天皇賞(秋)枠順確定、連覇狙うマスカレードボールは4枠7番 クロワデュノール1枠1番

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11月1日に東京競馬場で行われる第174回天皇賞・秋(G1、芝2000メートル)の枠順が10月29日に確定した。出走は17頭。連覇を狙うマスカレードボールは4枠7番、同じ年の春秋制覇がかかるクロワデュノールは最内の1枠1番に入った。発走は15時40分の予定だ。
17頭の枠順と騎手、マスカレードボールは昨年と同じ7番
JRAは10月29日の午後、天皇賞・秋の出馬表を発表した。フルゲートの18頭に1頭足りない17頭立てで、1枠から7枠までが2頭ずつ、8枠だけが3頭となった。斤量は3歳のリアライズシリウスと牝馬のレガレイラが56キロ、ほかの15頭が58キロ。全馬の並びはJRAの出馬表で次のとおりだ。
| 枠-馬番 | 馬名 | 性齢・斤量 | 騎手/調教師 |
|---|---|---|---|
| 1-1 | クロワデュノール | 牡4・58 | C.デムーロ/ |
| 1-2 | エルトンバローズ | 牡6・58 | 松若風馬/ |
| 2-3 | レガレイラ | 牝5・56 | 岩田望来/ |
| 2-4 | レディネス | 牡4・58 | 横山典弘/ |
| 3-5 | シャンパンカラー | 牡6・58 | 内田博幸/ |
| 3-6 | セイウンハーデス | 牡7・58 | 幸英明/ |
| 4-7 | マスカレードボール | 牡4・58 | C.ルメール/ |
| 4-8 | ジュンブロッサム | 牡7・58 | 杉原誠人/ |
| 5-9 | ホウオウビスケッツ | 牡6・58 | 岩田康誠/ |
| 5-10 | ネブラディスク | 牡4・58 | 川田将雅/ |
| 6-11 | シェイクユアハート | 牡6・58 | 古川吉洋/ |
| 6-12 | コスモキュランダ | 牡5・58 | 丹内祐次/ |
| 7-13 | リアライズシリウス | 牡3・56 | 津村明秀/ |
| 7-14 | タガノデュード | 牡5・58 | M.デムーロ/ |
| 8-15 | サクラファレル | 牡4・58 | 佐々木大輔/ |
| 8-16 | ジョバンニ | 牡4・58 | 松山弘平/ |
| 8-17 | ダノンデサイル | 牡5・58 | 戸崎圭太/ |
マスカレードボールの馬番7は、14頭立てだった2025年に勝ったときと同じ番号だ。JRAの成績で見ると、天皇賞・秋は2022年と2023年のイクイノックス、2024年のドウデュース、2025年のマスカレードボールと、4年続けて7番の馬が勝っている。
管理する手塚貴久調教師は、昨年より頭数が多いなかで極端な枠を避けられたことを喜び、前年と同じ番号を「縁起がいい」と話した。勝てば、シンボリクリスエス、アーモンドアイ、イクイノックスに続く史上4頭目の天皇賞・秋連覇となる。
春秋制覇がかかるクロワデュノールは最内から
クロワデュノールは2025年の日本ダービー(東京優駿)の勝ち馬。4歳になった2026年は4月5日の大阪杯、5月3日の天皇賞・春とG1を連勝し、6月14日の宝塚記念はメイショウタバルに0秒1差の2着だった。3歳の秋にはフランスへ渡り、9月14日のプランスドランジュ賞を勝ったあと、10月5日の凱旋門賞は14着に敗れた。同じ年に天皇賞の春と秋を勝てば、父キタサンブラックが2017年に成し遂げた記録に並ぶ。
鞍上は、10月31日から短期免許で騎乗するクリスチャン・デムーロ騎手。これまで全戦で手綱を取った北村友一騎手からの乗り替わりで、初めてのコンビになる。デムーロ騎手は2025年の天皇賞・秋でミュージアムマイルに騎乗し、マスカレードボールに4分の3馬身差の2着だった。
関連記事:クロワデュノール、天皇賞・秋へ最終追い切りで最先着 初コンビのC.デムーロが会見で勝利に意欲
1枠1番について、斉藤崇史調教師は複数の取材に対し、コースの形から外より内寄りの枠がいいと考えていたと説明した。内すぎるきらいはあるものの、ほかの馬の並びを見れば悪くないという受け止めだ。スタートも悪い馬ではないので問題ない、とも話している。
2強の対戦成績は3勝1敗、プレレーティングは同じ122
2頭は同じ2022年生まれの世代で、これまで4度ぶつかった。2024年12月のホープフルステークスはクロワデュノールが1着でマスカレードボールは11着。2025年4月の皐月賞はクロワデュノールの2着に対しマスカレードボールは3着、6月の日本ダービーはクロワデュノールが勝ちマスカレードボールが2着だった。
流れが変わったのは秋。マスカレードボールは2025年11月2日の天皇賞・秋で、道中は中団に控え、上がり3ハロン32秒3の末脚でミュージアムマイルを4分の3馬身抑えた。勝ち時計は1分58秒6で、これがG1初勝利となった。続く11月30日のジャパンカップでは勝ったカランダガンとタイム差なしの2着に入った。同じレースでクロワデュノールは4着で、初めてマスカレードボールが先着した。対戦成績はクロワデュノールから見て3勝1敗になる。
マスカレードボールは2026年、海外の2戦に向かった。4月26日の香港・クイーンエリザベス2世カップ(G1)で2着、7月25日の英国・キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1)は7着。鞍上はいずれもクリストフ・ルメール騎手で、天皇賞・秋はこの英国遠征からの直行となる。3歳だった昨年は56キロで走ったが、4歳の今年は58キロを背負う。
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JRAが発表したプレレーティングでも、2頭は122で並んで出走馬の最高値。118のダノンデサイルとコスモキュランダが続く。
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大外17番のダノンデサイル、各陣営の受け止め
明暗が分かれたのはダノンデサイルだ。2024年の日本ダービー馬で、2025年はドバイシーマクラシックを勝った実力馬。2025年のジャパンカップから有馬記念、2026年の大阪杯、宝塚記念とG1で4戦続けて3着に入っている。その馬が引いたのは大外の8枠17番だった。
安田翔伍調教師は枠順を受けて「どうにかするしかないっしょ」と前を向いた。報道によると、2000メートルになった1984年以降、17番の馬で3着以内に入ったのは2頭だけで、勝った馬はまだいない。
前哨戦組では、10月4日の毎日王冠を5番人気で勝ったセイウンハーデスが3枠6番、同じレースでタイム差なしの2着だったホウオウビスケッツが5枠9番に入った。ホウオウビスケッツは2024年の天皇賞・秋で3着に粘った逃げ馬で、毎日王冠3着のレディネスは2枠4番。9月12日のチャレンジカップを勝ったジョバンニは8枠16番となった。8月16日の札幌記念は、シェイクユアハートから0秒4差の2着だったサクラファレルが8枠15番で、8枠には札幌記念2着馬、チャレンジカップ勝ち馬、ダービー馬の3頭が並んだ。
ほかの陣営では、G1を3勝している牝馬レガレイラの木村哲也調教師が、いつも通り与えられた枠に対応できるよう取り組むという趣旨を語った。6枠11番のシェイクユアハートは、2026年に金鯱賞と札幌記念を勝ち、ベテランの古川吉洋騎手が手綱を取る。
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3歳馬で唯一の出走となるリアライズシリウスは、マスカレードボールと同じ手塚厩舎の所属。2026年の共同通信杯を勝ち、皐月賞で2着に入っている。7枠13番から、斤量56キロで古馬に挑む。
発走は11月1日15時40分
第174回天皇賞・秋は11月1日、東京競馬場の第11レースとして15時40分に発走する。1着の本賞金は3億円。東京の芝2000メートルは1コーナー奥のポケットから発走し、間もなく2コーナーを迎える。最初のコーナーまでの距離が短いぶん、枠の並びが序盤の位置取りに響きやすいコースだ。
2頭の直接対決は、これで5度目。連覇か、春秋制覇か。7番を引いた前年の覇者と、最内に入った春の王者が、東京の直線で再び顔を合わせる。
[文/構成 by スポーツ担当ライター 疾風(HAYATE)]












































































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