ELLEGARDEN、仙台公演を延期 細美武士が声帯の治療中、11月7日から活動再開

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
ロックバンドのELLEGARDENが10月31日、11月2日と3日に仙台GIGSで予定していたツアー公演の延期を公式サイトと公式Xで発表した。ボーカルの細美武士は声帯の治療を続けており、回復は順調だが完治には至っていない。活動は11月7日、沖縄・宜野湾で開かれる「MONGOL800 ga FESTIVAL What a Wonderful World!!26」から再開する。
仙台GIGSの2公演を延期、チケットは振替公演で使える
延期となったのは、ワンマンツアー「Bad For Education Tour II (2026)」の宮城公演だ。会場は仙台市の仙台GIGSで、11月2日(月)と3日(火・祝)の2日間を予定していた。
公式サイトの案内によると、細美は「現在も懸命に声帯の治療を続けており、順調に回復しておりますが、いまだ完治には至っておりません」という状態にある。そのうえで「万が一にも同じことを繰り返さぬよう」、メンバーとスタッフで話し合い、仙台の2公演までを延期すると決めた。
チケットの扱いは、先に延期した名古屋・大阪公演と同じだ。手元のチケットはそのまま保管しておけば、振替公演でそのまま使える。振替公演の日程と払い戻しの詳しい内容は、近日中に案内するとしている。仙台公演で予定していたグッズ販売も、あわせて延期となった。
案内は「度重なる公演延期」になったことを謝り、今後はメンバーが万全の状態で公演に臨めるよう、スタッフ一同で体調面のサポートにも努めるとつづっている。案内は株式会社TRIBUTEとELLEGARDENの連名で出された。細美本人も10月31日夜、自身の公式サイトのブログを更新し、名古屋・大阪・仙台の公演を楽しみにしていたファンへ改めて謝罪した。
名古屋2日目から始まった延期、仙台で計5公演に
不調が表に出たのは、10月22日に名古屋COMTEC PORTBASEで開いた公演の後だった。ツアーは10月13日と14日のZepp Fukuoka公演で始まり、名古屋の初日も予定どおり行った。ところが、終演後に細美の喉に不調が生じる。
翌23日、バンドは同じ会場での2日目を当日に延期した。開演直前まで回復に努めたが、万全の状態でライブをするのは難しいと判断した。会場でのグッズ販売だけは急きょ時間を変え、当日16時までに限って行った。振替公演の当日にも同じグッズを売るため、無理に来場しないよう呼びかけている。
2日後の25日には、10月27日と28日のZepp Osaka Bayside公演も延期すると発表した。この時点の案内では、細美の喉は「声を出せるまでに回復していない」とされ、当日までの回復は難しいという医師の判断を受けての決定だった。
細美も25日、自身の公式サイトのブログで大阪公演の延期を謝罪した。名古屋の延期が決まった23日の夕方に東京へ戻って専門医の診察を受け、治療を続けたものの、声は思ったようには戻らなかったという。不調を感じていない時期にも定期的に受診し、声帯の状態をつかんでいく考えも示した。遠方から来る予定だったファンに移動や宿泊のキャンセル代などの負担をかけかねないこと、振替公演では予定が合わなくなる人も出かねないことにも触れ、重ねて詫びた。
仙台の2公演を加え、延期は名古屋1公演、大阪2公演、仙台2公演の計5公演となった。仙台までの8公演のうち、予定どおり開けたのは福岡の2公演と名古屋の初日の3公演だけになる。
14公演のツアー、札幌以降の日程は変更なし
「Bad For Education Tour II (2026)」は8月10日に開催が決まったツアーで、ワンマンツアーは「Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023」以来3年ぶりとなる。タイトルは2004年のツアー名を受け継いだもので、韓国・ソウルの2公演を含む7都市14公演を回る。福岡・愛知・大阪・宮城・北海道公演のチケットは2,900円(税込、入場時のドリンク代は別)で、1階スタンディングと2階指定席、2階後方スタンディングを用意した。
10月31日時点の公式サイトの情報をもとに、各公演の状況を整理した。
| 日程 | 会場 | 状況(10月31日時点) |
|---|---|---|
| 10月13日・14日 | Zepp | 2公演とも開催 |
| 10月22日 | COMTEC | 開催 |
| 10月23日 | COMTEC | 延期(振替日は未定) |
| 10月27日・28日 | Zepp | 延期(振替日は未定) |
| 11月2日・3日 | 仙台GIGS | 延期(振替日は未定) |
| 11月17日・18日 | Zepp | 予定どおり |
| 11月28日・29日 | YES24 | 予定どおり |
| 12月8日・9日 | TOYOTA | 予定どおり |
ツアー初日のZepp Fukuoka公演では、新曲「Everything I Need」を初めて披露した。同じ10月13日に配信リリースした曲で、前作の「カーマイン」から1年2か月ぶりの新作だった。メンバーは細美武士(ボーカル・ギター)、生形真一(ギター)、高田雄一(ベース)、高橋宏貴(ドラム)の4人。新曲を携えて回るはずだったツアーが、序盤で足止めされている。
細美が体調を理由に公演を延期するのは初めてではない。2024年11月には網膜剥離で緊急手術を受け、医師から飛行機への搭乗を許可されなかったことから、アジアツアー「Boys are Back in the East Tour 2024」のソウル・上海公演を延期した。
再開の舞台は沖縄のMONGOL800主催フェス
なぜ再開が11月7日なのか。
公式サイトの案内は、回復のための期間を確保でき、演奏時間も比較的短いことを理由に挙げた。ワンマン公演よりも持ち時間の短いフェスから、ステージに戻る形だ。
「MONGOL800 ga FESTIVAL What a Wonderful World!!26」は、沖縄のバンドMONGOL800が主催する野外フェスだ。2026年は11月7日(土)と8日(日)の2日間、宜野湾港マリーナ・トロピカルビーチの特設会場で開く。開場は11時、開演は13時で、ELLEGARDENは初日の7日に出演する。両バンドは2026年の最初のライブとして、2月25日にKT Zepp Yokohamaで合同ライブ「FIRST FOOT FORWARD 2026」を組んでいた。2005年以来、21年ぶりの対バンとして急きょ決まった公演だった。
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同じ7日には、ELLEGARDENが出演した大阪のフェス「RUSH BALL 2026~ 伝心~ Day2」のライブ特番も、読売テレビで25時17分から放送される。放送直後から2週間はTVerとytv MyDo!で見逃し配信を予定する。
札幌公演とアリーナ2デイズへ、次の案内を待つ
沖縄の後は、11月17日と18日のZepp Sapporo公演が控える。北海道公演のトレード受付は11月7日18時から9日23時59分までで、再開のステージと同じ日に始まる。
グランドフィナーレのTOYOTA ARENA TOKYO公演は、2次先行受付が11月1日23時59分まで、一般発売は11月14日12時からの予定だ。12月26日には「冬の日本海シリーズ 2026」への出演も決まっている。
延期した5公演の振替日程と、払い戻しの方法はまだ決まっていない。チケットを持っている人は手放さずに保管し、公式サイトと公式Xの次の案内を待つことになる。細美が観客の前で歌うのは、10月22日の名古屋公演以来、16日ぶりとなる。
[文/構成 by Webライター 和泉ユウスケ]










































































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