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中村児太郎、知人女性への傷害容疑で逮捕・釈放と報道 目指していた復帰に本人「二度と舞台に立てなくなったと思っています」

中村児太郎、知人女性への傷害容疑で逮捕・釈放と報道 目指していた復帰に本人「二度と舞台に立てなくなったと思っています」

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歌舞伎俳優の中村児太郎(32)が知人女性への傷害容疑で警視庁に逮捕され、翌日に釈放されていたと、10月21日に週刊誌が報じた。任意捜査は続いているとされ、起訴や処分は決まっていない。2025年6月の報道後に休演し、復帰を目指していた本人は、取材に「二度と舞台に立てなくなったと思っています」と語ったという。

傷害容疑で逮捕、翌日に釈放と報じられた経緯

成駒屋の名門に生まれ、次代を担うと期待されてきた中村児太郎。その逮捕を伝えたのは10月21日配信の週刊誌の記事で、警視庁からの公式な発表は確認されていない。逮捕や釈放をめぐる事実関係は、いずれも報道で伝えられた内容になる。

報道によると、10月3日午前4時30分ごろ、東京・新宿区歌舞伎町のホテルの一室で、26歳の女性が顔をつかまれるなどの暴行を受けたとされる。女性は警視庁に被害届を出し、児太郎は5日に傷害容疑で逮捕された。逃亡や証拠隠滅の恐れはないと判断され、翌日には釈放されたという。

捜査は終わっていない。釈放後も任意での捜査が続いていると報じられており、起訴されるかどうか、どのような処分になるかは、10月21日時点で決まっていない。

本人は取材に応じ、逮捕された事実を認めたと伝えられている。「逮捕されたのは事実であり、言い逃れはできません」。そう話したうえで、ホテルの室内で酒を飲んだ状態で口論になり、手を出してしまったと説明し、警察の調べでも暴行の事実を認めているとした。

2025年6月の妻へのDV報道、七月大歌舞伎を休演

児太郎が表舞台を離れたのは、2025年6月のことだった。週刊誌が、結婚を公表していなかった妻への暴力を報じ、けがを負わせたとする内容が伝えられた。妻とは2021年1月に結婚しており、その後は離婚に向けた協議が続いていると報じられている。

所属事務所は7月2日、公式サイトとXで「お詫びとご報告」を公開した。児太郎はこの中で、多くの人に心配と迷惑をかけたことを謝罪。一方で、報道の内容には自身の認識と食い違う点が多いとしつつ、それを追及するよりも、関係の収束に向けた話し合いを速やかに進めることが大事だという考えを示した。

同じ日、松竹は児太郎が東京・歌舞伎座の「七月大歌舞伎」を休演すると発表した。7月5日の開幕を3日後に控えたタイミングで、現状で舞台に立てば関係者や観客に迷惑がかかる、というのが本人の説明だった。

それから1年余り、児太郎は舞台から遠ざかる。今回の逮捕が報じられたのは、その間の出来事だった。

「復帰を目指してやって参りました」本人が語った1年余り

本人はなぜ、「二度と舞台に立てなくなったと思っています」とまで口にしたのか。

休演後の児太郎が見ていたのは、舞台への復帰だった。報道によると、本人は歌舞伎界とファンに向けて「一度のみならず再度裏切ってしまい、お詫びしてもしきれません」と謝罪し、「昨年のスキャンダル報道後、自分を見つめ直し、復帰を目指してやって参りましたが、今回の事件で二度と舞台に立てなくなったと思っています」と胸の内を明かしたという。

復帰の時期や具体的な舞台が、松竹や所属事務所から公式に発表されたことはない。本人の言葉どおりなら、復帰を目指していた最中に今回の件が起きたことになる。

釈放後の暮らしについては、自宅で反省する日々を送っていると話し、両親にも事情を打ち明けたという。被害女性に対しては謝罪し、弁護士を通じて示談交渉を進めているところだと説明している。

祖父は人間国宝の七代目中村芝翫、成駒屋の次代を担う立場

児太郎は1993年12月23日生まれ、東京都出身。屋号は成駒屋で、祖父は1996年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された七代目中村芝翫(2011年死去)、父は九代目中村福助だ。叔父には八代目中村芝翫がいる。

初舞台は2000年9月、歌舞伎座で六代目中村児太郎を名乗った。児太郎という名は、父の福助も1967年に五代目として名乗っていた名前にあたる。親子で受け継いできた名を背負い、女方として舞台を重ねてきた。

2013年9月には、父が七代目中村歌右衛門を、児太郎が十代目中村福助をそれぞれ襲名することが明らかになった。だが、父が同年11月に病気で療養に入り、親子そろっての襲名は見送られた。名門の次代を担う存在として期待を集めてきた背景には、こうした経緯がある。

復帰はどうなるのか、捜査の結論と示談交渉の行方

当面の焦点は、捜査の結論にある。報道では任意の捜査が続いているとされ、起訴か不起訴かを含めた処分は決まっていない。示談交渉がどこまで進んでいるのかも、明らかになっていない。

今回の件について、10月21日時点で松竹や所属事務所からの公式な発表は確認されていない。今後の出演についての方針も、示されていないのが現状だ。

本人は取材に「二度と舞台に立てなくなったと思っています」と語った。妻との離婚協議も続いているとされ、捜査の結論と、松竹や所属事務所がどのような判断を示すかを待つ段階が続く。

逮捕・釈放を含む今回の事実関係は週刊誌の報道によるもので、警視庁の公式発表は確認されていない。起訴や処分も決まっていない。

[文/構成 by 小川 そら]

寄稿者

小川 そら
人物ニュース・芸能・スポーツ・社会の話題を担当しています。記事を書くときに決めているのは、確認できていないことを書かないことと、報道の表現をそのまま強めないこと。経歴や活動歴は時系列で整理し、「いつ・何があったか」がすぐ追える形にまとめています。休日はドラマの一気見と、近所の喫茶店めぐりで過ごすことが多いです。

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