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京都ハンナリーズ、佐賀に115-70で大勝 115得点はBリーグ公式戦でクラブ史上最多

京都ハンナリーズ、佐賀に115-70で大勝 115得点はBリーグ公式戦でクラブ史上最多

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バスケットボールのBプレミアで、京都ハンナリーズが10月18日、本拠地のにっしんでんきアリーナ京都(京都市体育館)で佐賀バルーナーズを115-70で破った。115得点はBリーグ公式戦でのクラブ史上最多。アンジェロ・カロイアロが29得点10アシストを挙げ、京都は6勝2敗で西地区4位につけている。

4つのクオーターすべてで佐賀を上回った115-70

試合は10月18日午後2時35分に始まり、観客数は4,158人だった。前週末にシーホース三河に敗れて連勝が4で止まっていた京都にとって、ホームで連敗を避けたい一戦だった。

立ち上がりから京都が主導権を握った。チャールズ・ジャクソンのシュートで先制すると、前田悟とカロイアロの3点シュートで中盤に23-8と15点差をつけ、第1クオーターを29-18で終える。第2クオーターは西部秀馬と川嶋勇人の3点シュートも決まり、33点を加えて62-39。23点リードで前半を折り返した。

後半も手は緩まない。第3クオーターはデメトレ・リバースの3点シュートなどで差を30点台に広げ、86-55で最終クオーターへ入った。第4クオーターの立ち上がりにはカロイアロが3点シュートを2本続けて決め、93-57。佐賀は3点シュートで食い下がったが、残り4分4秒の岸田篤生のフリースローを最後に得点が止まる。京都はそこから14点を連続で加え、最後はマイケル・フィリップスのダンクで締めくくった。

クオーター京都ハンナリーズ佐賀バルーナーズ
第1Q2918
第2Q3321
第3Q2416
第4Q2915
合計115(京都の勝利)70

チーム全体の数字にも差がはっきり出た。京都のフィールドゴールは76本中45本で成功率59.2%、3点シュートも27本中13本を決めている。アシストは39本と佐賀の21本を大きく上回り、リバウンドも51本対24本。ペイント内(ゴール下の制限区域)での得点は60対18、速攻からの得点も31対9と開いた。ボールを止めずに回し、空いた選手が確実に決める。京都が狙った展開が、そのまま数字に表れた。

2018年の「初の100点ゲーム」から8年 Bリーグでのクラブ最多

115得点は、Bリーグ公式戦における京都のクラブ史上最多となった。京都はBリーグ1年目の2016-17シーズンに富山グラウジーズ戦で98点を挙げ、2018年2月17日には西宮ストークス戦で102-78と、クラブとしてBリーグで初めて100点を超えた。それから8年余りで、大台を15点上回る115点に届いた。

記録の対象はBリーグ公式戦で、Bリーグ発足前に京都が戦っていたbjリーグ時代の試合は含まれない。

数字が持つ意味は、昨季の成績と並べると分かりやすい。京都は2025-26シーズン、B1西地区で20勝40敗の11位に終わった。クラブ広報によると、伊佐勉ヘッドコーチ(HC)は昨季最終節の長崎ヴェルカ戦の後、選手の前で涙ながらに「申し訳ない」と詫びたという。

その悔しさを抱えたまま、チームは今季、新リーグのBプレミアに入った。琉球ゴールデンキングスから岸本隆一を迎えるなど陣容も入れ替わり、開幕から8試合で6勝。佐賀戦ではベンチ入りした12人全員が出場し、10人が得点を記録した。

カロイアロ29得点10アシスト オフ返上の3点シュート練習

この日の中心はカロイアロだった。先発で23分6秒の出場ながら、3点シュートは6本中5本成功。フィールドゴールは14本中10本を決めて29得点を挙げ、7リバウンド10アシストを加えた。得点とアシストのダブルダブルで、3点シュート成功数、アシスト、総合的な貢献度を示すEFF(46)の3部門で、この日のBプレミア最多となる。

今季のカロイアロは、得意の3点シュートを打つ場面が少なかった。クラブ広報によると、試合前の木曜日はチーム練習が休みだったが、本人が「ワークアウトをさせてくれ」と申し出て、内木主道アシスタントコーチと3点シュートを打ち込んだという。カロイアロは試合後、「休日に主道(内木AC)がシュート練習に付き合ってくれたので、良い結果に繋がって良かったです」と感謝を口にした。

ほかの選手も続いた。ジャクソンは11本中10本のシュートを決めて21得点9リバウンド。ベンチから出たフィリップスは18得点10リバウンドのダブルダブル、リバースも10得点で4人が2桁得点に届いた。澁田怜音は2得点ながら7アシストで攻撃を組み立てている。

伊佐HC「ほぼパーフェクト」 佐賀はダジンスキーら2人を欠く

佐賀はこの試合、デイビッド・ダジンスキーとデリック・マイケル・エクスザビエロの2人を欠いていた。それでも伊佐HCは試合後、相手の欠場者が多い試合を「すごく難しい」と表現し、気持ちの緩みを警戒していたと明かした。

そのうえで伊佐HCは「選手たちがしっかりとゲームプラン通りにプレーしてくれました。ほぼパーフェクトです」と選手をたたえた。「40分間自分たちのペースで試合ができましたし、出る選手みんな自分の役割を果たしてくれました」とも続けている。カロイアロは「相手も苦しい状況だったと思いますが、私たちもプロとして全力でぶつからないといけない」と話した。

佐賀ではナシール・リトルが20得点8リバウンドとチーム最多の得点を挙げ、デイミアン・ドットソンも3点シュート4本を含む12得点を記録した。チームとしては3点シュートを39本放って15本成功と外から攻めたが、2点シュートは26本中9本にとどまった。

佐賀は開幕5連敗の後、10月10日の神戸ストークス戦で今季初勝利をつかんだ。ただ、その後は10月12日の群馬クレインサンダーズ戦、10月16日のレバンガ北海道戦にも敗れ、この京都戦で3連敗となった。10月18日終了時点で1勝8敗、西地区13位にいる。

関連記事:佐賀バルーナーズ、神戸ストークスに84-77でBプレミア今季初勝利 開幕5連敗から6戦目

6勝2敗で西地区4位 次戦は10月21日に千葉J戦

10月18日終了時点の西地区順位で、京都は6勝2敗の4位。開幕7連勝の広島ドラゴンフライズとは1.5ゲーム差で、5戦全勝の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、三遠ネオフェニックスが続く。上位3クラブを追いかける位置だ。

京都と佐賀のカードは10月18日の1試合だけで、10月19日の2戦目は組まれていない。京都の次戦は10月21日(水)午後7時5分から、敵地のLaLa arena TOKYO-BAYで千葉ジェッツと戦う。10月26日(月)にはホームのにっしんでんきアリーナ京都に秋田ノーザンハピネッツを迎える。

佐賀は10月21日午後7時5分から、本拠地のSAGAアリーナで長崎ヴェルカと対戦する。

今季のテーマに「ファミリーファースト」を掲げ、全員で戦うスタイルを磨いてきた京都。クラブ最多の115得点には、その積み上げがそのまま表れた。東地区の千葉Jとのアウェー戦で、この攻撃がどこまで通じるかが次の焦点となる。

[文/構成 by スポーツライター TAKU]

寄稿者

TAKU
ボールを使う競技なら何でも観ます、TAKUです。学生時代はずっとバスケ部、いまは週末にフットサル。スポーツを中心に書くWebライターになって5年です。Bリーグ、バレーボール、ラグビー、テニスを中心に、野球やサッカーも書きます。試合の流れが変わった瞬間を、スコアと一緒に伝えるのが得意です。

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