今村聖奈騎手、新潟4Rの馬場入場後に落馬して両足を負傷 9R以降の4鞍と9日の7鞍が乗り替わり

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JRA所属の女性騎手・今村聖奈(22)が8日、新潟競馬場4Rの馬場入場中に落馬し、両足を負傷した。この日9R以降に予定していた4鞍と、翌9日に新潟で予定していた7鞍は、すべて他の騎手に乗り替わった。今村は5月のオークス(G1)をジュウリョクピエロで制し、JRAの女性騎手として史上初めてG1を制した騎手だ。
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4Rの馬場入場中に落馬、5R騎乗も痛みで見合わせ
今村は8日、新潟競馬場4R(3歳未勝利、ダート1200メートル)でニシノヤオヨロズに騎乗した。「馬場入場」と呼ばれる、返し馬などを行うためレース直前に馬をコースへ入れる場面で、同馬が今村を振り落として制御を離れる「放馬」の状態になった。ニシノヤオヨロズはこの影響でレース自体への出走を取りやめ、競走除外となっている。
今村自身は続く5R(3歳未勝利、ダート1800メートル)でキタノドンカルロに騎乗し、14着で完走した。しかしその後に足の痛みが強まり、9R以降の騎乗を見合わせた。JRAは両足の負傷と発表している。
土曜の残り4鞍、日曜の7鞍がすべて乗り替わり
今村が予定していた新潟9R以降の4鞍は、他の騎手が代わって騎乗する。9Rのライヴスプーンは丸田騎手、10Rのハナコトバは石神騎手、11Rのセイラダンサーは江田騎手、12Rのリベルタアーラは佐藤騎手にそれぞれ乗り替わった。
さらに、翌9日に新潟で予定していた7鞍もすべて乗り替わることが発表された。負傷の具体的な程度や、今後の実戦復帰の見通しについては、この時点で詳しい発表はない。
女性騎手として史上初のG1制覇、デビュー5年目
今村は2003年11月28日生まれ、滋賀県の出身だ。父は元JRA騎手で、現在は栗東トレーニングセンターで調教助手を務める今村康成さん。2019年に競馬学校騎手課程38期生として入学し、2022年に卒業してJRA騎手免許を取得した。JRAの調教拠点である栗東トレーニングセンター(滋賀県)の寺島良厩舎に所属し、地元・滋賀を拠点に活動している。
デビュー1年目の2022年には51勝を挙げ、女性騎手のJRA年間最多勝記録を更新した。同年7月にはCBC賞でテイエムスパーダに騎乗し、重賞初勝利も果たしている。通算勝利数は100勝を超えた。
そして今年5月24日、東京競馬場で行われた第87回オークス(G1、芝2400メートル)でジュウリョクピエロに騎乗して優勝した。単勝5番人気だったジュウリョクピエロは後方から追い込み、2分25秒6のタイムでゴール。2着に好位からしぶとく伸びたドリームコア、3着に中団から大外を追い上げたラフターラインズが、いずれも首差で続いた。
JRAの女性騎手として史上初めてG1を制し、クラシックレースに騎乗した女性ジョッキーとしても初の栄冠となった。レース後のインタビューでは「夢見てるみたいです」と話して涙を見せ、検量室前では「ヤバイ、やっちゃった!」「人生変わっちゃった」と興奮を口にした。
JRAでは2016年に藤田菜七子が16年ぶりの女性騎手としてデビューし、その後しばらく後続が途絶えていたが、2021年に2人が新たにデビューするなど、近年は女性騎手の数がゆるやかに増えてきた。そうした流れの中でも、中央競馬のクラシックレースを女性騎手が制したのは今村が初めてだった。
ファンからは心配の声、秋の大一番に注目
今村の落馬を受け、SNS上では「大丈夫かよ、これからって時に」「ひどい怪我じゃないことを祈る」「無理しないで、しっかり治してね」といった心配の声が広がった。オークスを制したジュウリョクピエロは10月18日のG1秋華賞を目指しているとされ、「何とか間に合ってほしい」と今村の回復を待ち望む声も上がっている。
負傷の程度や今後の実戦復帰の見通しについて、JRAから続報は入っていない。9日の新潟開催以降、今村がいつ騎乗を再開できるかが焦点となる。
[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]


































































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