18日朝は北海道・東北で冷え込み強まる 予想最低気温は旭川2℃・盛岡4℃、上空に寒気

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
10月18日(日)の朝は、北海道と東北で冷え込みが強まる。気象庁が17日17時に発表した府県天気予報では、18日の最低気温は旭川で2℃、盛岡で4℃、北見で氷点下1℃の予想だ。上空には寒気が残り、夜間に晴れて風が弱まると熱が空へ逃げやすい。北海道の内陸を中心に、今季一番の冷え込みとなる所が出そうだ。
↓ 詳細が気になる方は、このまま下へ ↓
旭川2℃、盛岡4℃ 気象庁17時発表の予想最低気温
気象庁の17日17時発表によると、18日朝の最低気温は北海道で北見が氷点下1℃、倶知安が1℃、旭川と帯広、釧路がそろって2℃、岩見沢が3℃の予想となった。札幌は7℃、函館は5℃と、道央や道南の都市部は道北・道東ほど下がらない。
東北では青森県のむつと岩手県の二戸、福島県の田島が2℃、福島県の郡山が3℃、盛岡が4℃と、内陸や北部で低い数字が並ぶ。仙台は10℃、秋田は7℃の予想で、太平洋側の平野部や日本海側の沿岸部は比較的高めに収まる。
平年と比べると、下がり方の大きさがよく分かる。気象庁の平年値(1991〜2020年の統計)で10月18日の最低気温は盛岡が7.2℃、旭川が3.6℃。盛岡は平年より3℃余り、旭川は1.6℃ほど低い予想となった。
| 地点 | 18日の予想最低気温(17日17時発表) | 10月18日の平年値 | 平年との差 |
|---|---|---|---|
| 北見 | 氷点下1℃ | 3.1℃ | 4.1℃低い |
| 旭川 | 2℃ | 3.6℃ | 1.6℃低い |
| 帯広 | 2℃ | 4.5℃ | 2.5℃低い |
| 釧路 | 2℃ | 5.3℃ | 3.3℃低い |
| むつ | 2℃ | 6.4℃ | 4.4℃低い |
| 盛岡 | 4℃ | 7.2℃ | 3.2℃低い |
| 若松 | 5℃ | 9.1℃ | 4.1℃低い |
| 札幌 | 7℃ | 7.4℃ | 0.4℃低い |
| 仙台 | 10℃ | 11.3℃ | 1.3℃低い |
予想どおりになれば、今季の最低を更新する地点が多い。盛岡のこの秋の最低気温は10月4日の5.1℃、旭川は10月5日の4.3℃で、どちらも18日の予想を上回っていた。
上空1500メートルに0℃以下の寒気、晴れて放射冷却も
冷え込みの理由は二つある。一つは上空の寒気だ。気象情報会社の解説では、17日から18日にかけて北海道と東北北部の上空1500メートル付近に0℃以下の寒気が流れ込む予想となっていた。気象庁の高層気象観測でも、16日21時に稚内の上空約1500メートルで氷点下1.9℃、札幌の上空約1650メートルで氷点下0.8℃を観測している。
もう一つは放射冷却だ。晴れて風の弱い夜は、地面の熱が雲にさえぎられずに宇宙へ逃げ、明け方にかけて気温が大きく下がる。気象庁の天気概況によると、東北地方は17日夜から18日にかけて高気圧に覆われて晴れる見込みとなった。北海道付近も18日は高気圧に覆われる予想で、17日夜は上川地方などで曇りのち晴れとなる見込みだ。
条件が重なるのは内陸だ。予想の数字を見ても、北見や旭川、帯広、二戸といった内陸の街が、海沿いの函館や仙台、宮古より低い。冷えた空気は低い土地にたまりやすく、盆地の朝はとくに冷える。
民間の気象情報会社の17日夕方の解説によると、北海道では18日朝、全体の3割から4割の地点で最低気温がマイナスになる可能性があり、東北でもマイナスの所が出るという。北海道で0℃未満の「冬日」となった地点は、16日朝と17日朝にいずれも5地点だった。18日はこの数を大きく上回り、今季最多となる見通しだ。
16日朝は女満別で氷点下1℃、昨年の同じ時期は
冷え込みは数日前から段階的に強まっていた。16日朝は北海道の女満別で氷点下1.0℃まで下がり、道内のこの時点での今季一番の冷え込みとなった。北見も氷点下0.5℃と、今季初めての冬日となった。
一方で東北はまだ暖かさが残っていた。気象庁の観測値で、盛岡の最低気温は16日が9.2℃、17日朝は8.5℃だった。18日の予想4℃とは4℃以上の開きがあり、一晩で寒さが一段進む。
昨年はどうだったのか。
気象庁の観測データでは、2025年10月18日の最低気温は盛岡が14.3℃、旭川が7.9℃だった。今年の18日の予想はそれより大幅に低い。ただ、昨年も旭川は10月14日に氷点下0.1℃まで下がり、盛岡は10月22日から25日まで2〜3℃台の朝が続いた。
霜がおりる可能性、農作物や服装の備えを
冷え込みが強いと心配なのが霜だ。日本気象協会が17日16時に発表した霜指数では、18日は旭川市と北見市が80で「霜がおりる可能性が高い」、帯広市が60で「やや高い」、盛岡市は40で「やや低い」となった。気象情報会社の17日の解説も、霜がおりる所があるとして農作物の管理に注意するよう呼びかけている。
服装は朝と昼で大きく変える必要がある。18日の最高気温は盛岡が19℃、旭川が16℃の予想で、盛岡では朝との差が15℃に達する。北海道や東北では朝は厚手のコートやダウンコートが欲しい寒さだが、日中は日差しの下で薄着でも過ごせる。脱ぎ着しやすい重ね着が向く。
冷え込みは紅葉の色づきも後押しする。紅葉は最低気温が8℃を下回るころから進むとされ、16日時点で北海道は道央や道東で見頃、道南や東北6県は色づき始めの所が多い。北海道では定山渓や支笏湖温泉、東北では山形県の蔵王温泉や福島県の安達太良山が見頃を迎えている。18日は東北から中国地方にかけて広く晴れる予想で、紅葉狩りには好都合の天気となりそうだ。山の朝は街なかより一段と冷えるため、防寒着は多めに持っておきたい。
体調管理にも気を配りたい。寝ている間に冷え込みが進むので、就寝時は冬用の布団や毛布を用意しておくと安心だ。暖房器具をまだ出していない家庭は、18日朝を前に動作を確かめておくとよい。
冷え込みは一時的、週明けは北海道で雨
寒気の流れ込みは長く続かない見込みだ。気象庁の週間天気予報(17日17時発表)では、19日の最低気温は盛岡が10℃、旭川が8℃と、どちらも18日より6℃高い予想となった。18日夜には日本海から前線を伴った低気圧が近づき、19日の上川・留萌地方の降水確率は80%、岩手県内陸は60%と、天気は下り坂に向かう。
ただし、その先は再び気温が下がる。旭川の最低気温は22日に5℃、24日に3℃と予想されていて、盛岡も23日は4℃の見込みだ。
南の海上では台風30号が発達を続けていて、来週後半には非常に強い勢力で沖縄の南へ進む予想が出ている。週明けの天気の崩れとあわせて、最新の予報を確認しておきたい。
関連記事:台風30号チャンパーが発生、年間30個到達は13年ぶり 進路予想と日本への影響は
18日朝の冷え込みは、北海道や東北の多くの街で今季一番となる見込みだ。日曜の朝に出かける予定がある人は、厚手の上着を一枚用意しておくとよい。
[文/構成 by MediaDogs編集部]














































































コメントはこちら