広報きりしま、M!LK吉田仁人表紙号の転売に霧島市長「転売行為はどうかおやめいただきますよう」 入手方法はふるさと納税と市HPのPDF

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鹿児島県霧島市の広報誌「広報きりしま」10月号(No.460)は、5人組ダンスボーカルグループ・M!LKのリーダーで霧島市出身の吉田仁人(26)が表紙を飾った。全国から入手方法の問い合わせが相次ぎ、フリマサイトへの出品も確認されたため、中重真一市長が市のホームページで転売をやめるよう呼びかけている。紙の冊子はふるさと納税の返礼品や定期購読で取り寄せられ、誌面は市ホームページのPDFでも読める。
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中重市長が市ホームページで転売をやめるよう呼びかけ
10月9日発行の10月号について、霧島市はホームページの「広報きりしま(令和8年度)」のページに「市長メッセージ」と「広報きりしまの転売はおやめください」という2つの項目を載せた。
中重市長はメッセージで、10月号に「想像をはるかに超える大きな反響をいただき、大変嬉しく思っています」と喜びを表した。反響の大きさを「ひとえに吉田仁人さんの人気の表れ」とし、制作した職員の努力にも感謝を示している。そのうえで、市役所に多くの人が訪れていることから、数に限りがある冊子を「1世帯1冊」で渡していると説明。「本当に必要としている市民の皆様に行き渡るよう、転売行為はどうかおやめいただきますようお願いいたします」と求めた。
市の案内文も同じ立場だ。広報きりしまは市政情報や暮らしに役立つ情報を届けるために出しており、転売目的の取得や出品は本来必要とする人への配布に支障を来すおそれがある、と書いている。
報道によると、10月号の発行部数は約4万4千部。毎月無料で市内の各世帯や公共施設などに配られる冊子が、フリマサイトでは1冊500円から1000円ほどで出品され、なかには1800円の値が付いたものもあった。市長の呼びかけは、報道でも「必要としている市民に行き渡るよう、転売行為はやめてほしい」という趣旨で伝えられている。
人物が表紙を飾るのは初めて
吉田は霧島市の出身で、7月17日に市の観光PRを担う「おじゃんせ霧島大使」に就任した。8月22日には霧島市隼人町の鹿兒島神宮で委嘱状交付式があり、広報きりしまの表紙はこの日に撮影された一枚だ。
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誌面の「今月の表紙」欄によると、表紙の撮影時刻は8月22日の午後0時1分。スーツにネクタイ姿の吉田が、霧島市の温泉大使「アヒル隊長」のマスコットを両手で抱えている。市の担当職員は編集後記で、報道陣が詰めかけるなか撮影に使えた時間は約20秒だったと明かし、入念な下見をして当日に臨んだ様子をつづった。
中重市長も同じ号の市長コラムで表紙に触れた。「広報きりしまの表紙を人物が飾ることは初めてです」と書き、吉田の声が大好きだと打ち明けている。
市が10月号の発行を公式Xで知らせると、反響はすぐに広がった。スーツ姿やアヒル隊長との組み合わせを褒める投稿が相次ぎ、霧島市民をうらやむ書き込みまで出た。
インタビューで語った霧島の夏祭りと温泉
10月号の特集「スペシャルインタビュー」は見開き2ページ。吉田は、霧島での思い出の場面として霧島国分夏まつりを挙げ、ダンス大会に出場した経験を楽しんだというより「試練」のイメージがあると笑った。いつか国分シビックセンター前でM!LKとしてパフォーマンスしたいという夢も語り、地元の「ひなたやま夏祭り」も思い出深いと明かしている。
霧島を離れて気付いた良さは温泉だという。実家に温泉が引いてあり、毎日つかるのが当たり前だった。霧島を離れてからは入浴のたびに霧島の温泉が恋しくなると話す。
M!LKのメンバーに霧島をひとつだけPRするなら、という質問には肉を挙げた。牛、豚、鶏の全部がおいしく、それを店で日常的に買えたのは幸せなことだったと気付いたそうだ。温泉と迷ったものの、メンバーには食の方が伝わりそうだと笑った。
人とすぐ仲良くなれる性格は霧島が育ててくれたのかもしれない。吉田はそう話し、鹿児島の人たちが持つ負けん気が上京後に芸事を続ける支えになったとも語った。市民へのメッセージは「僕が今ここにあるのは、霧島のおかげ」。空港からたどってきた霧島の街並みのすべてが懐かしく、大切な風景だと語っている。
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広報きりしま10月号の手に入れ方
冊子を手に入れる方法はいくつかある。いずれも霧島市が公式に案内している方法で、部数に限りがあるため、期限より前に受け付けを締め切る場合があると市は断っている。
誌面を読むだけなら市ホームページのPDFと電子書籍版
10月号の誌面は、霧島市ホームページの「広報きりしま(令和8年度)」のページで、PDF版(No.460・10月号)として公開されている。同じページから電子書籍版も開け、スマートフォンやタブレットでも読める。表紙からインタビュー、市長コラムまで、紙の冊子と同じ内容を無料で確かめられる。
霧島市民は市役所の秘書広報課で1世帯1冊
霧島市民は、霧島市役所(霧島市国分中央三丁目)の秘書広報課を訪れると、1世帯1冊に限って受け取れる。受け付けは平日の午前8時15分から午後5時まで。
市外からはふるさと納税か定期購読
市外に住む人は、ふるさと納税か定期購読で冊子を取り寄せる。
ふるさと納税では、寄付額1万円の返礼品「広報きりしま定期便」を選ぶと、申し込みから1年分の広報きりしまが届く。控除上限額の範囲で寄付して所定の手続きをすれば、自己負担は実質2000円で済む。通常は前月末までの申し込みが必要だが、10月号から受け取りたい場合は特例として10月31日(土)までに寄付を終えればよい。霧島市のふるさと納税ページには、寄付を受け付ける各ポータルサイトへの案内が並ぶ。
定期購読は、市外の人が対象で月額200円。年度単位の申し込みで、年度内の途中解約はできない。10月から始める場合は3月までの6か月分、1200円を郵便小為替か現金書留で送る。申し込みは市の電子申請で受け付けており、10月号から希望する場合の期限はふるさと納税と同じ10月31日(土)だ。送付は1人1部。問い合わせ先は市長公室秘書広報課広報グループ(0995-64-0955)となる。
サイン入り広報誌が当たる読者プレゼントも
10月号では、吉田の「サイン入り広報誌(10月号)」を1人に、「アヒル隊長ぬいぐるみ」を2人に抽選で贈る読者プレゼントも用意された。秘書広報課へ便りを送った人が対象で、市ホームページからも申し込める。締め切りは10月26日(月)必着。ぬいぐるみにはサインが入らない点に注意したい。
冊子を求める人が増えるほど、本来届くはずの市民の手元から遠ざかる。市長が「1世帯1冊」の事情まで説明して頼んだのは、そのためだ。誌面だけならPDFで読め、紙で手元に置きたい人にはふるさと納税と定期購読という正規の道が開かれている。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]














































































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