Rust、大型アップデート『Power Trip』配信開始 発電所の再稼働で島全体に電力供給が可能に

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Facepunch Studiosは8月7日未明(日本時間)、サバイバルゲーム『Rust』の大型アップデート「Power Trip」を配信した。目玉は発電所の再稼働システムで、新アイテム「Heavy Fuse」を投入すると電力が段階的に復旧し、道路沿いの変圧器や水処理施設など島内各所の機能が使えるようになる。衛星を落下させる新イベントも加わり、配信には強制ワイプが伴う。
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発電所の再稼働で何が変わったのか
今回のアップデートの中核は「Player Maintained Monuments」と呼ぶ仕組みで、既存モニュメントの発電所を島全体の電力インフラの心臓部に位置づけた点にある。プレイヤーは戦利品クレートや水中ラボで入手できる新アイテム「Heavy Fuse」を、発電所内にある2つのヒューズボックスへ挿入する。投入した数に応じて電力供給量が段階的に増え、フェーズが進むごとに解放される施設も広がっていく。
序盤のフェーズでは、空港の物資投下を早めるディスパッチャーや水処理施設が動き出す。電力供給がさらに進んだ段階では、空港の管制塔にあるもう一つの、より大きな端末から、輸送ヘリ「チヌーク」による補給物資クレートを呼び出せるようになる。この端末は使用後に充電が徐々に減っていき、完全に放電しきると再び使用できるようになる仕組みだ。電力が積み上がるにつれて、道路沿いに立つ白い円筒形の変圧器が電力供給ポイントとなり、最大30の電力を供給できるうえ、よじ登ることもできるようになった。屋外の緑色のリサイクラーは、電力が通っていない状態だと処理効率が既定の60%から50%に下がる仕様となっており、電力供給が一定量に達すると元の60%まで回復し、処理時間も短くなる。ガソリンスタンドでは車両リフトとガレージドアが動き出し、スーパーマーケットの冷蔵庫にも食料が定期的に補充される。島の水道網も配管が復旧し、圧力のかかった状態で機能し始める。
Heavy Fuseの維持に手間がかかる設計
発電所内には、通常の緑色リサイクラーとは別に赤いリサイクラーが新設され、効率75%・4秒サイクルというさらに高い性能で稼働する。大型石油掘削リグ「Large Oil Rig」のスイッチも電力で使えるようになり、操作すると既存モニュメント「ドーム」へ20分間、原油が送られ続ける。回収するにはタンカーモジュールを積んだ車両で原油を汲み出し、カーリフトまで運んで取り出す必要がある。
一方でHeavy Fuseは一度挿入すると取り外せない仕様だ。時間の経過とともに耐久が落ち、残量が30%を切ると劣化速度が上がる。1個あたりの持続時間はおよそ9600秒とされ、電力を維持し続けるには継続的な補充が欠かせない。発電所という一つの拠点を巡って、複数グループが争奪戦を繰り広げる展開になりそうだ。
衛星落下イベントなど新要素も追加
ロケット発射場には、電力グリッドと連動した衛星制御コンピューターが新設された。テック・トラッシュと照準モジュールを一定数消費して起動すると、噴射制御で落下地点を調整したうえで衛星を落下させられる。降下には約10分を要し、着弾地点には放射線量の高いエリアが5分から8分ほど発生する。この間を耐えて衛星クレートを回収できれば、高品質メタルやテック・トラッシュ、カメラ、照準コンピューター、新型のスラスターモジュールが手に入る。再発動までのクールタイムは、ゲーム内時間で12から16時間、標準設定ではおおむね30分から40分ほどだ。
このほか、プールテーブルやダーツボード、ジュークボックスを収録した有料DLC「Bar Games Pack」が追加されたほか、専用エディタで彫刻できる装飾アイテム「Stone Sculpture」、寝袋やバッグにコンパス表示とお気に入り登録機能を加える調整も行われている。
月例更新を重ねる『Rust』、次の一手は
『Rust』は2018年に正式リリースされたオープンワールドのサバイバルゲームで、開発元の英Facepunch Studiosが毎月大型アップデートを配信し続けていることで知られる。プレイヤーは島に流れ着いた状態から出発し、資源を集めて拠点を築きながら、他プレイヤーとの争奪戦を生き抜く。今回のPower Tripは、そうした月例更新のなかでも既存モニュメントの発電所に新たな役割を持たせ、島全体のインフラを連動させる大掛かりな設計変更にあたる。
アップデートは日本時間8月7日未明、米東部夏時間換算では8月6日午後3時ごろに配信された。強制ワイプにより全サーバーのマップとプレイヤーデータがリセットされており、既存プレイヤーも新しいマップでゼロから発電所の争奪戦に加わることになる。次回以降の月例アップデートでも、今回築かれた電力インフラを土台にした機能拡張が続く可能性がある。
[文/構成 by ゲームライター ミナセ]




































































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