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森圭介アナ、「社労士試験に合格しました」とSNSで報告 FP・宅建士に続く資格

森圭介アナ、「社労士試験に合格しました」とSNSで報告 FP・宅建士に続く資格

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日本テレビの森圭介アナウンサー(47)が10月18日、自身のXなどで社会保険労務士試験の合格を報告した。合格したのは8月23日に行われた第58回試験で、合格率は9.3%。2025年11月に合格を報告した宅建士試験とFP2級に続き、働きながら3つ目の国家資格の試験を突破した。

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合格証書を手に「社労士試験に合格しました」

森アナがXに投稿したのは10月18日の午後7時39分(日本時間)。「社労士試験に合格しました。」の一文で始まる長文の投稿には、書棚の前で合格証書を掲げる写真を添えた。証書には「第58回社会保険労務士試験に合格したことを証します」と記され、日付は令和8年10月1日となっている。

受験の動機は、投稿の中ではっきり書かれていた。「暮らしにまつわるお金の専門家」を目指し、FPと宅建士に続いて「年金と健康保険をちゃんと勉強したいなと思ったのがきっかけ」だという。

出発点は身近な疑問だった。「社会保険料って高くない?」「年金っていくらもらえるの?」。そう感じたところから学び始めたが、範囲は社会保険だけでなく労働法にまで広がる。森アナはその内容を「知れば知るほど奥が深くてこれがなかなかおもしろい」とつづり、「知らないことを知るって、やっぱり楽しいね」と結んだ。投稿にはハッシュタグ「#社労士」「#社会保険労務士」「#宅建士」「#FP」を付けている。合格の報告はInstagramでもあったと報じられた。

合格率9.3%、第58回試験の結果

社会保険労務士試験は、社会保険労務士法にもとづいて毎年1回行われる国家試験だ。第58回は8月23日に全国19都道府県の会場で開かれ、厚生労働省が10月1日に合格者を発表した。

厚生労働省の発表によると、受験申込者は5万2842人、実際の受験者は4万2510人。合格者は3961人で、合格率は9.3%となった。前年の第57回は受験者4万3421人に対し合格者2376人、合格率5.5%だったので、合格者は1585人増えている。試験センターが公表した過去10年の推移では、合格者数は10年間で最も多い。

それでも、受験者のおよそ11人に1人しか通らない計算だ。試験は語群から語句を選んで空欄を埋める「選択式」と、5つの選択肢から答えを選ぶ「択一式」の2本立てで、両方に合格基準がある。第58回の基準は、選択式が40点満点で総得点25点以上かつ各科目3点以上(雇用保険法は2点以上)、択一式が70点満点で総得点47点以上かつ各科目4点以上だった。総得点が足りていても、1科目でも基準を下回れば不合格になる。

出題範囲も広い。労働基準法と労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、雇用保険法、労働保険の保険料の徴収等に関する法律といった労働分野に、健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法の社会保険分野が加わり、さらに労働と社会保険の一般常識も問われる。森アナが投稿で「社会保険だけでなく労働法まで」と書いた背景には、この科目構成がある。

合格者の内訳も公表された。年代別では30歳代が31.4%で最も多く、40歳代が28.2%で続く。職業別では会社員が61.9%を占め、働きながら受ける人が多い試験でもある。

合格証書は10月14日に簡易書留で発送されている。合格しただけでは「社会保険労務士」は名乗れない。労働社会保険諸法令の事務に2年以上従事するか、厚生労働大臣が指定した講習を修了したうえで、全国社会保険労務士会連合会の名簿に登録して初めて社労士になれる。厚生労働省によると、2026年8月31日時点の社会保険労務士の登録者は4万7407人。森アナは登録の予定について、投稿の中では触れていない。

宅建士・FP2級に続く「お金の資格」

森アナの資格取得は今回が初めてではない。2025年11月27日にはInstagramで、令和7年度宅地建物取引士資格試験と、2級ファイナンシャル・プランニング技能検定の合格を報告していた。当時の投稿でも、年金や税金、社会保険、住宅といった暮らしのお金をしっかり伝えるために勉強したと説明している。

宅建は試験に受かっただけでは宅地建物取引士になれない。森アナは講習を受けて登録を済ませ、2026年3月28日のInstagramで宅地建物取引士証を手にした写真を公開した。Xのプロフィールにも「宅建士/FP/アナウンサー」と並べ、「リスキリング中」と書き添えている。

FPで家計全体、宅建で住まい、社労士で年金・健康保険と労働。3つの資格は、本人の言う「暮らしにまつわるお金」の大きな柱にそれぞれ重なる。

「1日合計3時間くらい」を捻出した勉強法

報告のあと、森アナのもとには働きながらどう勉強したのかという質問が寄せられた。同じ18日の午後9時28分、森アナは自分の投稿に返信する形で学習法を明かしている。

通信講座を中心に、出社前に必ず机に向かう1時間と通勤時間を基本にした。電車やエレベーターの待ち時間などの隙間時間も「削り出しました」と書き、合わせると「なんだかんだ1日合計3時間くらいは捻出できた」という。勉強の仕方は「またどこかでお話ししようかな」と書いた。

午後9時54分には、合格を伝えるニュース記事のリンクを添えて、先輩から「会社辞めるのか」とLINEが届いたと書き込んだ。答えは「こんな楽しい仕事をまだ辞めるわけにはいきません」。10月19日朝の投稿では、社労士がアナウンサーの役に立つのかと言う人もいるとしたうえで、「学ぶこと自体が楽しいんだよね」と書き、学びたい気持ちを大事にしたいとつづった。

学びを放送の現場へ

森アナは埼玉県出身。一橋大学社会学部を卒業し、2001年に日本テレビへ入社した。「スッキリ」「ZIP!」などを経て、現在は夕方のニュース番組「news every.」で月曜から木曜のメインキャスターを務め、2026年4月に始まった報道番組「追跡取材 news LOG」でもメインキャスターを担当している。

合格報告の投稿で、森アナは今後の目標も書いた。出産、子育て、働き方、病気やケガへの備え、住宅、資産運用、老後の資金。学んだことをこうした話題でわかりやすく伝えられるよう「がんばります」という。

社会保険料の負担や年金の受け取り額は、視聴者の暮らしに直結するテーマだ。ニュースを伝える側が制度の中身を体系的に学んだことで、解説の厚みが増す。

合格報告から13分後の午後7時52分には、2027年1月の箱根駅伝で1号車の実況を担当することもXで報告した。新人時代にサブアナウンサーとして1号車に乗ってから25年。資格の勉強と並行して、アナウンサーとしての大舞台も控えている。

[文/構成 by MediaDogs編集部]

寄稿者

MediaDogs編集部
メディアドッグス株式会社のMediaDogs編集部チーム。インターネットマーケティングに約10年携わるメンバーで編成し、企画・取材・執筆から公開後の改善まで一貫して担当。「出会いを、設計する。」のもと、人と企業が正しく出会える場をつくるために、一次情報の確認とファクトチェックを徹底。情報をわかりやすく誠実に届け、読者の疑問を解決します。

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