中山大障害2026、オジュウチョウサンの顕彰馬選定記念競走として12/26に施行 JRAが秋季番組を発表

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JRAは7月26日、2026年秋季競馬番組を発表した。目玉は12月26日、中山競馬場・芝4,100メートルで行われる第149回中山大障害(J・GⅠ)だ。今年6月に顕彰馬入りしたオジュウチョウサンにちなみ、「オジュウチョウサン顕彰馬選定記念競走」として施行される。障害馬の顕彰馬選出は41年ぶり、史上39頭目だった。
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12/26中山大障害、記念競走として施行
JRAは7月26日、2026年度の秋季競馬番組を発表した。開催日程や重賞体系がまとまって示されるなか、大きな目玉として盛り込まれていたのが中山大障害だ。秋季番組の発表は、年末までのレース計画を左右する年に一度の重要な発表で、ファンや関係者が毎年注目している。重賞の格付けや出走条件なども合わせて示され、年末に向けたレース界の動きを知るうえで欠かせない発表だ。
12月26日(土)、中山競馬場・芝4,100メートルで行われる第149回中山大障害(J・GⅠ)が、「オジュウチョウサン顕彰馬選定記念競走」として施行される。J・GⅠは障害競走における最高格付けで、平地競走のGⅠとは別の体系で運用されている。今年6月に顕彰馬入りしたオジュウチョウサンの功績をたたえる、特別な名称のレースとなった。
中山大障害はJ・GⅠの中でも別格の一戦として知られる。今回で149回を数える伝統のレースでもある。このレースはオジュウチョウサンにとって、現役時代に3勝を挙げた主戦場。JRAが顕彰馬の名を冠したレースを施行するのは、それだけ大きな功績があったことの表れだ。
41年ぶりとなる障害馬の顕彰馬選出
顕彰馬とは、競馬の発展に大きく貢献したと認められた馬に贈られる称号で、いわば競馬界の”殿堂入り”にあたる。選出には記者投票があり、必要な得票は有効投票数の4分の3以上だ。基準に届く馬がいない年は、選出なしとなることもある。それだけ高いハードルの制度だ。
オジュウチョウサンは2026年6月15日、2026年度の顕彰馬に選ばれた。記者投票の有効投票数は157票、そのうち136票を得た。得票率は86.6%、選定基準の118票以上を大きく上回る。
前年度は基準に届かず、選外。だが今回は違った。評価は一変し、高い支持を集めての選出となった。基準を大きく上回る136票が、記者陣の高い評価を裏付ける。
顕彰馬に選ばれると、その功績はJRAの公式記録として末永く残る。この記念競走も、その足跡を後世に伝える試みだ。
なぜ、障害馬の顕彰馬選出はこれほど間隔が空いていたのか。顕彰馬はこれまで平地のスターホースが選ばれることがほとんどで、障害馬の名はなかなか名簿に加わらなかった。それでもオジュウチョウサンは、頭一つ抜けた実績でその壁を越えた。
障害馬の顕彰馬選出は、1985年のグランドマーチス以来41年ぶり。歴代では39頭目となる。障害競走というジャンルへの評価の高まりを示す選出だった。
障害GI9勝、史上最多の戦績
オジュウチョウサンは2011年4月3日生まれ、父ステイゴールド、母シャドウシルエット。生産は北海道の坂東牧場。父のステイゴールドは数多くの活躍馬を送り出した名種牡馬として知られる。
デビューは平地競走だった。思うような結果を残せず、その後に障害競走へ転向した。転向後は主戦騎手の石神深一、調教師の和田正一郎とのコンビで力をつけ、障害重賞を次々と制していく。2016年の中山大障害初制覇から2022年の引退まで、障害GI戦線の第一線を走り続けた。
通算成績は障害GI9勝。史上最多の記録だ。内訳は中山グランドジャンプ6勝(5連覇を含む)、中山大障害3勝(2016年、2017年、2021年)となる。JRA賞最優秀障害馬にも複数回選ばれ、障害競走を代表する一頭に育った。このほかにも数々のJRA記録を持ち、障害競走史にその名を残した一頭だ。レース内容だけでなく、その堅実な走りぶりは、今も幅広い世代のファンを引きつける。
引退は2022年12月24日、舞台は中山大障害でラストランは6着に終わった。現役最後の勝利は同年4月16日、中山グランドジャンプでの6勝目だった。2026年時点で15歳。引退後は生まれ故郷の坂東牧場に一時戻ったのち、2023年1月23日付で北海道日高町のヴェルサイユリゾートファームへ移り、同ファームで種牡馬となっている。長く障害競走の顔として走り続けた一頭だった。
顕彰馬の名を冠した特別な一戦へ
12月26日の中山大障害には、年末のグランプリレース以上の重みが加わった。オジュウチョウサンという一頭の名を背負い、障害競走の歴史を体現するレースになる。ファンにとっては、顕彰馬となった名馬の功績を思い返しながら観戦できる特別な機会となりそうだ。
中山大障害は例年、多くのファンでにぎわってきた。レース当日までの間、オジュウチョウサンの歩みを伝える報道が増えそうだ。この発表を受け、中山大障害そのものへの注目度もさらに高まりそうだ。
JRAが発表した2026年秋季番組には、このほかにも数多くの重賞レースの日程が盛り込まれていた。それでも年末の中山競馬場には、これまで以上の視線が集まる。
障害競走の頂点に立ち続けた一頭の名は、これから先もこのレースとともに語り継がれていく。
[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]






























































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