あにいもうと1話ラスト、修司の家が火事に 現場に18年消息不明だった奈緒の兄・亮介の姿

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榮倉奈々と赤楚衛二がダブル主演するテレビ朝日系サタデードラマ10「あにいもうと」の第1話「消えない罪、消せない恋」が10月17日に放送された。終盤、修司(赤楚)の家が火事になり、祖母・さと江(竹下景子)が帰らぬ人に。燃える家を見つめる人だかりの中には、18年間消息を絶っていた奈緒(榮倉)の兄・亮介(木村達成)の姿があった。※以下、第1話の内容に触れています。
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第1話ラスト、修司の家が火事に 祖母さと江が帰らぬ人に
物語が大きく動いたのは、放送時間が残りわずかになってからだった。
汐見崎市民病院の内科医・春木奈緒(榮倉奈々)は、担当する患者・園田絵里(宮﨑優)の治療について話すため、兄の園田修司(赤楚衛二)の家へ向かっていた。その道中で目にしたのは、炎に包まれた修司の家だった。
夕食の支度をしていたさと江が倒れ、家から火が出た。燃える家を前に、修司は家の中に祖母がいると必死に声を上げる。さと江は救急搬送されたものの、懸命の治療もむなしく亡くなった。
病院でさと江の死を告げられると、修司はその場で泣き崩れる。奈緒は号泣する修司の背中に手を添え、修司は奈緒にすがるように泣き続けた。修司と暮らし、修司と絵里を支えてきた祖母を、物語の初回で失う展開となった。
火事の現場にいたのは18年消息不明だった奈緒の兄・亮介
火事の場面には、もう一つの出来事が重なる。
燃えさかる家を遠巻きに見ていた野次馬の中に、奈緒は兄・春木亮介(木村達成)の姿を見つけた。亮介はトラブルを起こして以来、18年間消息不明だった人物だ。番組公式サイトの第1話あらすじも「消息不明だった兄の亮介が18年ぶりに姿を現して」と、この再登場を初回の結びに置いている。
奈緒にとって亮介は、人生を大きく狂わされた相手でもある。奈緒は兄が原因で遠回りを強いられ、ようやく念願の医師になった。その兄が、よりによって修司の家の火事の現場にいた。
なぜ亮介はそこにいたのか。
第1話の時点で、その答えは示されていない。公式サイトの第2話あらすじには、自分の人生をめちゃくちゃにした兄がなぜそこにいたのか、何をしようとしているのかと不安に駆られる奈緒の姿が書かれている。火事と亮介の関係は、次回以降に持ち越された。
最悪の出会いから雨の中の笑顔まで 第1話の流れ
火事に至るまでの第1話は、奈緒と修司の距離が縮まっていく過程を丁寧に描いていた。
舞台は地方都市の港町・汐見崎市。奈緒は医師になって3年がたち、激務で心も体も疲れ切っていた。当初の志を失いかけ、”診察をこなす”だけの日々を送るなか、希少がんで入院中の絵里の担当になる。
修司との出会いは最悪だった。絵里に病状を伝えたのが奈緒だと思い込んだ修司は、激しい怒りを奈緒にぶつける。実際に転移を伝えたのは研修医だったと分かり、誤解は解けた。修司が造船所で身を粉にして働き、祖母との暮らしに加えて絵里の医療費まで背負っていることを、奈緒はやがて知る。
地上げ屋に絡まれていたさと江を奈緒が助けたことをきっかけに、奈緒は修司の家を訪れる。海辺で絵里の治療を勧める奈緒に、修司は、治る可能性があるなら何でもしてやりたい、絵里には一日でも長く生きてほしいと思いながらも、費用の壁に諦めるしかなかった胸の内を打ち明けた。奈緒も、自分にも諦めそうになったことが何度もあったと応じ、絵里の治療を諦めないよう語りかける。
そこへ突然の雨が降り出した。修司は奈緒の手首をつかんで走り出し、2人はずぶ濡れになる。奈緒が「これで厄払いしましょう」と笑うと、修司にも笑顔が戻った。2人の心が近づいたその後に、火事が起きる。明るい場面の後に悲劇を置いた構成が、ラストの重さを強めていた。
「まさか1話で」視聴者も驚いた初回の展開
放送後、SNSには「予想外の展開」「想像以上に過酷な展開」「まさか1話で」といった投稿が相次いだ。修司に同情する「修司あまりに可哀想すぎない?」という反応も見られる。
一方で、雨の中を2人が走るシーンには「あかんメロい」「雨のシーンが素敵すぎる。2人の笑顔も眩しい」と、映像の美しさや2人の関係の変化を喜ぶ投稿が集まった。恋の始まりと祖母の死が同じ回に描かれ、場面ごとに驚きと喜びの声が寄せられた。
脇を固めるキャストも厚い。奈緒と亮介の母・春木令子を原田美枝子、汐見崎市民病院の看護師長・木村優子を富田靖子、退職間際のベテラン刑事・山本旺志郎を高橋克実が演じる。奈緒の医学部時代からの友人で外科医の斎藤真には戸塚純貴、研修医の榊海斗には中川大輔が扮する。TVerの第1話の紹介文には、2人の許されざる恋が「愛する人の死を招く」という一文がある。
作品は、2人の出会いと別れを描く「地方編」と、3年後に偶然再会した2人を描く「東京編」の2部構成。脚本は吉田紀子、演出は新城毅彦らが務め、2024年のテレビ朝日系ドラマ「Destiny」以来の再タッグとなる。榮倉にとっては12年ぶりのテレビドラマ主演で、赤楚とは初共演となる。主題歌はUruの新曲「それなのに」だ。
関連記事:あにいもうと主題歌、Uru「それなのに」12月9日CD発売決定 MVは10月23日に公開
第2話は10月24日 火事は失火か、それとも
第2話は10月24日午後10時から放送される。公式サイトのあらすじによると、さと江の葬儀に参列した奈緒は、会場の裏手で修司が女性と言い争う場面を目撃する。その女性は修司と絵里の母親・真里子(赤間麻里子)だった。
汐見崎警察署では、刑事の山本旺志郎(高橋克実)が火災現場の写真を見て、本当に失火が原因なのかと疑い始める。火元とされる台所とは別の場所に、かすかに残る不審な痕跡があったという。事故なのか、それとも別の理由があるのか。物語はサスペンスの色を強めていく。
絵里には、希少がんの権威・沢辺祐二(仲村トオル)が行う治験の対象者に選ばれるという知らせが届く。しかし、奈緒と修司の距離が縮まっていることを感じ取った絵里は治験を拒否し、「病気なのは私なのに! なんでふたりが決めるの!」と苛立ちをぶつける。2組の兄と妹の関係が、ここから揺れ始める。
見逃し配信はTVer・TELASAで
第1話は、番組公式サイトの見逃し配信の案内でTVer、TELASA、テレ朝動画、ABEMAが紹介されている。民放の無料配信サービスTVerでは「#1 消えない罪、消せない恋」が配信中で、10月19日時点の配信情報では12月31日午後11時59分までとなっている。有料の動画配信サービスTELASAでも第1話を配信している。
放送はテレビ朝日系で毎週土曜午後10時から10時54分まで。火事の真相と、亮介が現場にいた理由が、第2話以降の焦点になる。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]







































































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