【箱根・仙石原】金乃竹の客室「煌」に宿泊!95㎡フラットタイプの源泉掛け流し露天風呂と竹づくしの空間をレポ

📷写真・📝レビュー提供:やままる
取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2026 MEDIA DOGS
今回泊まったのは、箱根・仙石原にある「金乃竹 仙石原」の客室「煌(きらめき)」。全9室すべてに露天風呂が付いた、竹取物語をコンセプトにした宿の一室です。
このお宿は部屋から一歩も出ずに1泊2日が完結しました。チェックインも食事も部屋の中。温泉は好きなときに、何度でも入れます。
15時30分ごろにチェックインして、翌日11時過ぎに出発するまで、ほとんどの時間をこの部屋で過ごしました。
95㎡のフラットタイプという間取りから、源泉掛け流しの露天風呂、アメニティ、無料のドリンクまで、実際に過ごして分かったことを写真多めで紹介します。お部屋選びで迷っている方の参考になれば嬉しいです。
金乃竹 仙石原の「煌」は、95㎡フラットタイプの露天風呂付き客室
「煌」は2018年9月にオープンした客室です。総面積95㎡のうち、客室が83㎡、テラスが12㎡。段差の少ないフラットタイプで、キングサイズのベッドが1台入っています。
廊下を進むと、竹を組んだ照明の中に「煌」の文字が! 部屋ごとにこうした室名の表示があり、これだけで気分が上がります。

渡された鍵にも、竹をかたどった木製のプレートに「煌 kirameki」の文字が入っていました。細かいところまで世界観が続いています。

金乃竹 仙石原は、客室を9室だけに絞った宿です。公式でも、宿泊客同士が館内で顔を合わせないようアテンドすると案内されています。実際、滞在中にほかの宿泊客と会うことは一度もありませんでした。
チェックインも部屋の中 到着から誰にも会わずに客室へ
この宿には、いわゆるフロントカウンターでの手続きがありません。駐車場に着くと荷物を預かってもらい、そのままスタッフの方に案内されて客室へ。手続きは部屋の中で済ませます。
移動から入室まで、流れが途切れないのが印象的でした。到着してすぐ荷物を持ってうろうろする時間が、まるごとありません。
部屋に入ると、まずウェルカムドリンクとスイーツのメニューを見せてもらえます。ドリンクの種類がとにかく多く、あんなに選択肢を出されたのは初めてかもしれません。スイーツは3種類から選ぶかたちでした。
ウェルカムドリンクの選択肢や館内の共用部など、宿そのものの様子は別の記事にまとめていますので、よければあわせてご覧になってみてくださいね。
【金乃竹 仙石原に泊まった宿全体のレポ】
箱根『金乃竹 仙石原』に泊まってきた!全9室の露天風呂付き隠れ宿は、チェックインも食事もお部屋で完結でした
テーブルには、金乃竹オリジナルのはちみつ木の実も用意されていました。プレーンと黒胡椒仕立ての2種類です。

飲み物が運ばれてきたあと、あらためて部屋の設備を説明してもらえます。荷物を置いて、飲み物を口にして、落ち着いた状態で聞けるのがありがたい流れでした。
竹に包まれたベッドルーム 寝そべると庭が見える
ベッドルームに入ってまず目に入るのが、天井から壁へと続く竹です。細い竹を隙間なく並べたアーチが、ベッドの上を覆っています。間接照明が当たると、竹の陰影がそのまま模様になりました。


ベッドはキングサイズが1台。幅195cm、長さ202cmあるので、2人で寝てもかなり余裕があります。ベッドルームとリビングは仕切りのない一続きの空間です。ソファやチェアが置かれ、その先がテラスにつながっています。
ベッドに寝そべると、窓の外の庭がそのまま視界に入ります。起き上がらなくても緑が見える。これがかなり良くて、ゴロゴロしている時間が長くなりました。

リビング側のソファとチェアは、籐を編んだ落ち着いたデザイン。テーブルを囲んで座ると、自然と会話が続きます。

テラスと専用の庭 竹林を眺めながら過ごす時間
窓を開けると、12㎡のテラスに出られます。椅子が2脚とサイドテーブルが置かれ、その先は専用の庭。さらに向こうには竹林が広がっています。

訪れた日はあいにくの雨でした。それでも、竹の日除け越しに落ちる雨音を聞いていると、これはこれで風情があります。晴れの日とはまた違う時間でした。
冷蔵庫からビールを出してテラスへ。到着した日の午後は、ここでのんびり過ごしました。
テラスは露天風呂の前まで続いていて、縁側のように部屋の外側をぐるりと歩けます。足元は石が敷かれ、庭との境目が自然につながっていました。

何度でも入れる客室露天風呂 大涌谷の白濁湯を独り占め
この部屋でいちばん時間を過ごしたのが、客室の露天風呂でした。金乃竹 仙石原の温泉は大涌谷温泉から引いていて、全室が源泉掛け流し。泉質は酸性-カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉です。
湯船は木製で、大人2人が入っても余裕があるサイズ。障子と窓を開け放つと、庭と一続きになります。


湯船に浸かったまま外を見ると、竹の日除けと植栽が視界いっぱいに広がります。塀があるので、外からの視線は気になりません。

湯は木の湯口から静かに注がれ続けています。スタッフの方によると、湯船の底には温泉成分が白く沈むとのこと。実際、時間が経つと湯が白く濁ってきました。
夜は雰囲気ががらりと変わります。庭がライトアップされ、湯気の向こうに緑が浮かび上がりました。


箱根には客室温泉付きの宿がいくつもあり、造りによって過ごし方がかなり変わります。以前泊まった「ふふ箱根」のコンフォートスイートも部屋で温泉に入れる客室でしたが、浴室の配置や部屋の広がり方はまったく別のタイプでした。比較して選びたい方は、あわせてどうぞ。
【ふふ箱根の客室を写真多めでレビュー】
【宿泊記】ふふ箱根の客室風呂が最高すぎた!快適すぎる「コンフォートスイート」を徹底解説
洗面・アメニティ・冷蔵庫 滞在で助かった設備
水回りと設備についても、実際に使って感じたことをまとめます。
洗面はダブルシンク 2人で同時に使える
洗面台はシンクが2つ並んだタイプです。2人で泊まっても、順番待ちが起きません。朝の支度が重なる時間帯に、これはかなり快適でした。

洗面スペースからは、ベッドルームと露天風呂の両方へ行き来できます。段差がほとんどないフラットタイプなので、移動もスムーズでした。

アメニティは金乃竹オリジナルとオムニサンス
洗面台の上には、ガラス蓋の木箱にアメニティが並んでいました。歯ブラシやシェーバー、シャワーキャップに加えて、金乃竹のロゴが入ったヘアゴムやシュシュも入っています。

スキンケアはフランスのomnisens(オムニサンス)。クレンジングミルク、洗顔ジェル、化粧水、フェイスクリームがセットになっていました。基礎化粧品を持参しなくても、ひととおり足ります。

館内着は作務衣タイプで、上が臙脂、下が紺。足袋とタオルも一緒に用意されています。

冷蔵庫のドリンクは無料 種類も豊富
ミニバーには、ケトルとネスプレッソ、Mighty Leafの紅茶、グラス類がそろっています。富士山の天然水も置かれていました。

そして、この部屋でいちばん驚いたのが冷蔵庫です。中に入っているドリンクは、なんとすべて無料! ビール、シードル、白ワイン、赤ワイン、ジュース、炭酸水と、かなりの種類が詰まっていました。

ジュースは「現存する日本最古のワイナリーが贈る」と書かれたラ・フランスとブルーベリー。こういうものが冷えていると、部屋にいる時間がそのまま楽しくなります。

Wi-Fiは実測180Mbps超
Wi-Fiの機器は食事用の部屋にあると案内を受けました。実際に速度を測ってみたところ、下り183.8Mbps、上り115.6Mbps。旅先で仕事をする場合でも困らない速さです。

食事も部屋で完結 移動しない1泊2日の過ごし方
金乃竹 仙石原は、夕食も朝食も部屋でいただくスタイルです。ベッドルームとは別に食事専用のスペースがあり、時間になるとスタッフの方が料理を運んでくれます。

この部屋も窓が大きく取られていて、庭を眺めながら食事ができます。夜はライトアップされた緑を見ながらの京懐石になりました。

夕食は一品ずつ運ばれてくる京懐石でした。泡状のお塩でいただくお造りや、煙をまとった鮎など、この部屋で2時間半かけて味わっています。誕生日ケーキもここで出してもらいました。
【金乃竹 仙石原の夕食についての体験レポ】
箱根『金乃竹 仙石原』の夕食は部屋食の京懐石12品!泡の塩と鮎の骨抜き体験を写真付きでレポ
翌朝の朝食も、同じスペースでいただきました。金目鯛の干物と、釜で炊いたご飯が並びます。
【金乃竹 仙石原の朝食についての体験レポ】
箱根『金乃竹 仙石原』の朝食は全部お部屋で!金目鯛の干物と釜炊き「つや姫」でご飯がすすむ和朝食を体験レポ
食べ終わってすぐベッドで横になれる。この動線が想像以上に快適でした。夕食後は湯船に浸かって、また部屋でゴロゴロ。同行者は横になり、私は記事を書きながら過ごしていました。
自然が近いからこその出来事もありました
ひとつだけ、事前に知っておくといいことがあります。この宿は、自然との距離がとても近い場所にあること。
露天風呂の扉を開けっぱなしにしていたところ、風呂場になめくじが入ってきました。滞在中にはモリアオガエルの卵も見かけています。
緑に囲まれた環境なので、こればかりは仕方のないところ。虫や生き物が苦手な方は、扉を長く開けたままにしないほうが安心です。逆にいえば、それだけ自然の中にある宿ということでもあります。






























































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