すとぷり、ななもり。とさとみが卒業を発表 今後はころん・ジェル・莉犬・るぅとの4人で活動

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
2.5次元アイドルグループ「すとぷり」のリーダー・ななもり。と、さとみが10月18日付でグループを卒業した。2人は同日夕方にそれぞれの公式Xで発表し、20時からの公式YouTube生配信では6人がそろって経緯を説明している。ななもり。は所属事務所STPRの取締役を続け、さとみはソロ活動へ移る。すとぷりは莉犬、るぅと、ころん、ジェルの4人で活動を続ける。
↓ 詳細が気になる方は、このまま下へ ↓
結成10周年の年に2人が卒業、残る4人で活動を継続
すとぷりの公式ファンクラブサイトは10月18日、「すとぷりの活動に関するお知らせ」を掲載した。お知らせは、さとみとななもり。が「2026年10月18日をもちまして」グループを卒業すると伝え、発表と同じ日での卒業となった。
卒業に至った理由について、公式は「新たな道へ進みたいという2人の強い想い」を受け、メンバーとスタッフで何度も話し合ったうえで、2人の決意を尊重して送り出すと決めたと説明する。突然の発表になったことへのおわびも、お知らせの冒頭近くに添えられていた。
2人の今後もはっきり書かれている。ななもり。は「引き続きSTPRの取締役を務め」、さとみは「ソロ活動を通じて新たな挑戦をしてまいります」という。グループについては、莉犬、るぅと、ころん、ジェルの4名で「新たな一歩を踏み出し、これからも歩みを止めることなく全力で活動を続けてまいります」と記した。
ファンクラブ「すとふぁみ」も対応を始めている。10月19日時点で、推しメン設定、すとふぁみ占い、お手紙BOX、バースデーメールの対象から2人を外し、2人を推しメンにしていた会員は誰も選んでいない状態に戻る。一方、ふぁみレポやムービー、フォトギャラリー、ラジオは、2人が出ているものも含めてこれまで通り見られる。ファンクラブの運営方針そのものは、後日あらためて公式サイトで知らせるとしている。
発表から生配信まで、2人が語った卒業の理由
発表の流れはこうだった。18日の18時30分ごろ、さとみとななもり。がそれぞれの公式Xに卒業を伝える文書を投稿し、その約1時間半後、20時から公式YouTubeチャンネルで生配信が始まる。毎週日曜の20時は、すとぷりが定期の生配信をしている時間帯だ。
配信の冒頭、ななもり。は、10月18日をもって自身とさとみの2人がすとぷりを卒業すると切り出した。結成10周年のアリーナツアーを見てグループの大きさを感じ、「このタイミングしかないんじゃないか」と考えて相談したのがきっかけだと明かしている。10年間については、やりきったと思えるほど幸せだったとメンバーとリスナーに感謝を伝えた。
Xの文書でも、ななもり。は10年を振り返っている。「僕はすとぷりのメンバー、リーダー、プロデューサーとして、たくさんの夢を見てきました」。そう書き、何もないところから手探りで始めたグループが多くの人に愛される存在になったとつづった。「これは、僕自身の意思で決めたことです」とも記し、何度も悩んだ末の決断だったことを打ち明けている。
さとみの説明は、2025年の活動休止と復帰を軸に進んだ。同年7月13日にグループとしての活動休止を発表し、同年11月23日の生配信で復帰を報告していた。それから約1年、グループの中での自分のあり方を考え続け、個人の力を試したいという思いが強まったという。Xには「僕を好きでいてくれる人たちの前では、これからもずっと、自分らしいままの僕でいたい」と書いた。
Xの文書では「何度も考えて、最後に出した答えが卒業でした」と書き、「すとぷりのさとみとしてステージに立つことは、もうなくなります」とも記して区切りをはっきり示した。それでも、グループへの思いは変わらない。報道によると、配信では「一緒に過ごした輝きはこの先もずっと消えないと思う。これからのすとぷりを心から応援しています」と言葉を結んだという。
「いってらっしゃい」残る4人が送った言葉
配信はいつもの明るい始まり方ではなかった。報道によると、最初にあいさつしたジェルの言葉が続かず、約20秒の沈黙が流れ、莉犬が話し始めて進行がつながったという。
残る4人は、それぞれの言葉で2人を送り出した。るぅとは寂しさを認めつつ、すとぷりとして「全身全霊で」頑張っていくと誓い、2人に10年分の感謝を伝えたいと話す。ジェルは「正直寂しい気持ちもあるけど、2人と活動できて本当に良かった」と述べ、これからも友人や仲間として関わりたいと続けた。
莉犬は2人の選択を尊重したいとして「ありがとう、いってらっしゃい」と声をかけた。ころんは、グループがここまで愛される存在になるとは思っていなかったと話した。報道によると、ころんは涙を見せる場面もあり、ジェルやころんはさとみを「お兄ちゃんみたいな存在」だったと振り返ったという。
関連記事:ジェル(すとぷり)、誕生日に新曲「16フェイカー」MVを公開 作詞作曲はれるりり
裏方に回っていたリーダー、STPR代表は6月に退任
ななもり。は、2025年1月からすでにステージの表から離れていた。2024年12月22日の配信でタレント活動の休止を発表し、2025年1月12日のさいたまスーパーアリーナ公演を最後に、STPRの社長業とグループのプロデュースに専念する道を選んだ。理由には、メンバーそれぞれが自立して活動できるようになったことと、会社の組織が強くなったことを挙げていた。
会社での立場も2026年6月に変わっている。STPRは設立8周年の6月15日、代表取締役社長だった柏原真人(ななもり。)の退任と、取締役副社長の秋田堅司氏の社長就任を発表した。ななもり。は取締役プロデューサーとして、コンテンツづくりや所属グループの発掘・育成を受け持つ。当時のメッセージでは「ひとりで背負うものには、いつか必ず限界がきます」とつづり、新しい体制づくりを「実は長年の僕の念願でした」と説明していた。
グループの卒業後も、ななもり。が会社を離れるわけではない。今回の公式発表にある「引き続きSTPRの取締役を務め」という一文は、運営側にとどまることを示す。今後やりたいことは、話せるようになったら後日伝えると配信で約束した。
10周年ツアーを終えて迎えた11年目
すとぷりは2016年、ななもり。を中心に「歌ってみた」やゲーム実況のクリエイターが集まって始まった。動画配信サイトを主な舞台に人気を広げ、公式YouTubeチャンネル「すとぷりちゃんねる」は10月19日時点で登録者数464万人、動画の累計再生回数は約36億回にのぼる。2023年末には「NHK紅白歌合戦」に初めて出場し、2024年にはTBS系列で地上波の冠番組も持った。
結成10周年を迎えた2026年は、6月20日の愛知・IGアリーナ公演から8月20日の東京・国立代々木競技場第一体育館公演まで、4都市13公演のアリーナツアー「すとろべりーめもりー Vol.10th anniversary ~すとぷり ARENA TOUR~」を回った。さとみもこのツアーには出演している。2人の卒業は、記念の年の大きな公演を走り切り、11年目に入るタイミングでの決断だった。
当面の活動にも配慮がある。卒業前から決まっていたコラボレーション企画は、6人の体制のまま展開する。4人体制での新曲やライブの日程は、10月19日時点でまだ発表されていない。
さとみは今後も「さとみ」として、配信や動画、ライブを続けると配信で話した。時間をかけて学びたいこともあるという。公式発表は、残る4人と卒業する2人を合わせた「6人への変わらぬご声援」を呼びかけて締めくくられている。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]















































































コメントはこちら