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パンダコパンダ、まもなく55周年でアニバーサリープロジェクト始動 第1弾はブックサーカスとローソンコラボ

パンダコパンダ、まもなく55周年でアニバーサリープロジェクト始動 第1弾はブックサーカスとローソンコラボ

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高畑勲と宮崎駿が手がけた『パンダコパンダ』が2027年に劇場公開55周年を迎える。トムス・エンタテインメントは2026年10月1日から2028年まで続くアニバーサリープロジェクトを始動し、記念ロゴの解禁と第1弾情報を9月8日に発表した。書店フェア「ブックサーカス」とローソンとのコラボグッズが柱となる。

高畑勲×宮崎駿コンビの代表作、55周年へ始動

トムス・エンタテインメントは9月8日、『パンダコパンダ』と続編『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』の劇場公開55周年を記念したアニバーサリープロジェクトの始動を発表した。プロジェクト期間は2026年10月1日から2028年まで。1972年公開の第1作は2027年に、1973年公開の続編は2028年にそれぞれ55周年を迎える。

同時に55周年記念ロゴが解禁された。パパンダ、ミミ子、パンちゃんがドアから顔をのぞかせる劇中の印象的な場面をモチーフにしたデザインで、55周年という扉から作品の世界へ迎え入れる意味が込められているという。第1弾情報として発表されたのが、全国4都市を巡る書店フェアと、コンビニ大手ローソンとのコラボレーションだ。

「長くつ下のピッピ」頓挫から生まれた作品

『パンダコパンダ』は1972年12月17日、東京ムービー制作・東宝配給で劇場公開された。演出を高畑勲、原案・脚本・画面設定を宮崎駿、作画監督を大塚康生と小田部羊一が務めた。ミミ子役を杉山佳寿子、パパンダ役を熊倉一雄が演じ、おまわりさん役には後に『ルパン三世』の声で知られる山田康雄が起用された。

もともと高畑・宮崎・小田部の3人は、児童文学「長くつ下のピッピ」のテレビアニメ化を目指し東映動画からAプロダクションへ移籍していた。しかし原作者側の許諾が得られず、この企画は頓挫する。三つ編みにそばかす顔のミミ子や、オーブン付き台所のある家といった設定は、頓挫したピッピ企画で温めていたアイデアを引き継いだものだ。

公開時期は、日中国交正常化を機に中国から上野動物園へジャイアントパンダが贈られ、日本中がパンダブームに沸いていた時期と重なった。翌1973年3月17日には続編『雨ふりサーカスの巻』も公開されている。サーカスから逃げ出して迷い込んだトラの子・トラちゃんをサーカス団に送り届けたミミ子たちはサーカスへ招待されるが、その晩に大雨が降って街が水に沈む大洪水となり、ミミ子たちはベッドをいかだ代わりにして、洪水に取り残されたサーカスの動物たちを助けに向かう物語だ。なお両作とも、宮崎と高畑がのちに参加するスタジオジブリの作品ではない。トムス・エンタテインメントの前身にあたる東京ムービーと、制作協力のAプロダクションによる作品である。宮崎と高畑は1985年、徳間書店の出資によって設立されたスタジオジブリで『となりのトトロ』『火垂るの墓』などを世に送り出した。高畑は2018年4月、82歳で死去している。パンダの親子とミミ子が暮らす小さな物語は、2人の歩みの原点として今も語り継がれている。

4都市を巡る「ブックサーカス」、丸の内ではコラボカフェも

第1弾企画の一つが、書店フェア「パンダコパンダ ブックサーカス」だ。丸善・ジュンク堂グループの4店舗で、10月8日から順次開催される。

会場は東京の丸善丸の内本店(10月8日〜11月3日)、大阪のMARUZEN&ジュンク堂書店梅田店(10月8日〜11月1日)、福岡の丸善博多店(11月11日〜29日)、北海道のMARUZEN&ジュンク堂書店札幌店(11月11日〜29日)の4会場だ。各会場ではブックサーカスオリジナルデザインのグッズが販売される。

丸善丸の内本店に併設するM&Cカフェ丸の内オアゾでは、劇中に登場するカレーライスをイメージしたコラボメニューも提供される予定だ。書店フェアに飲食メニューまで組み合わせ、原作の世界観をグッズと味の両方で楽しめる仕立てになっている。

ローソンとの限定コラボ、青基調のグッズがずらり

もう一つの柱がローソンとのコラボレーションだ。ローソンのコーポレートカラーであるブルーを基調にした限定デザインの周年ロゴが作られ、コラボグッズが10月8日から全国のローソンの書籍コーナーで発売される。ローソン店内のマルチコピー機サービス「ローソンプリント」でもオリジナルステッカーが販売される。

発表済みのラインアップには、トラちゃんのぬいぐるみマスコット(2200円)、全8種のブラインドミニミニトート(880円)、そえぶみ箋2種(660円)、デコシール2種(605円)が並ぶ。いずれも10月発売の予定だ。詳しいラインアップは10月1日、ローソン研究所で発表される見通しとなっている。

2028年まで続く長期プロジェクト、次の一手は

トムス・エンタテインメントは今回の発表で「今後も55周年を彩るさまざまな企画を順次発表してまいります」とコメントしている。2026年10月から2028年までの2年余りにわたる息の長いプロジェクトで、今回の発表はあくまで第1弾にとどまる。

続報は公式サイトや、作品公式X(@pandakopanda50)、企業公式X(@TMSent_jp)、公式Instagramで随時案内される。半世紀を超えてなお愛され続ける親子パンダの物語が、今後どんな形でファンの前に姿を見せるのか。書店とコンビニに続く第2弾の企画にも、期待が高まる。

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

寄稿者

MEDIA DOGS 編集部
メディアドッグス株式会社のMEDIA DOGS 編集部チーム。インターネットマーケティングに約10年携わるメンバーで編成し、企画・取材・執筆から公開後の改善まで一貫して担当。「出会いを、設計する。」のもと、人と企業が正しく出会える場をつくるために、一次情報の確認とファクトチェックを徹底。情報をわかりやすく誠実に届け、読者の疑問を解決します。

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