続ける「きかんしゃトーマス」の公式イベントで、2026年は初めて通年で開かれている。会場の新金谷駅は、同社のSLが発着する島田市の拠点駅だ。
当日は鳥塚亮社長のあいさつで幕を開けた。続いて、つなぎ姿の大西がクリスマス仕様のパーシー号に乗ってホームへ入る。2人でパーシー号に「復旧応援」の特別ヘッドマークを取り付けると、汽笛と蒸気が上がる中、大西は「全線復旧に向けて出発進行!」と号令をかけた。
大西はトークセッションに先立ち、トーマス号とパーシー号の両方に乗っている。乗車区間は新金谷駅から家山駅まで。昭和レトロな客車では「切符切り」や、座席の横に付いた昔ながらの栓抜きで飲み物の栓を開ける体験もしたという。
機関室で石炭をくべる作業に挑戦
タイトルにある石炭の作業は、パーシー号の機関室で行った。大井川鐵道の作業員から手順を教わりながら、機関室で直接スコップを握り、石炭をくべる。SLを走らせるための本番さながらの仕事だ。
トークセッションでは、機関室は想像を超える暑さで、数回の体験でも腕が疲れるほど体力が要ったと振り返った。大井川鐵道の人たちの力でトーマスとパーシーが動いていると知り、うれしくなったとも話し、裏方の仕事に目を向けた。
乗車そのものの感想は熱がこもった。「リアルな蒸気機関車として、この現代の街並みを見ながら走れるっていうのがすごく幻想的で本当に幸せな時間でした。かわいいし、リアルな蒸気機関車っていうのが鉄道オタクとしても興奮して、少年心をくすぐられました」。号令に合わせて蒸気が上がった場面については、本当に音が鳴ることに驚いたと語り、アニメで見ていたトーマスとパーシーがそろって汽笛を鳴らす光景に大興奮したという。
推しはパーシー プラレールで遊んだ幼少期
大西はアイドル界でも指折りの鉄道好きで、“乗り鉄”として知られる。子どもの頃はアニメのトーマスを見て育ち、プラレールのトーマスやパーシーでも遊んでいたという。幼い頃に遊んだ夢のような列車に、実際に乗れる日が来るとは思っていなかったと振り返った。
トーマスの仲間の中でも、一番のお気に入りははっきりしていた。「僕の推しは『パーシー』です」。理由には小さな眉毛と、怖がりな性格でも頑張り屋さんなところを挙げ、そこが「応援したくなるポイント」だと、キャラクター設定まで踏み込んで説明した。
大井川鐵道に乗るのはこれが初めてだった。以前から「行きたい列車の路線リスト」に入っていたといい、「いつか乗りたいなと思っていました」と念願がかなった喜びを口にする。こんなに早く機会が巡ってくるとは思っていなかったという。大井川沿いの景色にも触れ、大自然の中をトーマスとパーシーの姿をした蒸気機関車が走るコントラストが素敵だと話した。
鉄道との縁はこれまでにもあった。2025年4月から7月にはJR東海の「大西流星×東海道新幹線 りゅちぇ旅 #リニア・鉄道館」で、東海道新幹線と初めてタイアップしている。イベントでは2029年までの目標を問われ、「新幹線が大好きですし、メイク・コスメも大好きなので、その大好きなものを生かしてお仕事を充実させていきたい」と答えた。
なにわ男子は結成8年、デビュー5周年を迎える。大西はグループの名前をもっと大きくし、トーマスのように多くの人に愛されるグループになりたいと語り、ドーム、さらにスタジアムや世界へと夢を広げた。
関連記事:『natural 2』なにわ男子、全8話の見どころ公開 10月22日からPrime Videoで独占配信
関連記事:大西流星さん主演『ブレス』が実写ドラマ化 Prime Videoで2027年春に世界独占配信
台風被害から4年、2029年の全線復旧を目指す
大西が「復旧応援隊長」を任されたのには理由がある。大井川鐵道の大井川本線は、2022年9月の台風15号による大雨で大きな被害を受けた。現在も川根温泉笹間渡駅と千頭駅の間で運休が続き、SLが走れるのは新金谷駅から川根温泉笹間渡駅までの区間にとどまる。
不通区間では土砂の撤去がほぼ終わり、鳥塚社長によると、長く土砂に埋もれていた枕木やレールを点検して交換する段階に入っている。目標は2029年の全線復旧。一方で経営は赤字が続いており、社長は営業面の厳しさを認めつつ、乗り切って全線での運転再開を目指す考えを示した。
にぎわいを取り戻す柱の一つが、キャラクター列車だ。2026年3月7日には、アジアで初めて本物の蒸気機関車として走る「きかんしゃパーシー号」がデビューした。車両は1930年(昭和5年)製で、同社で最も古いC10形8号機を緑色に塗り替えたもの。被災前から子どもたちに人気のトーマス号に、新しい仲間が加わった。
大西は応援隊長として、こう呼びかけた。「『全線復旧してそこから乗りに行こう』ではなく、復旧までの道のりを一緒に支えるためにも、皆さんがぜひともこの復旧までの期間を大井川鐵道に乗って盛り上げていただくことが一番なのかなと思います」。
クリスマス仕様は11月21日から運転
お披露目されたクリスマス仕様の車両は、11月から本番を迎える。大井川鐵道の公式サイトによると、パーシー号は11月21日(土)からひと足早くクリスマス仕様で走り、トーマス号とそろって走る同日運転は11月24日(火)から12月27日(日)までのうち16日間。11月21日から12月27日までのパーシー号の運転日は計28日で、うち12日間はパーシー号だけが走る。
チケットは10月20日(火)13時に発売が始まった。料金はトーマス号・パーシー号とも共通で、往復が大人6,000円、こども3,000円。片道はその半額の大人3,000円、こども1,500円。いずれも金谷駅と新金谷駅の間の普通電車の運賃を含む。行きはパーシー号、帰りはトーマス号という乗り方もできる。
この日トーマス号とパーシー号の両方に乗った大西は、2つの列車で車内がまったく違い、かわいい写真も撮れると話し、記念にも面白い経験にもなると勧めた。紅葉の季節を経て、サンタ帽のSLがクリスマスまで大井川沿いを走る。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]









































































コメントはこちら