DYNAMIC GLOVE vol.50、堀池空希が3度目の防衛戦 12月5日後楽園ホールの配信と対戦カード

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OPBF東洋太平洋スーパーライト級王者の堀池空希(25)=横浜光=が、12月5日(土)に東京・後楽園ホールで開かれる帝拳ジム主催「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT vol.50」のセミファイナルで、同級15位のニコ・ラモス(フィリピン)と3度目の防衛戦に臨む。主催者が10月31日に追加カードとして発表した。メインはWBOアジアパシフィック同級王者・李健太の防衛戦で、興行はU-NEXTが独占ライブ配信する。
堀池空希のV3戦はセミファイナル、相手は15位ニコ・ラモス
堀池空希(ほりいけ・ひろき)が持つのは、OPBF(東洋太平洋ボクシング連盟)のスーパーライト級王座だ。試合は10回戦で行われ、勝てば3度目の防衛、いわゆるV3となる。
堀池のプロ戦績は9戦全勝(6KO)。今年はここまで3試合をすべてこの王座のタイトルマッチとして戦い、12月5日の一戦が2026年の4試合目となる。8月1日に韓国のタク・ユンを7回TKOで退けてから、約4カ月ぶりのリングだ。
挑戦者のニコ・ラモスはOPBF同級15位にランクされるフィリピンの選手で、プロではまだ負けがない。戦績の数字は報道によって割れており、ここでは無敗という点だけを記す。
発表を受けて堀池は、相手について「KO率が高くてパンチがありそう」という印象を挙げた。そのうえで、メインも同じ階級のタイトルマッチになることに触れ、しっかり圧倒して存在感を示し、次のステップにつなげる試合をすると意気込みを語った。
同じ夜にスーパーライト級のタイトルマッチが2試合並ぶ。
メインは李健太vs鈴木雅弘、全対戦カード
メインイベントはWBOアジアパシフィック・スーパーライト級タイトルマッチ。王者の李健太(30)=帝拳=が、同級12位で元日本同級王者、元OPBF東洋太平洋ライト級王者の鈴木雅弘(31)=角海老宝石=を迎え、2度目の防衛戦を行う。このカードは10月17日に帝拳ジムが先に発表しており、堀池の防衛戦は2週間後に追加された。
関連記事:李健太、12/5後楽園で鈴木雅弘とV2戦 WBOアジア・パシフィック王者の戦績
10月31日時点で発表されている対戦カードは次の4試合だ。戦績は帝拳ジムの公式発表と報道に基づく。
| 試合 | 対戦 | 戦績など |
|---|---|---|
| メイン:WBOアジアパシフィック・ | 李健太 | 李は13戦12勝(2KO)1分、 |
| セミ:OPBF東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチ10回戦 | 堀池空希 | 堀池は9戦全勝(6KO)、 |
| スーパーフェザー級8回戦 | 久保寺啓太 | 久保寺は4戦全勝全KO、 |
| 日本ユース・ | 山森唯暁 | 山森は23歳、 |
主催者は追加カードを後日発表するとしており、試合数はこれから増える可能性がある。
李は堀池と同じスーパーライト級の地域王者で、WBOで11位、WBCで14位にランクされる。10月17日の発表では、アマチュア時代に鈴木と何度か戦った経験に触れ、「全然油断など出来ません」とコメントした。勝敗の鍵にはジャブ、前の手を挙げている。KO勝ちへの思いを口にしつつ、狙いに行くと自分の良さが消えてしまうとも話した。
アンダーカードの久保寺啓太は、8月1日のvol.46でもリングに上がった帝拳の若手だ。フィリピンのリッキー・クリストバルを3回2分25秒KOで下し、デビューからの連続KOを4に伸ばした。12月5日はプロ5戦目で、相手はフィリピン・ライト級11位のランカーだ。
配信はU-NEXT独占、開始時刻は案内待ち
興行はU-NEXTが独占ライブ配信する。U-NEXTが11月〜12月に配信するボクシング10興行の一覧にもvol.50は入っているが、10月下旬の発表時点で配信の詳細は「準備中」とされていた。
関連記事:U-NEXT、ボクシング11〜12月の10興行を独占配信 全日本新人王決定戦などのスケジュール
配信開始の時刻や見逃し配信の期間は、11月1日時点で主催者とU-NEXTの公式ページに正式な案内が出ていない。8月1日のvol.46では、U-NEXTの月額プランの会員が追加料金なしで視聴できた。vol.50の視聴条件も同じかどうかは、配信ページが公開されてから確かめる必要がある。テレビの地上波・BSでの中継は発表されていない。
チケットの問い合わせ先は帝拳プロモーション。前売りの販売開始日は、11月1日時点で帝拳ジムの公式サイトにまだ案内が出ていない。
極真空手家の父を持ち、韓国で王座をつかんだ25歳
堀池は2001年10月7日生まれ、兵庫県神戸市の出身だ。兵庫県立西宮香風高等学校を経て東洋大学に進み、大学のボクシング部で頭角を現した。父の堀池典久は、極真会館の1997年全世界ウエイト制空手道選手権大会の軽重量級で準優勝した空手家として知られる。
格闘技の入り口は空手だった。プロのキックボクシングも経験してから大学でボクシングに取り組み、2023年度の全日本選手権ライトミドル級で準優勝。アマチュアでは28戦21勝7敗の成績を残し、関東大学リーグ戦では2022年と2023年に階級賞を受けた。
プロデビューは2024年4月19日、後楽園ホール。中国の選手を1回2分7秒、左フックからの左ボディーで沈めた。所属は横浜光ジムで、デビュー当時からU-NEXTのボクシング中継の育成選手に指定されていた。
2025年3月にはタイ・バンコクで、日本ボクシングコミッション(JBC)非公認のOPBF東洋太平洋スーパーライト級シルバー王座を獲得している。正規の王座にも敵地で挑んだ。2026年1月、韓国・ソウルで王者キム・ジュヨンに挑んだOPBF東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチで、2-0の判定勝ちを収めて王座を奪った。
初防衛戦は5月6日の後楽園ホール。フィリピンのレイモンド・ヤノングを1回1分50秒TKOで仕留め、デビューから8連勝とした。続く8月1日の「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT 46」では、身長で上回るタク・ユンの大振りのフックをガードで防ぎ、頭の動きを使いながら右ストレートと左フックを打ち込んだ。4回に右でダウンを奪い、7回に左ボディー、左フック、右ストレートを続けたところでレフェリーが止め、2度目の防衛を果たしている。
その試合のあと、堀池はアジアのタイトルを統一して世界の舞台へ進みたいと話し、統一戦の相手として李健太の名前を挙げていた。12月5日は、その李がメインを張る同じ興行のセミファイナルに立つことになった。
50回目の締めくくりで見えてくる統一戦の道
帝拳ジムは、vol.50を2026年最後の「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」と位置づけている。12月6日の大阪興行など「特別編」として配信される大会は別に組まれており、通し番号の付いた大会としてはvol.50が今年の最後になる。節目の50回目に、スーパーライト級の地域王者2人がそろって防衛戦に出る。
両者が勝てば、OPBFとWBOアジアパシフィックのベルトを持つ2人が同じ階級に並んだまま年を越す。統一戦が実現するかは、まず12月5日の結果にかかる。
堀池はWBCでも20位にランクされており、目標には世界王者を掲げている。無敗のフィリピン人挑戦者を相手に、どれだけ内容で差を見せられるか。3度目の防衛戦は、その先の道を占う試合でもある。
[文/構成 by スポーツ担当ライター 久遠(KUON)]








































































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