岡山シーガルズ、ホーム開幕戦を岡山駅前でPR 10月24日赤磐市で埼玉上尾メディックス戦

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
バレーボールSVリーグ女子の岡山シーガルズが10月21日朝、JR岡山駅東口で今季のホーム開幕戦をPRした。中本柚朱、中井心音、松本舞佳の3選手とスタッフが、試合日程などを載せたチラシ約1000枚を駅の利用客に手渡した。ホーム開幕戦は10月24日と25日、赤磐市の山陽ふれあい公園総合体育館で埼玉上尾メディックスを迎え、両日とも14時5分に試合が始まる。
岡山駅東口で約1000枚のチラシ、中本柚朱「進化した姿を」
PRは10月21日の朝、通勤・通学の人が行き交う時間帯にあった。参加したのは中本柚朱(23)、中井心音(23)、松本舞佳(23)の3選手で、スタッフを含めると14人。チラシには今季の試合日程と選手のプロフィールが載り、選手らは「今週末、赤磐で試合が行われます。ぜひ会場で応援よろしくお願いします」と声をかけながら1枚ずつ手渡した。
アウトサイドヒッターの中本は、報道陣に今季のチームの手応えを語った。「新しい風を感じていて、今までにないシーガルズの明るさを先週の試合でも感じられたので、(ホーム開幕戦も)期待してほしい」。「新たな選手も加わり、今季は進化した姿を皆さんに見せられると思う。ぜひ会場に足を運んでほしい」とも話した。
3人はいずれも県外の出身だ。中本は広島県、中井は香川県、松本は静岡県の出身で、そろって岡山でプレーを続ける。チームには岡山県出身のアウトサイドヒッター、岡野亜依も在籍する。岡山理科大学附属高校の出身だ。
赤磐での公式戦は今季が最後の予定
会場の山陽ふれあい公園総合体育館(赤磐市正崎)は、シーガルズにとって特別な場所だ。赤磐市によると、2005年の「晴れの国おかやま国体」をきっかけにチームと市の縁が生まれ、いまも同体育館をチームの練習拠点として使っている。選手は週3日ほど練習に訪れる。
2012年(平成24年)には市と連携協定を結んだ。登校する子どもたちを選手が出迎える「あいさつ運動」や、市内の団体へ選手とコーチが出向いて教える「コーチは岡山シーガルズ」など、市民と触れ合う活動が続く。2024年5月に黒鷲旗全日本男女選抜大会で初優勝した際は、河本昭義監督と当時の主将・副主将が優勝旗や優勝杯を携えて赤磐市を訪れ、市に喜びを報告した。
ただ、この体育館でのリーグ戦は今季で区切りを迎える見通しだ。赤磐市は、SVリーグのアリーナ施設基準などの規定により、赤磐市での試合開催は今シーズンで最後となる予定だと案内している。今季の「赤磐大会」は10月24日・25日の埼玉上尾戦と、11月14日・15日のNECレッドロケッツ川崎戦の計4日間。ホームゲーム初戦の開催地になったのは、練習拠点のある町だった。昨季も同じ体育館で4日間の試合があり、2025年12月6日・7日には埼玉上尾メディックスと戦った。初戦は3-1で勝ち、2戦目は1-3で落として1勝1敗。7勝に終わったシーズンで、赤磐の観客の前で白星を挙げた相手でもある。
市も地元開催を後押しする。市内在住者を対象に1階自由席のペアチケットを抽選でプレゼントし、10月24日分は13組26席、25日分は12組24席を用意した。選手と手をつないでコートへ入場するエスコートキッズは、市内在住の5歳から小学6年生を対象に各日14人まで募集。参加した子どもには選手のサイン入りTシャツが贈られる。10月24日分は定員に達し、受付を締め切った。
シーガルズのホームタウンは岡山市で、ホームアリーナはシゲトーアリーナ岡山(岡山市北区いずみ町)。岡山市はシーガルズを含む4つのトップチームのホームタウンだが、ホームアリーナ基準の見直しで、このままでは試合ができなくなる状況にあると説明し、新アリーナの整備を進めている。
開幕2連敗からの再出発、相手は昨季8位の埼玉上尾
シーガルズは2024年5月の第72回黒鷲旗全日本男女選抜大会で初優勝し、クラブとして初めて国内の主要タイトルを手にした。Vリーグ時代には2019-20シーズンのV1リーグで過去最高に並ぶ準優勝を経験している。
一方、SVリーグ2年目の2025-26シーズンは7勝37敗で14チーム中12位に沈んだ。今季は新加入の4選手を迎えて戦力アップを図り、プレーオフに進出できる8位以上を目標に掲げる。チーム史上初のアメリカ国籍選手となったアウトサイドヒッターのジェイド・エライザ・ライトや、オポジットの若泉佳穂が加わった。主将は昨季に続きミドルブロッカーの長瀨そらが務め、河本昭義監督が指揮を執る。
3年目を迎えたSVリーグ女子は、今季から東西のカンファレンス制を導入した。10月10日にタイで開幕し、シーガルズは西地区に入る。10月17日と18日の開幕節では、大阪市のHOS住吉スポーツセンターで大阪マーヴェラスと対戦した。初戦は第1セットを25-21で先取しながら、続く3セットを落として1-3。2戦目も第2セットを取り返したが1-3で敗れた。10月22日時点で0勝2敗、西地区7チーム中7位だ。
それでも中身には手応えがある。ジェイドと若泉の新戦力が中心となり、今後に期待を抱かせる内容だったと報じられた。
対戦する埼玉上尾メディックスは東地区のチームで、24日・25日の2試合は東西をまたぐ交流戦になる。昨季は23勝21敗の8位。今季は開幕節でデンソーエアリービーズに0-3、2-3と連敗した。2戦目はフルセットに持ち込んで勝ち点1を手にしており、10月22日時点で東地区7チーム中6位。初勝利を狙うチーム同士の顔合わせとなる。
試合開始は両日14時5分、チケットと配信
24日と25日の2試合は、いずれも14時5分に試合が始まる。前売り券は公式チケット販売サイト「チケットV」で扱い、当日券も販売する。問い合わせ先はシーガルズ(086-230-5572)。
配信は、SVリーグ公式サイトの試合ページでJ SPORTSオンデマンドが案内されている。10月22日時点で、テレビ放送の記載はない。
赤磐での2連戦の後は、10月31日と11月1日にシゲトーアリーナ岡山で群馬グリーンウイングスを迎え、岡山市内でのホーム初戦となる。12月までのホームゲーム日程は次のとおり。
| 日程 | 対戦相手 | 会場 |
|---|---|---|
| 10月24日(土)・25日(日) | 埼玉上尾メディックス | 山陽ふれあい公園総合体育館(赤磐市) |
| 10月31日(土)・11月1日(日) | 群馬グリーンウイングス | シゲトーアリーナ岡山(岡山市) |
| 11月14日(土)・15日(日) | NECレッドロケッツ川崎 | 山陽ふれあい公園総合体育館(赤磐市) |
| 11月28日(土)・29日(日) | SAGA久光スプリングス | シゲトーアリーナ岡山(岡山市) |
| 12月5日(土)・6日(日) | ヴィクトリーナ姫路 | シゲトーアリーナ岡山(岡山市) |
| 12月19日(土)・20日(日) | 大阪マーヴェラス | シゲトーアリーナ岡山(岡山市) |
岡山駅で配った約1000枚のチラシが、今週末の赤磐の客席にどれだけつながるか。練習拠点のある町で迎える今季最初のホームゲームで、シーガルズは初勝利を目指す。
[文/構成 by スポーツライター TAKU]









































































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