まるでチョコレートのスープ!鎌倉『ショコラトリーキャメル』でテリーヌ食べ比べ682円とアイスショコラ・ヴィエノワを体験レポ

📷写真・📝レビュー提供:やままる
取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2026 MEDIA DOGS
チョコレートのお店といえば、おみやげを買う場所。そんなイメージのまま、店の前を通り過ぎてしまっていませんか?
今回は、そのイメージが変わった一軒として、神奈川県鎌倉市小町にある「CHOCOLATERIE CAMEL(ショコラトリーキャメル)」さんへ行ってきたのでレポートしていきます。
このお店はカカオ豆の選別から板チョコの完成まで一貫して手がける、ビーントゥーバーのクラフトチョコレート専門店なのですが、売り場のとなりにカフェが併設されています。
訪れたのは9月上旬の平日、開店直後の10時ごろ。注文の流れやカフェの雰囲気、実際に食べたテリーヌとドリンクの味を、写真多めでお伝えしていきます。
これから訪れるか悩まれている方は、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
若宮大路沿いのガラス張り ショコラトリーキャメルの店内へ
お店があるのは鎌倉駅から歩いて数分、若宮大路沿い。庇に出た「CHOCOLATERIE CAMEL」のロゴと、窓に貼られた「サモア産カカオの とろけるテリーヌ」のポスターが目印です。
通りに面した面はガラス張りで、外から中の様子がよく見えます。この日は曇り空で、ガラスに向かいの石垣が映り込んでいました。


扉を開けると、チョコレートのいい匂い。入って左側が物販スペースで、水色の天板の平台とショーケース、壁一面の棚にチョコレートが並んでいます。

注文はカウンターで先に 席はスタッフが案内してくれます
カフェを利用する場合は、先に注文してから席へ、という流れです。入ってまっすぐ進んだ先に「カフェご利用の方 ご注文はこちら」と書かれたカウンターがあり、その右側がカフェスペースになっています。
店内には「カフェご利用の方 スタッフがご案内いたします。」と書かれた立て看板も出ていました。


私たちが選んだのは、外が見える窓側の席。壁には「Story of us」のロゴと文章が書かれていて、窓の外には石垣と通りが見えます。
奥側にはペンダントライトの下のテーブル席もあり、こちらは照明がやわらかい雰囲気。この時間はどの席も空いていました。


ただし、店内には「混雑時は お席のご利用を 60分までと させていただきます」という案内板が置かれています。私が行った平日の朝10時台は、カフェスペースにいるのは私たちだけでした。

カウンターの一角には、グラスとピッチャー、カトラリーが用意されたコーナーもあります。お水はセルフサービス。ここのドリンクはとにかく濃いので、自分のタイミングで注げるのはありがたかったです。

鎌倉の朝は、思っているよりお店が開いています。以前は朝8時から開く「EENY」で朝食を食べてから歩き始めましたし、小町通りの路地裏にある「井上商店」でうどんを食べた日もありました。この日のランチは、小町通りから1本入った一軒家のフレンチ「ポンディシェリー」で、スパイスの効いたコースをいただいてからこちらへ向かいました。
詳細はこちらから
紹介している記事のリンクは、記事末にも一覧でまとめています。本編を読み終えた後、気になる記事は最後にゆっくりご覧ください。
カカオ豆から板チョコまで 壁に書かれたお店の成り立ち
窓際の壁には、このお店がどんなチョコレートを作っているのかが書かれています。カカオ豆の選別からタブレット(板チョコ)の完成まで、すべての工程を一貫して行うビーントゥーバー製法。産地ごとの個性を生かすことをテーマにしている、という内容でした。

店名やメニューにたびたび出てくる「サモア」は、カカオの産地の名前です。南太平洋のサモア産カカオを軸に、コロンビアやマダガスカルなど産地違いの板チョコも並びます。
棚の値札がおもしろくて、苦味・酸味・カカオ感の3項目がチャートになっています。同じダークチョコレートでも味の方向がまるで違うことが、買う前に分かる仕組み。
価格はサモア75%ダークチョコレートが1,566円、コロンビア アルアコ プレミア70%ダークチョコレートが2,376円でした。

お店ができたのは2022年2月。カルディコーヒーファームを展開するキャメル珈琲グループが手がける、ショコラトリーです。
店に置かれたリーフレットによると、製造責任者は桜木和也さん。まったくの異業種からチョコレートの世界に入り、京都の名門でビーントゥーバーを学んだ方だと紹介されていました。国際的なチョコレートの品評会でも、サモア産カカオを使った板チョコが賞を受けています。
壁の飾りもチョコレート ショーケースのおみやげ選びも楽しい
カフェのスペース側の壁も、チョコレートで飾られています。産地違いの板チョコのパッケージがずらりと並び、抹茶やほうじ茶、珈琲といったフレーバーも見えました。壁一面がチョコレートという眺めは、ちょっと可愛い。

おみやげを選ぶなら、売り場のショーケースも見ごたえがあります。レジ横のガラスケースには、ひと粒ずつ選べるボンボンショコラ。ピスタチオ、シトロン、サモアなどが1粒410円で並びます。
冷蔵ケースにあるのが、持ち帰り用のテリーヌ。ハーフサイズのセットは珈琲+サモアで3,660円、珈琲+インドで3,930円でした。保冷袋を無料でつけてもらえる旨の掲示も出ています。


もう少し手軽なところだと、オランジェット9本入りが994円、缶入りのギフトが3,726円。焼き菓子の詰め合わせもあるので、渡す相手に合わせて選べます。

カフェのメニューと値段 テリーヌは682円、ドリンクは1,045円
カフェのメニューを見て選ぶのは、注文カウンターの前です。おすすめのページに載っていたのが、私が頼んだテリーヌドショコラのカット。サモアと珈琲の2種類が1皿になった食べ比べプレートで、682円です。
同じページにはチョコバナナドリンク880円も。サモア産カカオのチョコレートと、バナナ、ミルクだけで作られた冷たいドリンクだそうです。


ドリンクのおすすめは2つ。温かいショコラショー(サモア ダーク75%)と、冷たいアイスショコラ・ヴィエノワで、どちらも1,045円です。私が選んだのは後者でした。
ほかにも、ビーントゥーバー6種食べ比べ770円やチョコレートアイス825円、ポットで出てくる紅茶やほうじ茶が880円と、チョコレート以外の選択肢も用意されています。

注文する場所には、テイクアウトのメニューも置いてありました。持ち帰り限定のチョコレートドリンクは500円。ビーントゥーバーが初めての方でも飲みやすいよう、サモア産カカオに甘さを足して、さらりとした飲み口に仕上げてあるとのこと。
散策の途中で片手に持って歩くなら、こちらが良さそうです。

いざ実食!テリーヌ2種とアイスショコラ・ヴィエノワ
席に運ばれてきたのは、テリーヌのプレートとドリンク。ここからは、実際に食べた順に紹介していきます。
お皿の下の板が冷たい 溶けないようにという配慮
細長い黒いスレートのお皿に、テリーヌが2切れ。右が珈琲、左がサモアです。左にはカカオニブがのっていて、見た目でも違いが分かります。
お皿を触ってみると、テリーヌの下に敷かれた板がひんやり冷たくなっていました。食べているあいだに溶けてしまわないように、という工夫。こういう配慮は嬉しいものです。

サモアと珈琲 どちらも甘さは控えめでした
まず、想像していたより甘くありません。砂糖の甘さが前に出てこなくて、代わりにカカオの香りと程よい苦さが残ります。添えられた生クリームまで甘くないので、最後まで重たくなりません。
珈琲のほうは、ほんのりコーヒー味。柔らかくて、口の中でとろけていきます。
サモアのテリーヌは、お店の定番として紹介されている看板商品です。材料は6つだけ。低温で少しだけ火入れをすることで、あのとろける食感になるそうです。
持ち帰り用の商品には「5分ほど常温に置いたあと、温めたナイフで1cm程度にカットするのがおすすめ」という案内も添えられていました。冷やしすぎない方がおいしい、ということなのだと思います。
アイスショコラ・ヴィエノワは、ドリンクというよりスープ
そして、想像と違ったのがアイスショコラ・ヴィエノワ。すりガラスのグラスに濃い茶色のドリンク、その上に軽めのクリームとココアパウダーがのっています。

ひと口飲んでみると、本当に甘くない…!砂糖の甘さがない代わりに、チョコレートそのものを飲んでいる感覚になります。上のクリームも甘すぎず、ドリンクの濃さをちょうどよく受け止めてくれる存在でした。
そして、とにかく濃い。グラスの下にいくほど濃度が上がって、途中からは飲むというより、スプーンですくって食べる形になります。
「これはもう、チョコレートのスープ」というのが、その場で出てきた言葉でした。

チョコレート専門店のドリンクを頼んだのは初めてでしたが、想像していたものとはまるで別物。カフェのドリンクというより、デザートを1品頼んだ感覚に近いです。
ショコラトリーキャメルへ行ってみて|良かった点・気になった点
平日の朝に35分ほど過ごしてみて、良かったところと、行く前に知っておくと安心なところをまとめます。
【良かった点】
- ドリンクが甘くない:アイスショコラ・ヴィエノワは砂糖の甘さがほとんどなく、カカオそのものを飲んでいる感覚。上のクリームも甘さ控えめでした。
- テリーヌも甘さ控えめ:甘さより先にカカオの香りと程よい苦さが来ます。添えられた生クリームまで甘くないので、最後まで飽きません。
- 溶けないための配慮:テリーヌの下に敷かれた板が冷たくなっていて、食べ終わるまでとろけすぎませんでした。
- きれいな店内と朝の静けさ:売り場もカフェもとても清潔で、開店直後はカフェに私たちだけという静かさ。落ち着いて味わえます。
- 物販の品ぞろえ:板チョコ、ボンボンショコラ、テリーヌ、缶入りギフトまでそろうので、おみやげ選びだけでも楽しめます。
【気になった点】
- スプーンが小さい:ドリンクが濃くてすくって食べる形になるのですが、付いてくるのはティースプーンサイズ。もう少し大きいと食べやすいと感じました。こぼしやすく、私は服にチョコレートを付けたまま歩いていました。笑
- 専用の駐車場はなし:車で行くなら周辺のコインパーキングを使うことになります。午前中は満車のところもありました。
CHOCOLATERIE CAMEL 鎌倉の口コミ・評判
食べログとRettyで確認できた実際の来店者・購入者の口コミから、原文の短い一節を引用して紹介します。
良い口コミ
いただいたオペラですが、めちゃくちゃ濃厚でかつカカオの香りが存分に感じられる一品です。コーヒーとの相性も抜群です。
食べログ:tak.h313さん(2026年5月訪問・原文より引用)
甘さより先にカカオの香りが立つのは、私が食べたテリーヌも同じでした。オペラは今回頼んでいませんが、コーヒーと合わせたくなる濃さだというのは、よく分かります。
ビーントゥーバーが初めての方でも召し上がりやすいようサモア産カカオに甘みを加えてさらりとした飲み心地に仕上げてある逸品。これが500円はお得すぎる!
Retty:T.Satouさん(2026年4月投稿・原文より引用)
これはテイクアウト限定のドリンクで、店内のメニューでも500円でした。私が頼んだアイスショコラ・ヴィエノワはすくって食べるほど濃かったので、さらりと飲みたい日はこちらを選ぶ手もあります。
口当たりの良い上品な薄さ、なめらかな食感、苦味と共に感じる程よい酸味の洗練された一枚。
食べログ:がすりさやさん(2025年7月訪問・原文より引用)
板チョコの棚には、産地ごとの一枚が並んでいます。値札に苦味・酸味・カカオ感のチャートが付いているので、好みに近い一枚を選びやすくなっていました。
気になる口コミ
その代わり氷の質の割には価格は高めな印象
Retty:K.Matsumotoさん(2024年6月訪問・原文より引用)
私が行った日は、メニューでかき氷を見かけませんでした。ドリンクは1,045円と、専門店ならではの価格設定。カカオそのものを味わう内容なので、値段だけで比べると割高に感じる方もいるかもしれません。
日曜日のお昼時間に訪問。1時間制なのであまりゆっくりはできない。
食べログ:(´・ω・`)ちきんさん(2025年6月訪問・原文より引用)
店内の案内板にも「混雑時はお席のご利用を60分まで」と書かれていました。私が行った平日の朝10時台はカフェに誰もいなかったので、ゆっくり過ごしたい日は開店直後が狙い目です。
口コミまとめ
チョコレートやオペラの濃厚さ、カカオの香りの良さを評価する声が多く、テイクアウトドリンクの価格の手頃さを挙げる投稿もありました。一方で、かき氷は氷の質に対して価格が高めという指摘や、席の利用時間が決まっていてゆっくりしづらいという声もあります。混雑する時間帯や季節メニューを利用するときは、事前に確認しておくと安心です。
鎌倉の1軒目を、チョコレートから始めてみる
鎌倉散策のスタートに寄ったつもりが、思いのほかしっかりしたデザートの時間になりました。テリーヌもドリンクも甘さで押してこないぶん、カカオの香りと苦さがまっすぐ届いてきます。とくにアイスショコラ・ヴィエノワは、飲み物の枠を超えた濃さ。もう少しサラサラしているほうが好みではありますが、チョコレートそのものを飲むなら、これくらいが正解なのかもしれません。
甘いものが得意ではない方や、チョコレートそのものの味を確かめてみたい方には、かなりおすすめのお店です。開店直後なら静かに過ごせるので、鎌倉の1軒目に組み込んでみてください。
CHOCOLATERIE CAMEL 鎌倉の基本情報
| 店舗名 | CHOCOLATERIE CAMEL(ショコラトリーキャメル) |
| ジャンル | ビーントゥーバーのクラフトチョコレート専門店(カフェ併設) |
| 所在地 | 神奈川県鎌倉市小町2-14-7 かまくら春秋スクエア1F |
| アクセス | JR横須賀線・江ノ島電鉄「鎌倉駅」東口から徒歩約5〜7分 |
| 営業時間 | 10:00〜18:00(カフェのラストオーダー17:00) |
| 定休日 | 年中無休 |
| 席数 | 22席(テーブル20席・カウンター2席) |
| 駐車場 | 専用駐車場なし(周辺のコインパーキングを利用) |
| 公式サイト | https://chocolateriecamel.com |
| 公式SNS | Instagram(@chocolaterie_camel) |
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]
※本記事は訪問時の情報をもとに作成しています。サービス内容や営業時間、料金等は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトや店舗にご確認ください。
鎌倉ではほかにも何軒か食べ歩いています。朝ごはんから路地裏のうどん、歩き疲れたときの休憩場所まで、よければそちらもどうぞ!
やままるさんの他のレビュー一覧
このレビューの情報を提供していただいているやままるさんは、こんな人です。
- 神奈川県在住。鎌倉・箱根エリアによく出没
- 神社やお寺などの歴史スポット、美術館が大好き
- 焼肉屋のレビューをよくしています
- シンプルな味が好きで、塩味に目がない
- 甘いものは、いちご味とチョコ味が好き
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