ちゃんみな、本名は「乙茂内美奈(おともない・みな)」 父の出身地・岩手にルーツがある珍しい名字の由来と、本人がテレビで明かした経緯

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
ラッパーで歌手のちゃんみな(28)の本名は「乙茂内美奈」で、読み方は「おともない・みな」だ。10月22日、都内での接触事故が報じられた際に各社がこの本名を伝え、珍しい名字に改めて関心が集まった。
ちゃんみなの本名は「乙茂内美奈」、読み方は「おともない・みな」
名字について本人が語ったのは、2026年1月2日放送の「さんまのまんま」だった。父が岩手県の出身で、乙茂内家に伝わるくるみ餅があると明かしている。この記事では、本名の読み方と番組での発言、「乙茂内」という名字の由来、両親のルーツを整理する。
「乙茂内」は「おともない」と読む。漢字だけでは読み方の見当がつきにくく、本名が報じられるたびに「なんて読むのか」が話題になる名字だ。
本人が名字を口にしたのは、カンテレ・フジテレビ系の正月特番「さんまのまんま 42年目もあの頃のまんまSP」。番組に初出演したちゃんみなは、手土産を紹介する中で、自分の名字と家族の話をした。放送後、SNSでは「珍しい苗字だな」「聞いたことない」といった驚きの声が上がり、複数のメディアがその様子を報じている。
芸名「ちゃんみな」の由来については、本人がはっきり語った発言は確認できていない。
「さんまのまんま」で明かした父の出身地・岩手とくるみ餅
番組でちゃんみなは、明石家さんまにこう話した。
「「うちの父が岩手出身でして。我々、乙茂内(おともない)って言うんですよ、名字が。乙茂内家で伝統のくるみ餅がありまして」」
持参したのは、父の実家で正月の定番だというくるみ餅だった。「乙茂内のおじさんがさんまさんのために走り回って」手に入れたと説明すると、さんまはその親戚に向けて「コウジありがとう!」と応じた。
韓国と日本の両方にルーツを持つことで知られるちゃんみなが、父方の家と岩手の話を自ら語った場面。正月の手土産ひとつに、家族の暮らしがのぞく内容となった。
「乙茂内」はどこの苗字? 岩手の地名とアイヌ語由来説
では、「乙茂内」とはどこの名字なのか。
姓氏研究家の森岡浩氏の解説によると、岩手県岩手郡岩手町に「江刈内字乙茂内」という地名がある。場所はいわて沼宮内駅の南で、付近を乙茂内川(地理院地図では「乙茂内沢」)が流れる。
森岡氏は、この地名の由来を「アイヌ語であろう」と見る。語尾の「ない」は、アイヌ語で川や沢を意味する言葉だという。アイヌ語に由来する地名は東北地方の中央部より北に限られ、岩手町はその範囲に入ることも、森岡氏が挙げる理由だ。
森岡氏によると、名字としての「乙茂内」はこの地名にちなむもので、現在も岩手町を中心にその周辺に分布している。父が岩手出身という本人の話とも重なるが、これは名字全体についての解説で、ちゃんみなの家の起源を直接示すものではない。乙茂内家がどこから来たのかを本人は語っておらず、そこは分からないままだ。
ちゃんみなはどこのハーフ? 日本人の父と韓国人の母
ちゃんみなは、日本人の父と韓国人の母のもとに生まれた。2026年9月28日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」では、家族の言葉の事情をこう明かしている。
「「お父さんは日本人で、日本語しかしゃべれなくて、韓国語を聞き取れないんですよ。お母さんは韓国人で、日本語ができないんですよ」」
両親それぞれが相手の言葉を話せない家庭で育ったことになる。ちゃんみな自身は、日本語・韓国語・英語の3つを話す。
基本プロフィールは次のとおりだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 乙茂内美奈(おともない・みな) |
| 生年月日 | 1998年10月14日 |
| 生まれ | 韓国 |
| 育ち | 東京都練馬区(光が丘) |
| 両親 | 父=日本人(岩手県出身)、母=韓国人 |
| 職業 | ラッパー、歌手 |
練馬区の広報に載ったインタビューでは、幼少期に日本・韓国・アメリカを行き来し、小学校入学のころから光が丘で暮らしたと紹介されている。本人は、定住する前から日本での拠点は光が丘だったと振り返っている。光が丘公園でダンスの練習を重ね、光の広場の野外ステージで初めて歌を披露した。
韓国生まれ、練馬育ちのラッパーとして、「練馬のビヨンセ」の愛称でも紹介されている。
珍しい名字に残る、岩手の家族の物語
ちゃんみなの本名「乙茂内美奈」は、父の出身地・岩手につながる名字だった。番組で本人が明かしたのは、くるみ餅という家族の正月の味と、親戚のおじさんが走り回ってくれたという身近なエピソードだ。
岩手町に残る「乙茂内」の地名と、アイヌ語由来とみられる説は、名字の背景を知る手がかりになる。一方で、家の起源そのものは本人が語っていない部分で、今後の発言を待つしかない。
韓国で生まれ、練馬で育ち、父方には岩手の家がある。ひとつの名字をたどると、ちゃんみなのルーツは3つの土地に広がっていた。
関連記事:ちゃんみな、渋谷区富ヶ谷で接触事故 運転する乗用車が電動キックボードと停車中のトラックに、同乗の20代女性を含めけが人なし
[文/構成 by 小川 そら]














































































コメントはこちら