『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』にフルフル TGS2026実機プレイで判明

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
2026年9月19日、東京ゲームショウ2026のカプコンブースで『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』の世界初となる実機プレイが披露された。新フィールドの洞窟で奇怪竜フルフルが姿を見せ、登場が判明。帯電する姿や、ハンターを食べる動きも公開された。
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壁の隙間から首だけ伸ばし、雷ブレスを吐いた
ステージに登壇したのは、プロデューサーの辻本良三、エグゼクティブ・ディレクターの藤岡要、ディレクターの平岡拓朗の3人。会場のカプコンブースには試遊版が設置されているが、ステージで動かされたのは開発中のバージョンだった。
見どころは終盤ではなく、道中にあった。新モンスター「噴衝鳥アラケータ」の狩猟クエストを進める途中で、舞台が洞窟エリアへ移る。すると壁の隙間から、首の長い生き物がニョキッと伸びてきた。
電気をまとった頭部が、そのまま雷ブレスを吐く。
続いて首だけでなく全身が画面に現れ、フルフルだと分かった。実機プレイでは帯電する挙動に加え、ハンターを食べる動きも披露されている。『アセンダンス』では新たな攻撃も追加されるという。
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初代から続く奇怪竜、ライズ以来の再登場
フルフルは”奇怪竜”と呼ばれる飛竜種のモンスターだ。シリーズ初代の『モンスターハンター』から登場する古参で、カプコンのフィギュア商品の説明でも「初代の『モンスターハンター』から登場し、最新作の『モンスターハンターライズ:サンブレイク』でも活躍中」と紹介されてきた。
『アセンダンス』での登場は、『モンスターハンターライズ』および『サンブレイク』以来となる。
退化した目と大きな口、そして青白い肌。この見た目の不気味さと、電気をまとう攻撃が、長くハンターの記憶に残ってきた。今回の実機プレイで見えた雷ブレスと帯電も、そのフルフルらしさをなぞる動きだ。
なお、カプコンは新作での具体的な生態設定や弱点をまだ公表していない。狩猟のしやすさや素材の内容は現時点で不明のままだ。
舞台は天空に浮かぶ「雲居の遺跡群」
フルフルが顔を出した「雲居(くもい)の遺跡群」は、『アセンダンス』で追加される新フィールドになる。カプコン公式は「空に浮かぶ遺跡の新たなフィールド」と説明する。
空に浮かぶ遺跡が舞台で、乗用動物のセクレトに乗って駆け巡ったり、上昇気流に乗って移動したりできる。大きく滑空しての移動も可能だ。ステージでは黄色い毛の環境生物「コマリモット」や、驚くと煙をまいて逃げる小型モンスター「ミェンマオ」も現れた。
その先で挑んだのがアラケータだった。群れで行動する鳥竜種で、青い体色のボス個体と、それに従う子分の個体が一緒に動く。ステージではこれが「社会性のある生態」と説明され、実演では複数体が一斉に突進してくる場面が映った。
ステージ終盤は、炎王龍テオ・テスカトルの討伐クエストに3人で挑戦。時間内の討伐はかなわなかったが、ヘビィボウガン、片手剣、ランス、ハンマーの新アクションが確認できる内容となった。
分かっているのは2027年発売まで、価格は未発表
『アセンダンス』は『モンスターハンターワイルズ』の超大型拡張コンテンツにあたる。カプコンが公表している基本情報は次の通りだ。
| 項目 | 内容 | |
|---|---|---|
| タイトル | モンスターハンターワイルズ:アセンダンス | |
| 位置づけ | 『モンスターハンターワイルズ』の超大型拡張コンテンツ | |
| 発売時期 | 2027年発売予定(月日は未発表) | |
| 対応ハード | PlayStation 5/Xbox Series X\ | S/Nintendo Switch 2/Steam |
| 価格 | 未発表 | |
| プレイ条件 | 本編と、★7の任務クエスト「夢から覚めて」(Chapter6-1)のクリア | |
| 主な追加要素 | 新クエストランク「マスターランク」、新フィールド「雲居の遺跡群」、新装備「ブーストブレイサー」 |
発表当初の対応ハードはPS5、Xbox Series X|S、Steamの3機種だったが、その後にNintendo Switch 2版が加わった。TGS2026の公式出展ページでは4機種が並ぶ。価格と発売日はいずれも未発表で、カプコンからの告知はまだない。
「メインモンスターはまだ公開していません」
TGS2026に合わせたメディア向けの合同インタビューでは、まだ見ぬ主役の存在も語られた。辻本は「ヒントとして、メインモンスターはまだ公開していません……!」と話し、9月に公開された新たな古龍グンドラージャについても、メインモンスターではないと明言した。
平岡は発売後の遊び方について「リリース時点でやり応えのあるエンドコンテンツを用意して、装備を強化したうえでチャレンジするようなコンテンツも作りたい」と語る。マスターランクの先に何を置くかは、まだ明かされていない。
Nintendo Switch 2版プロデューサーの砂野元気は、移植の方針を「コンセプトとしては、劣化版ではなく、自然にSwitch2で『ワイルズ』を楽しんでもらえるもの」と説明した。
試遊は3種類、会期は9月20日までに短縮
カプコンブースの試遊は3種類が用意された。新フィールドを舞台にしたアラケータ討伐クエスト、復活する古龍テオ・テスカトルの討伐クエスト、そしてシリーズ初心者向けのチャタカブラ討伐クエスト。いずれのクエストでもブーストブレイサーを使った新アクションが試せる構成になっている。
東京ゲームショウ2026は9月17日から21日までの5日間を予定していた。ビジネスデイが17日と18日、一般公開日が19日から21日まで。史上初の5日間開催だったが、最終日の21日は台風25号の接近を受けて開催が中止となった。20日は予定通り開催し、21日分のチケットは払い戻される。
フルフルの続報がいつ出るかは公表されていない。主役のモンスターも伏せられたまま、2027年の発売に向けた情報公開はこれから本番を迎える。
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[文/構成 by ゲームライター ミナセ]










































































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