栗原陵矢、オリックス戦で6打数5安打5打点の固め打ち 28・29号の2本塁打

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福岡ソフトバンクホークスの栗原陵矢が7月22日のオリックス・バファローズ戦で6打数5安打、2本塁打5打点をマークした。28号と29号のソロ本塁打を含む固め打ちで、チームは26安打22得点の大勝を演じている。自身初の1試合5安打を記録し、今季の本塁打数はパ・リーグ首位の29本に伸びた。
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オリックスに22得点の大勝、栗原は4得点
福岡ソフトバンクホークスの栗原陵矢内野手(30)が7月22日、みずほPayPayドームで行われたオリックス・バファローズ戦で気を吐いた。6打数5安打、2本塁打5打点。28号と29号のソロ本塁打を含む固め打ちで、自身初となる1試合5安打を記録している。
試合はソフトバンクが22―2でオリックスに大勝を収めた。26安打は2005年のソフトバンク球団発足以降で最多、22得点も同最多タイとなる打線大爆発の一戦だった。3回に2点、4回には一挙7点を奪うなど、長短打が途切れなかった。4万122人の観衆が詰めかけた本拠地で、栗原自身も4得点を挙げ、勝利に大きく貢献した。
先発したC・スチュワート・ジュニアは7回を投げ、7安打6奪三振2失点にまとめて今季6勝目を手にしている。打線では栗原だけでなく近藤健介も4打数4安打1本塁打4打点4得点と結果を残しており、2人の存在感がそのままチームの得点力に直結する一戦になった。ソフトバンクは2位に3.5ゲーム差をつけてパ・リーグ首位を走っており、この日の大勝で独走態勢にさらに弾みをつけている。
1点を追う立ち上がり、2回には近藤とアベック弾
試合は初回、オリックスの先制で幕を開けた。だが、ソフトバンクはその裏にすぐ反撃する。先発した片山楽生からアウトを取れないまま4点を奪う猛攻で、近藤健介の同点適時打で追いつくと、一塁走者の近藤をかえしたのが栗原の左越え二塁打だった。逆転に成功した初回の攻撃だけで試合の主導権を握っている。
西日本スポーツによると、栗原は試合後のヒーローインタビューで「打点の方は、初回のヒットは一塁走者だった近さんをホームにかえって来られたと思いますし、なんか意識してんなと思います」と話した。近藤との呼吸の良さをうかがわせる発言だ。
流れが変わったのは2回だった。近藤が21号の2ランを放つと、栗原も左中間へ28号ソロで続いた。今季7度目となるアベック本塁打で、この時点でスコアは7―1まで広がっていた。同じ回に本塁打を並べる場面は今季たびたび見られ、2人の相乗効果がチームの得点力を押し上げている。
1〜4回に安打と打点、プロ野球史でも異例の記録
栗原の勢いは止まらなかった。3回に右前へ適時打を放つと、単打・二塁打・本塁打がそろい、あとは三塁打を残すのみというサイクル安打に王手をかけた。4回にも右前適時打を放ち、初回から4回まで4イニング連続で安打と打点を記録している。
この4イニング連続安打は栗原にとって2度目で、01年と03年の吉岡雄二(近鉄)、17年と22年の菊池涼介(広島)に次ぐプロ野球史上3人目の記録だ。安打と打点をともに4イニング連続で記録したのは、2リーグ制以降では1983年の有藤道世(ロッテ)、24年の栗原自身に次いで3度目となる。自身2度目となるのはプロ野球史上初めてだという。
6回には左中間へ29号ソロを放ち、5打席連続で安打と打点を記録した。最終打席は中飛に倒れ、三塁打だけを欠いてサイクル安打には至らなかったが、6打数5安打の固め打ちで試合を締めくくっている。成し遂げていれば飯田徳治、藤本博史、村松有人、柳田悠岐に続く球団史上5人目のサイクル安打だっただけに、あと一本が惜しまれる結果だ。
王会長「ホームランも40本までね」、近藤との一騎打ち
スポーツニッポンによると、球団の王貞治会長は試合後「ホームランも40本までね。レフトでもセンターでも、どこでも入るから。この夏場に入って飛距離が伸びてるからいいよ」と栗原の活躍をたたえた。5月29日時点では48試合消化で15本塁打だった栗原は、2カ月足らずで本塁打数を倍近くまで伸ばしている。
今季のパ・リーグは、ソフトバンクの2人が本塁打と打点のランキング上位を独占している。本塁打は栗原が29本でリーグ首位、近藤が21本で2位。打点は近藤が74で首位に立ち、栗原は73と1差で追う。3位以下とは大きく差をつけており、事実上の同僚対決となっている。
本塁打はリーグ首位29本、30号を射程に
28号と29号の2本を1試合で積み増した栗原は、7月1日に更新したばかりの自己最多記録をさらに伸ばし、今季の本塁打数を29本とした。節目となる30号にも近づいている。5月末時点では打点でもリーグ首位に立っていた栗原だが、その後に近藤が猛追し、今は1差で追われる立場に回った。
ここまでの成績は89試合で打率2割6分7厘、長打率5割8分4厘。右投左打で12年目を迎えた栗原にとって、長打力を軸にした勝負強さが際立つシーズンとなっている。近藤との打点争いはわずか1差と拮抗しており、この日のように長打で得点を重ねる試合が続けば、両者の争いは最終盤までもつれそうだ。レギュラーシーズンはまだ50試合以上を残しており、ソフトバンクの快進撃とともに、栗原と近藤が積み重ねる”アベック弾”の数にも視線が集まる。
[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]





































































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