バレー男子日本代表、3位決定戦はスロベニアに1―3で敗北し4位 準決勝はアメリカにフルセットで敗れる

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バレーボール男子日本代表は8月2日、中国・寧波でのネーションズリーグ2026男子決勝ラウンド3位決定戦でスロベニアに1―3で敗れた。前日の準決勝はアメリカにフルセットの末に競り負けている。連戦の末に4位で大会を終え、2大会連続でメダルには届かなかった。エースの髙橋藍が20得点でチーム最多だった。
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スロベニアに1―3、日本は4位で大会を終える
バレーボール男子日本代表は8月2日、ネーションズリーグ2026男子決勝ラウンドの3位決定戦で中国・寧波にてスロベニアと対戦し、セットカウント1―3で敗れた。試合開始は日本時間16時40分。第1セットを21―25で落とした日本は、第2セットを28―26の接戦で奪い返し、1―1の五分に戻す。大塚達宣(25)=パワーバレー・ミラノ=の正確なレシーブとサーブがこのセットを引き寄せ、西田有志(26)=大阪ブルテオン=は3枚ブロックをものともせず土壇場のセットポイントを決め切った。しかし第3セットを22―25、第4セットを22―25と連取され、そのまま突き放された。4位で大会を終えた日本にとって、2大会連続でメダルに届かない結果だった。試合はTBS系列で地上波中継されたほか、U-NEXTやTVer、Volleyball TVでも配信され、多くのファンが見守った。
エースの髙橋藍(24)=ルブリン=が20得点を挙げてチーム最多を記録した。それでも要所の競り合いを制したのはスロベニアだった。第2セットを奪い返し、流れを引き寄せたように見えた日本だったが、第3セット以降は競り合いの局面でことごとく先手を許した。
前日は死闘の末アメリカに屈す、休養は17時間半
日本は予選ラウンドを全勝で通過し、7月29日の準々決勝で中国と対戦した。第1セットを落としたが、その後は3セットを連取し、セットカウント3―1で逆転勝ちを収める。この一戦は髙橋が21点で両チーム最多、西田有志とエバデダン・ラリー(25)=大阪ブルテオン=もそれぞれ13点を記録し、層の厚さを見せていた。ここまで無傷の13連勝。8月1日の準決勝ではパリ五輪銅メダルのアメリカと対戦した。
第1セットを19―25で落とすと、第2セット25―23、第3セット25―20を連取して逆転する。だが第4セットを19―25で失い、最終第5セットは15点先取の末13―15で競り負けた。セットカウントは2―3。1カ月半に及んだ大会で初めて喫した黒星だった。
準決勝が終わったのは日本時間1日午後11時すぎ。3位決定戦のコートに立つまで、休養に充てられる時間は17時間半ほどしかない。フルセットの熱戦を演じた翌日としては、決して十分とは言えなかった。指揮を執るロラン・ティリ監督も準決勝後、THE ANSWERの取材に「3位決定戦があるのですぐに休まなければいけません」と話し、選手たちの疲労回復を気に懸けていた。
髙橋「決められず」、石川主将も悔しさにじませる
日本の得点源となったのは髙橋藍の20点だ。西田が10点、大塚が9点、宮浦健人(27)=ウルフドッグス名古屋=が6点、エバデダンが5点と続いた。
髙橋は試合後、「自分たちから難しい展開を作ってしまっていたし、自分自身が決めるところを決められなかった」と振り返った。チームの得点源でありながら、勝負どころで踏ん張りきれなかったもどかしさをにじませる言葉だ。
主将の石川祐希(30)=ジラート・バンク・アンカラ=は「この決勝ラウンドで目指していたメダルが獲得できなく悔しいです」と正直な思いを口にした。無傷の13連勝からの2連敗だけに、悔しさは一段と深い。
守備の面では、リベロの小川智大と山本智大の2人体制が大会を通じて堅守を支えてきた。攻撃陣がスパイクで得点を重ねる一方、拾ってつなぐ粘りが決勝ラウンドを勝ち上がる土台になっていた。
「お疲れっぽいね」、視聴者も気づいた消耗の色
準決勝から中1日に満たない連戦は、視聴者の目にも過酷さがにじんで映った。THE ANSWERの記事によると、試合中のX(旧Twitter)には「日本ちょっとお疲れっぽいね」「みんなから疲れを感じるな~日本がんばれー」といった投稿が相次いだという。前日の激闘から回復しきれない選手たちを気遣う声が目立った。
敗戦後のSNSには、無傷で勝ち上がってきただけに結果を求める手厳しい投稿も見られた。日本バレーボール協会は公式Xで「1カ月半に及ぶ間、男子日本代表チームにご声援をいただきありがとうございました」と大会を通じた声援に感謝を伝えている。
2大会連続でメダルを逃す、次なる照準
日本はネーションズリーグで2023年に銅、2024年に銀と2大会連続で表彰台に立っていた。2024年は決勝でフランスに敗れたものの、主要国際大会で銀メダル以上を手にしたのは1977年のワールドカップ以来47年ぶりの快挙だった。2025年は世界ランキング上位のポーランドに敗れてメダルを逃しており、今大会は雪辱の舞台でもあった。
結果は4位。予選ラウンドから準々決勝まで無傷で勝ち上がっただけに、悔しさの残る大会となった。ティリ監督は2025年の就任から今大会で指揮2年目を迎えていた。
大会は同日夜、決勝でアメリカとポーランドが対戦して幕を閉じた。1カ月半にわたって世界を転戦した日本代表は、いったん帰国して次の強化に移る。今大会で見えた課題をどう克服するか。次の国際大会に向け、日本代表の歩みはなおも続く。
[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]

































































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