宮ハロ2026、ハロウィン当日に宇都宮市オリオン通りで開催 先着2千人枠に小学生以下の子どもが仮装で参加

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
ハロウィン当日の2026年10月31日、宇都宮市中心部のオリオン通り商店街で「第9回宮ハロ」が開かれた。お菓子を受け取りながら商店街を歩くトリック・オア・トリートに参加した小学生以下の子どもは2千人に上り、過去最多を記録したと報じられた。前回2025年の約1700人を上回った。
2千人の子どもがオリオン通りに集まった10月31日
第9回宮ハロは10月31日(土)の午前10時に始まり、午後4時まで開かれた。主催は「うつのみやまちづくりプロジェクト」の宮ハロ実行委員会。会場は宇都宮市曲師町などにまたがるオリオン通り商店街。受付は通り沿いのイベント広場(ubdcオリオン通り館となり)に置かれた。
メインは、仮装した子どもたちが通りのポイントを回ってお菓子をもらうトリック・オア・トリートだ。報道によると、通りには8カ所のおかしポイントが設けられ、子どもたちは合言葉の「トリック・オア・トリート!」を唱えてスタッフからお菓子を受け取った。お化けや人気キャラクターに扮した子どもたちが商店街に繰り出し、午前10時の開始から多くの家族連れでにぎわった。
通りの真ん中には、ハロウィン仕様の菓子を積み上げた高さ5メートルの「おかしタワー」が登場した。仮装した子どもたちによるダンスの披露もあった。
配られたお菓子には、栃木県内に工場を持つ菓子メーカーなどの商品が含まれる。公式サイトの協賛一覧には、森永製菓の小山工場やカルビー、三宝製菓の名前が並ぶ。洋菓子店や和菓子店、建設会社、保育園、法律事務所、栃木県立宇都宮白楊高等学校など、地元の企業・団体が名を連ねた。
カボチャの仮装で訪れた宇都宮市内の5歳の園児は、もらったお菓子を手に「いっぱい集まった」と話したという。
「2千人」は何の数字か
報道された2千人は、来場者全体の数ではない。トリック・オア・トリートに参加した小学生以下の子どもの数だ。付き添いの保護者や見物の人を含めた来場者の総数は、公表されていない。
2026年の参加枠は、公式サイトで「小学生以下・先着2,000名」と案内されていた。参加は無料で、Webでの事前申し込みは10月13日午後2時に始まった。当日の受付は3部制で、第1部が午前10時から11時30分、第2部が11時30分から午後1時、第3部が午後1時から2時30分。事前申し込みをしていない人は、午後1時30分から3時まで会場本部でキャンセル待ちを受け付け、参加は確約しないとしていた。トリック・オア・トリートは午後3時30分までだった。
各部とも定員になり次第締め切る方式で、Webの事前申し込みは開催前に受付を終えた。第3部への申し込みが集中したため、実行委員会は公式サイトで「第2部(11:30〜)は比較的余裕がございます」と案内し、第3部で申し込んだ人も第2部の時間帯から受付できるようにした。小学3年生以下の子どもには、保護者の付き添いを求めていた。
参加した子どもの数は、先着2,000名の枠と同じ規模になった。
2015年に始まり今回が9回目
宮ハロは2015年に始まった。公式サイトは今回を「今年で第9回」と紹介し、「今では募集開始からわずか1時間で定員に達するほど」の人気イベントになったと説明している。2020年は新型コロナウイルスの流行を受けてオリオン通りでのトリック・オア・トリートを中止し、2023年の第6回で4年ぶりに開かれた。
掲げる目的は、子どもたちが「このまちが好き」と思えるきっかけを届けること。地域のボランティアと企業・団体の協力で開き、当日は中高生や地域の大人がボランティアとして運営に加わる。2019年の第5回では、クラウドファンディングで支援を募った。開催後の報告では、スポンサー企業や団体、個人の支援者に加え、「ハッピーキャスト」と呼ぶボランティアとオリオン通り商店街への感謝をつづっている。
ここ3回の規模をまとめると、次のようになる。
| 回 | 開催 | 参加枠 | 参加した子ども(小学生以下) |
|---|---|---|---|
| 第7回 | 2024年10月26日 | 午前・ | - |
| 第8回 | 2025年10月26日 | 募集人数2500名 | 約1700人 |
| 第9回 | 2026年10月31日 | 3部制、 | 2千人 |
2024年の第7回は、午前と午後の2部制で各850人、合わせて1700人の枠だった。この年はトリック・オア・トリートに加え、なぞなぞラリーや、スタンプを集めると参加できる福引き、飲食ブースも用意された。2025年の第8回は10月26日に雨の中で開かれ、募集人数を2500名に広げた。小学生以下の参加者は約1700人に達し、オリオン通りが子どもたちで埋まったと報じられた。
2026年は総数定員を先着2,000名とし、受付を3部に分けた。参加した子どもは、前年を約300人上回った。
もう一つの違いは日付だ。2024年はハロウィン前の週末、10月26日の開催だった。2026年はハロウィン当日の10月31日が土曜日にあたり、当日の開催になった。
公式キャラクター「ギャムねこ」も誕生
2026年の宮ハロでは、公式キャラクターが誕生した。前回の宮ハロで募集した作品の中から選ばれた「ギャムねこ」だ。
公式サイトによると、ギャムねこは「お菓子が大好き」で、毎年ハロウィンに宮ハロへやってくるネコ。おしゃれと、子どもたちと遊ぶことが好きという設定だ。最優秀賞に選ばれたのは7歳の子どもの作品で、ほかにも「ゾンビおばけ!!」「かぼりゅう」など7作品が優秀賞に選ばれた。公式サイトには、200点を超える応募作品が並ぶ。
子どもが主役のイベントで、キャラクターも子どもが考えた。
街なかに子どもが集まる意味
オリオン通りは宇都宮市中心部の商店街だ。宮ハロは、その通りを子どもたちが仮装で歩き、お菓子をもらいながら地域の人とふれあう一日として続いてきた。
イベントは企業・団体の協賛と協力で運営する。2026年の協賛は10万円、5万円、3万円、1万円の4プランで募集し、10万円プランではオリオン通りに掲げる大きな旗(BIG FLAG)への約2週間の独占掲載や、開催告知ポスターへのロゴ掲載、トリック・オア・トリートの優先参加枠を特典とした。実際の協賛には建設会社や自動車販売店、歯科医院、保険会社などが並ぶ。運営を支えるボランティアには中学生や高校生も加わり、地域の企業と住民が一緒に子どもを迎える。
2026年もWebの事前申し込みは開催前に締め切られ、ハロウィン当日の今回は先着2,000名の枠と同じ規模の子どもが参加した。
[文/構成 by MediaDogs編集部]










































































コメントはこちら