桂川有人、欧州V後に地元愛知のバンテリン東海クラシックへ 清須市出身「日本ツアーを盛り上げたい」

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男子ゴルフの桂川有人(28)=国際スポーツ振興協会=が、10月29日に開幕する国内男子ツアー「第56回バンテリン東海クラシック」(愛知県みよし市・三好カントリー倶楽部西コース)に出場する。10月25日に韓国で欧州ツアー2勝目を挙げてから4日後の地元・愛知での試合だ。愛知県清須市出身の桂川は、大会前日の10月28日にプロアマ戦に出場し、「日本ツアーを盛り上げたい」と語った。
欧州ツアー優勝から4日後、地元・三好CCで開幕
大会は10月29日から11月1日までの4日間、三好カントリー倶楽部西コース(7300ヤード、パー71)で行われる。主催は東海テレビ放送、東海ラジオ放送、興和の3者。1970年に始まった大会は今年で56回目を迎え、出場は108人、賞金総額は1億1000万円、優勝賞金は2200万円となる。
桂川にとっては、4月の国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」以来の日本ツアー出場。前週の10月25日には、韓国で行われたDPワールドツアー(欧州ツアー)の「ジェネシス選手権」を通算13アンダーで制し、2打差で逃げ切っていた。第3ラウンドに8バーディー、ノーボギーの63を出して単独首位に立ち、最終日は1バーディー、1ボギーの71で守り切った。2024年4月以来となる欧州ツアー2勝目で、シード圏外の106位にいたポイントランキングは28位まで上がった。
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韓国から戻った桂川は10月27日にコース入りした。同じ日に予選ラウンドの組み合わせが発表され、桂川は大西魁斗、出利葉太一郎と同組に入る。日本ゴルフツアー機構(JGTO)の公式組み合わせによると、第1日の10月29日は午前9時に10番からスタート。第2日は午前8時30分に1番から出る。36ホールを終えた時点の上位60位タイ(プロの順位)までが決勝ラウンドへ進む。
前後の組にも注目選手が並ぶ。
| スタート(10月29日・10番) | 組み合わせ |
|---|---|
| 午前9時00分 | 桂川有人、 |
| 午前9時10分 | 下家秀琉 |
| 午前9時20分 | 細野勇策、 |
「日本ツアーを盛り上げたい」 プロアマ戦の後に語った思い
10月28日のプロアマ戦を終えた桂川は、まず欧州での1週間を語った。この2週間ほどは緊張とプレッシャーのストレスが胃腸にきて、食欲がなかったという。最後まで体力が持つよう願いながら、気合で戦ったと話した。
欧州ツアーでは2024年の初優勝の後、思うような結果が出ない時間が長く続いた。シード権を失うかどうかの瀬戸際で勝ち切り、11月5日に始まるプレーオフ2連戦の出場権と来季以降のシード権を手にした。取材では、その安堵も口にしている。
復調のきっかけは9月以降にあった。欧州ツアーのポイントランキングで1位に立つエウヘニオ・チャカラ(スペイン)のパッティングコーチから助言を受け、桂川ならできる、自信を持てと励まされたという。スイングは春先から再び指導を頼んだ目澤秀憲コーチに確認してもらい、思い切って振れるようになったとも話した。
地元の大会への思いも語った。愛知は地元で、大会は自身がスポンサー契約を結ぶ興和が主催に名を連ねる試合だ。桂川は、優勝した瞬間を「みんなで喜び合いたい」と話し、「日本ツアーを盛り上げたい」との思いも明かした。少しでも力になれたらとも語った。
祝福は韓国にいるうちから届いていた。優勝した10月25日の夜には、中継の仕事で現地を訪れていた谷原秀人や、テレビ番組の企画で韓国に来ていたお笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏と食事をともにし、祝勝会を開いている。
清須市で育ち、フィリピン、日本大学を経て欧州へ
桂川は1998年10月9日生まれ、愛知県清須市の出身。クラブチャンピオンの経験がある祖父の手ほどきで、4歳でゴルフを始めた。中学卒業後はフィリピンへゴルフ留学し、通信制の高校で学びながら3年間、腕を磨いた。
帰国後は日本大学へ進む。1年生で「朝日杯」と「文部科学大臣杯」を制し、翌年は「日本学生」で優勝。ナショナルチームでもプレーした。2020年10月にプロへ転向し、2022年4月の「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」でツアー初優勝をつかんでいる。
2024年4月には、静岡県の太平洋クラブ御殿場コースで行われた日本ツアーと欧州ツアーの共催大会で優勝し、欧州ツアーの出場権を得た。そこから主戦場を欧州へ移し、2026年の日本ツアー出場は東海クラシックが2試合目となる。
2022年は首位で最終日へ、河本力に逆転され2位
三好カントリー倶楽部西コースには、苦い記憶もある。プロ2年目の2022年大会、桂川は3日目を終えて通算15アンダーの単独首位に立ち、2位の河本力に4打差をつけていた。
だが、最終日に流れが変わる。河本が最終日を69で回って通算13アンダーとし、74とスコアを落とした桂川を1打差で逆転。その年のツアー2勝目を挙げた。4打のリードを守れなかった桂川は単独2位。地元・愛知での優勝は、あと一歩で手からこぼれた。
あれから4年。欧州で2つのタイトルを手にして、同じコースに戻ってくる。
前年大会は下家秀琉が最終日に64を出し、大会の最多アンダーに並ぶ通算17アンダーでツアー初優勝を挙げた。国内の賞金ランキングは細野勇策が首位に立ち、前週に今季2勝目を挙げた藤本佳則、岩田寛が続く。興和所属で大会のホストプロを務める星野陸也も、今季の国内ツアー初出場となる。シーズン残り6戦の終盤戦で、欧州帰りの2人がどこまで食い込むか。
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最終日はフジテレビ系で全国放送、11月からは欧州プレーオフ
テレビ放送は予選2日間と3日目が東海テレビのローカル放送で、11月1日の最終ラウンドは午後4時5分から東海テレビ・フジテレビ系の全国ネットで放送される予定だ。大会公式サイトでは、難所として知られるパー3の16番ホールのライブ配信も各日予定されている。決勝ラウンドの16番でホールインワンを出した選手には、賞金500万円が贈られる。
会場は、名古屋方面から地下鉄とリニモ、無料シャトルバスを乗り継いで行ける。入場券は予選の10月29日と30日が当日4000円、決勝の10月31日と11月1日が当日6000円(いずれも税込み)で、18歳以下は入場無料となる。ただし、小学生以下は保護者の同伴が必要だ。
桂川の戦いは、この大会の後も続く。11月5日に開幕するアブダビ選手権と、11月12日に始まるドバイでの最終戦「DPワールドツアー選手権」で、欧州ツアーのプレーオフ2連戦に挑む。欧州ツアーでは年間ランキングの上位10人(すでに出場資格を持つ選手を除く)に翌季の米PGAツアーの出場権が与えられる仕組みで、28位からその枠を目指す。
その前の4日間は、生まれ育った愛知で戦う。初日は10月29日の午前9時、10番ティーからスタートする。
[文/構成 by スポーツ担当ライター 疾風(HAYATE)]












































































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