前田光史朗、ACNチャンピオンシップ2日目も首位キープ 通算10アンダー、出身高校と経歴

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男子ゴルフの国内ツアー「ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント」は11月6日、兵庫県の三木ゴルフ倶楽部で第2ラウンドを行い、ツアー未勝利の前田光史朗(26)=ACN=が71で回って通算10アンダーの単独首位を守った。1打差の2位には小平智ら6人が並ぶ。前田は栃木県下野市出身で、作新学院高等学校から日本大学へ進んだ経歴を持つ。
前田光史朗は2日目71、上がり2連続バーディーで1打差を守る
第57回を迎えた大会は、7004ヤード、パー71の三木ゴルフ倶楽部が舞台。2日目は晴れ、西南西の風が秒速5.3メートルと初日より強まり、1935人のギャラリーが訪れた。
首位から出た前田は、3バーディー、3ボギーのパープレー71。通算132ストロークで、2日目を終えても単独トップに立つ。初日に2位と4打あった差は、1打まで縮まった。
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立ち上がりは苦しかった。JGTOのホールバイホールでは、1番パー4と4番パー4でボギーをたたき、7番パー5でバーディーを奪い返して前半は36。後半に入っても11番パー3でボギーとし、この時点でこの日のスコアは2オーバーまで落ちていた。
流れを戻したのは最後の2ホールだ。455ヤードの17番パー4、570ヤードの18番パー5で連続バーディーを決め、首位のまま週末へ進んだ。
ラウンド後、前田は「最後のバーディーは明日以降に向けて大きな一打だった」と話し、目標に通算20アンダーを掲げた。コースと向き合ってそこまで伸ばしたいという。
前田は大会主催のACNグループと所属契約を結ぶ、いわばホストプロ。2025年1月にACNホールディングスと契約し、同社のロゴ入りウェアでツアーを戦っている。所属先が主催する大会で、ツアー初優勝に挑む。
初日は大会コース新の61、ボギーなしの10バーディー
前日の11月5日は、10番からスタートした。10番、12番でバーディーを奪うと、14番から3連続バーディーで前半を31。後半も1番、2番、4番、6番、7番とスコアを伸ばし、10バーディー、ボギーなしの61をマークした。大会のコースレコードを更新するスコアで、2位とは4打差の単独首位発進だった。
10個のバーディーのうち7つは、3メートル以内につけたものだったという。前田はこの日のプレーを「120点のゴルフ」と表現し、すべてがかみ合ったと手応えを口にした。会場にはツアー通算20勝の谷口徹も観戦に訪れ、18番グリーンで前田を出迎えて大会コース新の61をたたえたという。
ただ、前田にとって初日の首位は初めてではない。
2026年シーズンは4月30日開幕の中日クラウンズ、5月の関西オープン、日本プロゴルフ選手権と3試合続けて初日首位に立ったが、いずれも優勝には届かなかった。ACNチャンピオンシップは今季4度目の首位発進。過去3戦はいずれも2日目に順位を落としていたが、今回は2日目を終えても首位にとどまった。
1打差に6人、2打差に7人の大混戦
2日目を終えた上位の顔ぶれは、次のとおりだ(JGTO公式リーダーボード、11月6日の第2ラウンド終了時点)。
| 順位 | 選手 | 1日目 | 2日目 | 通算 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 前田光史朗 | 61 | 71 | 10アンダー |
| 2T | 若原亮太 | 65 | 68 | 9アンダー |
| 2T | 永野竜太郎 | 66 | 67 | 9アンダー |
| 2T | 古川龍之介 | 66 | 67 | 9アンダー |
| 2T | 和田章太郎 | 67 | 66 | 9アンダー |
| 2T | 小平智 | 66 | 67 | 9アンダー |
| 2T | 照屋佑唯智 | 66 | 67 | 9アンダー |
| 8T | 李尚熹ら7人 | – | – | 8アンダー |
2位グループで目を引くのが、ツアー通算8勝の小平智だ。ほかの5人はいずれもレギュラーツアー未勝利だ。2位タイの古川龍之介は前田と日本大学ゴルフ部の同期にあたり、同期同士で初優勝を争う構図にもなった。
2位タイの若原亮太は、ポイント制度が導入された2025年のACNツアー(下部ツアー)で初代の年間王者となった選手。2日目は68で回り、最終9番ではグリーン左のカラーから6メートルをパターで沈め、パーを拾った。大会を主催するACNグループは、そのACNツアーのネーミングライツスポンサーでもある。
推薦出場の和田章太郎(30)は、9番と18番をチップインバーディーで締め、この日のベストスコアタイとなる66で24位から2位タイへ浮上した。2打差の8位タイには李尚熹(韓国)、岩﨑亜久竜、時松源藏、吉田泰基らが続く。首位から2打差以内には14人が並ぶ。
予選は通算2アンダーまでの64人が通過した。年間ポイント首位の細野勇策は2日目に67をマークし、通算7アンダーの15位タイに浮上。年間ポイント2位の藤本佳則は、2番ホールを終えたところで体調不良のため棄権した。2人のポイント差は734.949ポイントで、シーズンは本大会を含めて残り5試合となった。
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作新学院高等学校から日本大学へ、プロ転向は2022年
前田光史朗は2000年9月5日生まれ、栃木県下野市の出身。8歳でゴルフを始め、作新学院高等学校3年のときに関東ジュニアと関東高校選手権で優勝した。
高校卒業後は日本大学へ進み、ゴルフ部では副キャプテンを務めた。大学4年だった2022年、初めて挑んだ予選会(QT)で上位に入り、同年12月にプロへ転向。アマチュア時代の2022年には日本アマで7位タイに入っている。
ツアーでの足取りは着実だ。ルーキーイヤーの2023年はANAオープンで2位に入ってシードを手にし、2024年は長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップで2位、ハナ銀行インビテーショナルで3位。同年は賞金ランキング30位でシーズンを終えた。2025年はダンロップフェニックスの初日に64で単独首位に立っている。
上位には何度も顔を出してきた。それでも、優勝にはあと一歩届かないシーズンが続く。
11月6日には、会場で開かれている大会タイアップイベント「ACNゴルフェス」のステージに、日本大学の先輩で選手会長の阿久津未来也、2001年と2003年の賞金王・伊澤利光の長男で本大会がデビュー戦の伊澤丈一郎とともに、首位の選手として立った。
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3日目は11時20分スタート、小平智・照屋佑唯智と最終組
11月7日の第3ラウンドで、前田は1番ホールから11時20分にスタートする。同じ組は、ともに通算9アンダーの小平智と照屋佑唯智。直前の11時10分の組には古川龍之介、永野竜太郎、和田章太郎が入る。
大会は11月8日まで4日間72ホールで行われ、賞金総額は1億2000万円、優勝賞金は2400万円。テレビ中継は11月7日がBSフジで12時から14時まで、カンテレ・フジテレビ系全国ネットで14時35分から15時50分まで、いずれも生中継の予定となる。
61で飛び出した初日、苦しみながらも首位を守った2日目。ホストプロの前田が、初優勝に向けて週末の36ホールに臨む。
[文/構成 by MediaDogs編集部]












































































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