エイシンフラッシュが本日5/10東京競馬場でお披露目 ローズガーデンで4回お披露目、NHKマイルC当日に凱旋

※画像はイメージです。
時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
2010年日本ダービーと12年天皇賞・秋を制したエイシンフラッシュ(19)が5月10日、第31回NHKマイルカップの行われる東京競馬場でファンにお披露目された。会場はローズガーデン内の展示馬房で、午前9時、11時、午後1時、2時30分の計4回。種牡馬を引退し、北海道のYogiboヴェルサイユリゾートファームで余生を過ごす元名馬の凱旋だ。
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NHKマイルC当日に4回お披露目、19歳のダービー馬
2010年の日本ダービー馬エイシンフラッシュ(19)=Yogiboヴェルサイユリゾートファーム=が5月10日、東京競馬場でファンの前に姿を見せた。第31回NHKマイルカップ(GⅠ、芝1600メートル)が行われる同日、ローズガーデン内の展示馬房で放牧された。
お披露目の時間は4回に分けて設定された。午前9時、11時、午後1時の各回が1時間、午後2時30分からは30分で、馬の体調次第で変更となる場合があるとされている。
| 回 | 開始時刻 | 時間 |
|---|---|---|
| 1 | 9:00 | 1時間 |
| 2 | 11:00 | 1時間 |
| 3 | 13:00 | 1時間 |
| 4 | 14:30 | 30分 |
同馬は5月8日朝に北海道・日高町の繋養先から東京・世田谷区の馬事公苑に到着し、10日にトレーラーで東京競馬場入りした。引退後の名馬が東京競馬場でお披露目されたケースとしては、シンボリルドルフ、オグリキャップ、トウカイテイオーなどがいる。
2010年の末脚32秒7、12年最敬礼の名場面
エイシンフラッシュは2007年3月27日、社台ファーム生まれの黒鹿毛。父キングズベスト、母ムーンレディ、母の父はPlatini。藤原英昭調教師の管理馬として、2009年7月12日の阪神・新馬戦(芝1800m、福永祐一騎乗)でデビューした。
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3歳春の皐月賞は11番人気で3着に食い込み、東京優駿への優先出走権を得た。迎えた第77回日本ダービーは7番人気。後方から鋭く伸び、上がり3ハロン32秒7のダービー史上最速の末脚で差し切った。鞍上の内田博幸、藤原英昭調教師、馬主・平井豊光氏(当時)にとって、いずれも初のダービー制覇となった。
2度目のGI制覇は2012年秋に訪れる。天覧競馬となった天皇賞・秋。鞍上はミルコ・デムーロ。残り300メートルから外を伸び、フェノーメノの追撃を抑えて優勝した。ウイニングランの後、デムーロが下馬し、当時の天皇皇后両陛下に対しひざまずいて最敬礼を行った姿は、競馬史に残る場面として語り継がれている。
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13年は香港のクイーンエリザベス2世カップで3着、毎日王冠で重賞4勝目。同年のジャパンカップ10着が現役最後のレースとなった。生涯成績は中央25戦6勝、海外2戦を含めて27戦6勝、獲得賞金は7億8711万6400円。
種牡馬として父子制覇、ヴェラアズールでGI父に
2014年に社台スタリオンステーションで種牡馬入りし、2019年からはレックススタッドで繋養された。
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産駒の活躍が目立ったのは2022年だ。京成杯をオニャンコポンが制し、産駒中央重賞初勝利となった。父も2010年の京成杯を勝っており、父子制覇となる。同年秋にはヴェラアズールがジャパンカップを優勝。産駒初のGI馬が誕生した。23年には小倉サマージャンプをテーオーソクラテスが制し、産駒初の障害重賞勝ちも記録した。
種牡馬としての種付け料は2014年の150万円から、最終年の2025年には50万円へと変わった。同年秋に種牡馬を引退し、北海道・日高町のYogiboヴェルサイユリゾートファームへ移った。10月31日には到着が報じられ、功労馬としての余生が始まった。
「フラッシュは落ち着いている」繋養先のメッセージ
繋養先のYogiboヴェルサイユリゾートファームは、馬事公苑への到着を公式Xで報告した。「朝9時頃には無事到着しています。長距離移動でしたが、フラッシュは落ち着いていて元気に過ごしています。まずはしっかり休みながら、東京での時間を過ごしてもらいます」と記している。
同ファームの公式インスタグラムには、馬事公苑での引き運動の様子も投稿された。「東京へ到着してからも、エイシンフラッシュはとても落ち着いて過ごしています」とつづっている。
東京競馬場ではローズガーデン横の連絡橋下で、来場記念グッズの販売も行われる。
ファンが沸いたローズガーデン、SNSの反響
10日朝のお披露目開始後、SNSでは反応が広がった。ファンからは「イケメンすぎる」「黒光り」といった声が上がり、12年半ぶりの東京競馬場凱旋を歓迎する投稿が相次いだ。
10R・NHKマイルCと並ぶ19歳の凱旋日
東京競馬場では同日午後3時40分発走で、第31回NHKマイルカップが組まれている。3歳マイル王を決める春のGI、芝1600メートルだ。3歳世代の頂点を争うレースの裏で、19歳の元ダービー馬が往時の漆黒の馬体をファンに見せる、という1日になった。
2013年12月23日、中山競馬場での引退式から12年余り。種牡馬を引退し、功労馬となった黒鹿毛が、ダービーを制した府中の地に戻ってきた。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]































































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