濵田崇裕、WEST.活動終了後初めて報道陣の前に 舞台『グレンギャリー・グレンロス』で堤真一とW主演

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
俳優の濵田崇裕(37)が11月5日、東京・文京区のIMM THEATERで、堤真一とダブル主演する舞台『グレンギャリー・グレンロス』の取材会に出席した。所属していたWEST.が9月30日でグループ活動を終えてから、報道陣の前に立つのはこの日が初めてだった。今後の活動を問われると、歌も芝居も好きだと答えている。舞台は11月6日に東京で開幕し、12月には大阪でも上演する。
開幕前日の取材会に出演者7人が出席
取材会は東京公演の初日を翌日に控えた11月5日、上演会場のIMM THEATERで開かれた。出席したのは堤と濵田のほか、鈴木浩介、前川泰之、岩瀬亮、小松和重、池内博之。この作品の出演者はこの7人だけで、全員が男性になる。
作品は、アメリカの劇作家デヴィッド・マメットが1983年に書いた戯曲だ。シカゴの不動産会社を舞台に、売り上げで生き残りが決まる営業マンたちの顧客争奪戦を描く。1983年にイギリスで初演され、翌年にはシカゴとブロードウェイで上演されてピューリッツァー賞を受けた。1992年には「摩天楼を夢みて」の邦題で映画にもなっている。
濵田が演じるのは、頭の回転が速く、巧みな話術で契約を取ってきたやり手の不動産セールスマン、リチャード・ローマ。取材会では、これまで演じてきた役の中で一番口が悪く、一番キレている役だと紹介し、普段とは違う一面が見どころだと話した。
9月末でWEST.の活動終了、取材会で語った今後
濵田が所属していた7人組のWEST.は、9月30日でグループ活動を終えた。8月30日に藤井流星と小瀧望の脱退が発表され、残る5人と事務所は5人での継続も含めて協議を重ねたが、所属するSTARTO ENTERTAINMENTが9月24日に活動終了を報告した。7人は10月1日以降も同社に所属したまま、それぞれ個人で活動している。
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それから1カ月あまり。
取材会では、芝居やバラエティー、歌と、幅広い活動に取り組んでいくのかという質問が出た。濵田はまず「はい!」と応じたうえで、特に力を入れたい分野を重ねて聞かれると、好きなものが多すぎるのでぜいたくは言えないと前置きし、歌も芝居も好きだと答えた。今作には歌がないことにも触れ、稽古では芝居の「深いところまで」教わって楽しいと続けている。
元メンバーでは、桐山照史が10月22日、ミュージカル『ミス・サイゴン』のプレスコールと開幕直前会見に出席し、活動終了後初めて公の場に立っていた。それから2週間ほどで、濵田も自身の主演舞台の取材会で報道陣の前に立った。
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「死ぬまでに共演したい」大先輩・堤真一との初共演
堤と濵田は、この作品が初共演になる。2人は同じ兵庫県の出身で、最初に顔を合わせたのはポスター撮影のときだったという。
濵田は堤について、「死ぬまでに共演したい」と思っていた大先輩だと明かした。こんなに早く実現するとは思っておらず、緊張していたが、ポスター撮影のときから堤がよく話しかけてくれたことで緊張が解けたと話している。
1カ月におよぶ稽古では、共演者のお芝居を「盗めたら」と考えていたという。1カ月一緒に過ごしたことで、先輩たちがどんな姿勢で作品に取り組んでいるのかを見られたとし、「貴重な体験でした」と稽古の日々を表した。
堤のほうは、濵田の印象を、ポスター撮影のときから親しみやすい関西の兄ちゃんのようだったと語る。大変な役を忙しい中で頑張っている姿に感心していると評価し、濵田は「うれしいです」と応じた。出演者の年代が近く、稽古期間には何度か一緒に飲みにも行ったと、堤は稽古場の空気も明かしている。
公演の公式サイトには、上演決定時の濵田のコメントも載っている。そこでは「いつか絶対に共演したいと思っていた堤 真一さんとご一緒できることがまずスーパーハッピーです!」とつづり、海外の演出家に演出してもらうのは2回目だと書いていた。映画版でローマを演じたアル・パチーノに触れ、「この人から物件を買ってみたい」と思わせる男たちにしたいという目標も記している。
演出はジョン・ハイダー、出演者と役名
演出は、イギリス出身のジョン・ハイダーが手がける。この作品が日本での演出デビューになる。ハイダーはナショナル・シアターやロイヤル・コートシアターなどでアソシエイト・ディレクターを務め、ブリストル・オールド・ヴィックシアターで演出した『ハムレット』は映像版が映画館で公開された。翻訳は広田敦郎、美術・衣裳はリリー・アーノルドが担当する。
公式サイトのあらすじによると、物語は営業成績がすべてを決めるシカゴの不動産会社で進む。売れない営業マンは切り捨てられる職場で、解雇の危機に追い込まれた男たちがそれぞれ生き残りをかけて動き出し、やがて事務所が荒らされて顧客名簿や契約書が盗まれる事件が起きる。出演者と役は次のとおりだ。
| 出演者 | 役名 | 役どころ |
|---|---|---|
| 堤真一 | シェリー・ | かつてのトップセールスマン。今は落ち目で有望顧客の名簿を求める |
| 濵田崇裕 | リチャード・ | 巧みな話術で契約を勝ち取ってきたやり手の営業マン |
| 鈴木浩介 | ウィリアムソン | オフィスマネージャー |
| 池内博之 | モス | 会社への不満を募らせ、 |
| 小松和重 | アロノー | 解雇におびえる営業マン |
| 岩瀬亮 | リンク | ローマが土地を売り込む相手 |
| 前川泰之 | ベイレン | 事件の捜査に乗り出し、 |
堤の役は、映画版でジャック・レモンが演じた落ちぶれたセールスマンにあたる。堤は公式サイトのコメントで、この作品をリズムとテンポが必要な会話劇だとしたうえで、かつての栄光を語る男の悲哀に近づきたいとつづっていた。
Bunkamuraが海外の演出家を招いて上演するシリーズ「DISCOVER WORLD THEATRE」の17作目にあたる。堤はこのシリーズでジョナサン・マンビィ、リンゼイ・ポズナーの演出も受けてきた。イギリスの演出家は最初から正解を示すより、このメンバーで何ができるかを一緒に考えていく人が多い印象だと、堤はコメントで振り返っている。濵田もローマについて、どんな生活をしてきた人物なのかを掘り下げるように稽古を積みたいと書いていた。
東京は11月30日まで、大阪公演は11月8日に一般発売
東京公演は11月6日から30日までIMM THEATERで、大阪公演は12月5日から11日まで森ノ宮ピロティホールで上演する。主催・企画・製作はBunkamuraで、大阪公演はサンライズプロモーション大阪が主催する。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作 | デヴィッド・ |
| 翻訳 | 広田敦郎 |
| 演出 | ジョン・ |
| 東京公演 | 2026年11月6日 |
| 大阪公演 | 2026年12月5日 |
| 料金(税込) | 全席指定12,500円、 |
| 一般発売 | 東京は10月3日に開始済み、 |
東京公演の開演は回によって13時30分か18時で、休演日もある。東京公演のチケットは、会員向けの抽選先行(9月1日〜6日)を経て10月3日に一般発売され、10月4日以降は残席がある場合だけ販売する扱いになっている。未就学児は入場できず、チケットの券面には購入者の氏名が印字される。
WEST.の活動を終えて1カ月あまり。濵田は堤と並ぶダブル主演で、口の悪いやり手の営業マンとして東京と大阪の舞台に立つ。
[文/構成 by Webライター 榊原 透]














































































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