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日本最古とされる神社『伊弉諾神宮』参拝レポ!立秋湯立神楽祭や樹齢900年の夫婦大楠が圧巻でした・・・

日本最古とされる神社『伊弉諾神宮』参拝レポ!立秋湯立神楽祭や樹齢900年の夫婦大楠が圧巻でした・・・

取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2026 MEDIA DOGS

淡路島は、日本神話で最初に生まれたとされる「国生み神話」の島。その神話の主役・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)を祀る神社があると聞けば、一度は参拝してみたくなるのではないでしょうか。

今回は、私も実際に兵庫県淡路市にある「伊弉諾神宮」へ行ってきたのでレポートしていきます。全国でもっとも古い神社とされ、淡路国一宮でもある神社です。

参拝したのは真夏の日中だったのですが、木々に覆われた参道に入ったとたん、体感温度がすっと下がったことには驚きました。しかもこの日はちょうど立秋湯立神楽祭にあたっていて、巫女さんが参拝者に湯のしぶきをかけてくださる場面にも出会えるという貴重な体験も。

訪れたのは8月上旬の金曜日、午前10時45分ごろ。駐車場から樹齢約900年の夫婦大楠まで、写真多めでお伝えしていきます。

これから訪れるか悩まれている方は、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

駐車場は台数が多く、臨時駐車場もあります

伊弉諾神宮には複数の駐車場があります。訪れたときに停めたのは第二駐車場。砂利敷きの広い駐車場で、台数にゆとりがありました。

伊弉諾神宮の第二駐車場に停まる車と「第二駐車場」の看板
台数にゆとりがあります

混雑時には臨時駐車場も用意されるとのことで、車で行っても停められない心配が少ないのは助かります。

駐車場から神宮までは、歩道を歩いてすぐ。道路沿いには「伊弉諾神宮」の案内標識が立っているので、迷うことはありません。

道路沿いに立つ「伊弉諾神宮」の案内標識と歩道
標識に沿って歩けば到着

ちなみに、この神宮のすぐ近くには古民家の雑貨店「のんきなリス」があります。同じ日に立ち寄ってきました。

【神宮のすぐ近くにある古民家雑貨店の体験レポ】
淡路島の古民家雑貨店『のんきなリス』でゆっくりタイム。築100年の空間で器や古道具、喫茶を満喫した体験レポ!

伊弉諾神宮とは?国生み神話の二神を祀る日本最古の神社

伊弉諾神宮の御祭神は、伊弉諾尊と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の二柱。『古事記』『日本書紀』の国生み神話に登場する神々です。

国生みを終えた伊弉諾尊が余生を過ごしたのが、この淡路島の多賀の地。その御住居跡を御神陵として創始されたと伝えられ、全国でもっとも古い神社とされています。

淡路国一宮であり、兵庫県で唯一「神宮号」を宣下された神社でもあります。

境内の入口に立つのは、石造りの大鳥居。その先にまっすぐ参道が続いていて圧巻です。

参道脇には由緒書きの立て札があり、御祭神や御神格が読めるようになっています。

伊弉諾神宮の御祭神や由緒が書かれた立て札
参拝前に読んでおくと理解が深まります

木陰の参道は、真夏でもひんやり

境内に入ってまず感じたのが、涼しさです。木々が高く生い茂っていて、参道のほとんどが日陰になっています。8月の日中でしたが、境内に入った途端に体感温度が下がりました。

参道沿いには、奉納された酒樽がずらりと並ぶ棚も。灯籠と並んだ光景は、いかにも一宮らしい風格があります。

参道脇に並ぶ奉納された酒樽の棚と石灯籠
奉納の数がすごい

境内は広すぎず、ほどよい大きさ。ゆっくり歩いてまわれる規模感でした。

本殿の前には、朱橋のかかる神池

本殿へ向かう手前にあるのが「放生の神池」。まわりを木々に囲まれた、静かな池です。

池には朱塗りの太鼓橋がかかっていて、水面に色が映ります。松の木ごしに眺めると、そのまま絵はがきのよう。小さなフォトスポットになっています。

放生の神池にかかる朱塗りの太鼓橋と、池の中の小さな社
この赤と緑の組み合わせ、きれい

池のほとりには手水舎があるので、参拝前に、ここで手と口を清めます。

手水舎の先には、本殿へ続く石橋。橋を渡ると正面が拝殿です。

この日は立秋の湯立神楽祭。巫女さんが湯のしぶきをかけてくれました

参拝したこの日は、ちょうど神楽祭が行われている日でした。拝殿の前には白いテントが張られ、正装した方々が集まっています。

神楽祭の日の伊弉諾神宮の拝殿と、両脇に張られた白いテント
拝殿の前がいつもと違う雰囲気に

立てられていた看板には「伊弉諾神宮傳統神事 立秋湯立神楽舞 齋場」の文字。伊弉諾神宮では立春・立夏・立秋・立冬と、季節の変わり目にあたる年4回だけこの神事が行われていて、この日はその立秋の回でした。

白装束の巫女さんが、塩と酒と米を入れて整えた釜の湯にササを浸し、四方へ勢いよく振って邪気を払う神事です。季節の変わり目にこの湯を浴びると、体が清められて健康になるといわれています。

参拝の列に並んでいると、巫女さんが参拝者に湯のしぶきをかけてくださり、貴重な経験となりました^^

ちなみに、神楽祭なので人がすごいかなとおもいきや、落ち着いて参拝できる程度の人出でした。

樹齢900年の「夫婦大楠」は必見です

本殿だけでなく、境内にはいくつもの社や見どころがあります。なかでも印象的だったのが「夫婦大楠(めおとおおくす)」。

茅葺きの門をくぐった先にあり、入口には幟が立っています。手前には「伊勢の皇大神宮遥拝所」の石柱も。

夫婦大楠へ続く茅葺きの門と鳥居、「伊勢の皇大神宮遥拝所」の石柱
この奥に大楠があります

目の前に立つと、その太さに驚きます。もとは2本の木が根元で合わさって1本になったもので、県の天然記念物に指定されている御神木。

根元の手前には、お賽銭箱と「夫婦大楠」と刻まれた石碑が置かれています。

樹齢は約900年。見上げると枝が四方に伸びていて、視界いっぱいが緑になります。

根元にしめ縄が巻かれた伊弉諾神宮の夫婦大楠の全景
根元から枝先まで、これで一本の木

2本の木が1本になった姿から、夫婦円満や安産子授、縁結びの信仰を集めている御神木です。

伊弉諾神宮の良かった点・気になった点

良かった点

いちばんは、自然の多さです。境内が木々に覆われていて、真夏でも涼しく過ごせました。緑の中を歩いているだけで癒される場所です。

アクセスのよさも魅力でした。駐車場は台数が多く、臨時駐車場もあるので、車で行っても安心。

境内の広さもちょうどよく、本殿以外にもいくつもの社があって見どころが多い。神池や夫婦大楠など、写真を撮りたくなる場所が点在しています。

売店もあるので、参拝の前後に立ち寄れるのも便利でした。

気になった点

今回の参拝で、気になった点は特にありませんでした。

強いて挙げるなら、境内は砂利敷きの場所が多いので、歩きやすい靴のほうが快適だという程度です。

伊弉諾神宮を訪れた人たちのリアルな口コミ

実際に伊弉諾神宮を訪れた方たちの口コミを集めてみました。やはり「夫婦大楠」や「神聖な空気感」に感動する声がとても多かったです。

境内の雰囲気・夫婦大楠に感動の声が多数

まずは、実際に参拝された方の良い口コミから紹介します。

厳かな雰囲気の中、光が差し込み神秘的でした。心が洗われリセットされた1日でした。夫婦大楠は樹齢900年と歴史もあり、長き年月の中で二株が一株に成長した珍しい樹で神霊の宿る御神木の迫力を是非間近で見てほしいです

出典:じゃらんnet

わかります、この感覚。鳥居をくぐった瞬間に、空気がすっと変わります。そして夫婦大楠の前に立つと、900年という途方もない時間を生きてきた生命力に圧倒されます。二株が一株に結合したという神秘的なエピソードも含めて、まさにパワースポットという言葉がぴったりの場所でした。

天照大神の親神を祀る淡路國一宮です。正面の大鳥居から正門、拝殿まで一直線の表参道が清々しい雰囲気でオススメですので、駐車場から近道せずに是非大鳥居からお入りくださいね。(中略)特に拝殿に向かって右側にある夫婦大楠(めおとのおおくす)が素晴らしいです。兵庫県指定の天然記念物とされていて樹齢900年ということですが、元は二株だったものが結合して一株になったそうです。

出典:トリップアドバイザー

この方が書かれているように、大鳥居から正門まで一直線に伸びる表参道の美しさは格別です。駐車場から近道したくなる気持ちもわかりますが、ぜひ正面の大鳥居から歩いてみてください。参道を歩くだけで、自然と背筋が伸びるような清々しさを感じられますよ。

古事記にも出てくる国生みにまつわる二神がおられる神社です。昨年銀婚を迎えた私たちもお参りできてよかったです。樹齢900年以上の夫婦大楠も圧巻でした。夫婦で高速をおりられたら、レジャースポットよりも、まずはここにお参りされることをお勧めします。

出典:トリップアドバイザー

「レジャースポットよりも、まずはここにお参り」という言葉に大きくうなずきました。淡路島に来たらついグルメやリゾートに目が行きがちですが、日本最古ともいわれるこの神宮を最初に訪れると、旅全体が引き締まる気がします。夫婦やカップルにはとくにおすすめしたい場所です。

気になる口コミ

一方で、少し気になる口コミもありました。正直にお伝えしておきますね。

平日の15時過ぎに行ったので、人は少ない方だったのだと思いますが、神社の空気感としてはやはり午前中の参拝の方が良い気がします。それでも初めての訪問だったので良かったです。淡路島旅行の第一目的だったので期待度が大きすぎたかな…

出典:じゃらんnet

「日本最古の神社」というワードの期待値が大きすぎると、コンパクトな境内に少し肩透かしを感じるかもしれません。伊勢神宮のような広大なスケールを想像していくと、ギャップがあるのは事実です。ただ、派手さはなくても静かで凛とした品格のある神社なので、落ち着いて参拝すればその良さがじんわり伝わってくるはずです。この方も書いているように、できれば午前中の早い時間帯に訪れるのがおすすめですよ。

日本最古の神社と聞き、参拝しました。広くて静かでとてもいい神社でした。夫婦大楠は、樹齢900年とも言われる立派な大樹で、ここの周りはなんとなくいい匂いがしました。気のせいかもしれませんが。

出典:トリップアドバイザー(※タイトル「神聖さが損ねられて残念」の口コミより)

この口コミ、本文だけ読むと良い感想に見えますが、実は「神聖さが損ねられて残念」というタイトルで投稿されたものです。境内の雰囲気自体はとても良いのですが、時期やタイミングによっては工事中だったり、想定外の掲示物が気になったりすることもあるようです。とはいえ神社や境内そのものの評価は高く、夫婦大楠の素晴らしさはこの方も認めているポイント。訪問の価値は十分にありますよ。

口コミまとめ

全体的に見ると、境内の神聖な雰囲気や夫婦大楠の迫力に感動する声が圧倒的多数でした。淡路島を訪れるなら外せないスポットであることは間違いありません。個人的にも、あの夫婦大楠を前にした時の感動は忘れられない体験です。午前中の早い時間に訪れると、より清々しい空気を感じられるのでおすすめですよ。

国生み神話の舞台で、静かに過ごせる神社

伊弉諾神宮は、日本神話の始まりの地に建つ、全国でもっとも古いとされる神社です。歴史の重みがありながら、境内はとても穏やかで過ごしやすい場所でした。

おすすめしたいのは、淡路島で神話の舞台を訪ねたい方、静かな場所で過ごしたい方。祭事の日に当たると、思いがけない体験ができるかもしれません。

伊弉諾神宮の基本情報

名称伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)
御祭神伊弉諾尊・伊弉冉尊
社格淡路国一宮/兵庫県唯一の神宮号宣下神社
所在地〒656-1521 兵庫県淡路市多賀740
電話番号0799-80-5001
参拝時間終日参拝可(社務所は8:30〜17:00)
定休日年中無休
主な見どころ夫婦大楠(樹齢約900年・県指定天然記念物)/放生の神池/陽の道しるべ
駐車場あり(第二駐車場ほか。混雑時は臨時駐車場あり)
参考サイト淡路島観光ガイド(一般社団法人淡路島観光協会)

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

※本記事は訪問時の情報をもとに作成しています。サービス内容や営業時間、料金等は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトや店舗にご確認ください。

神宮のすぐ近くには、こぞら荘が手がける2軒のお店があります。同じ日に立ち寄ったので、あわせて紹介しています。

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