ジャパンオープン2026のワイルドカード発表、島袋将・坂本怜・錦織圭が本戦へ 出場選手と日程

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男子テニスの木下グループジャパンオープン2026(ATP500)の主催者が9月24日、ワイルドカード(主催者推薦枠)を発表した。シングルス本戦には錦織圭、島袋将、坂本怜の3人が入る。予選には望月慎太郎、ダニエル太郎、西岡良仁が推薦で回った。本戦は9月30日に始まり、決勝は10月6日。
シングルス本戦に日本勢3人、予選とダブルスにも推薦枠
大会の正式名称は「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス2026」。日本テニス協会が主催し、東京・江東区の有明コロシアムと有明テニスの森公園コートを会場に、ハードコートで争われる。本戦のシングルスは32人、予選は16人で、賞金総額は234万2275米ドルだ。
主催者は9月24日、大会公式サイトと公式Xで推薦選手を一斉に明らかにした。シングルス本戦の3枠は、すべて日本選手が占める。錦織の推薦出場は6月1日の時点で先に決まっていたので、24日の発表で新たに加わったのは島袋と坂本の2人だった。
| 種目 | 選手(所属) | 世界ランク(9月21日付) |
|---|---|---|
| シングルス本戦 | 錦織圭(ユニクロ) | 436位 |
| シングルス本戦 | 島袋将(有沢製作所) | 93位 |
| シングルス本戦 | 坂本怜(IMG) | 133位 |
| シングルス予選 | 望月慎太郎(木下グループ) | 125位 |
| シングルス予選 | ダニエル太郎(エイブル) | 193位 |
| シングルス予選 | 西岡良仁(ミキハウス) | 210位 |
| ダブルス本戦 | リンキー・ヒジカタ(オーストラリア)/上杉海斗(江崎グリコ) | ― |
| ダブルス本戦 | 望月慎太郎/渡邉聖太(ネッツトヨタ神戸) | ― |
| ダブルス予選 | 島袋将/坂本怜 | ― |
世界ランクは発表直前の9月21日付ATPランキングの数字になる。日本勢の最上位は島袋の93位で、トップ100に入っている日本男子は島袋ひとりだけだ。推薦枠の選手も、ほかの選手の欠場による繰り上がりなどで変わる場合があると主催者は断っている。
ダブルスでは、2023年大会でマックス・パーセル(オーストラリア)と組んで優勝したヒジカタが、上杉海斗と組んで本戦に入った。島袋と坂本は、シングルスとは別にペアを組んでダブルス予選から挑む。
錦織は2年ぶり12度目、最後のジャパンオープン
錦織圭(36)=ユニクロ=にとって、本大会は現役最後のジャパンオープンになる。2026年5月1日(日本時間)に今季限りでの引退を表明しており、6月1日には大会側が推薦出場を発表していた。
錦織はこの大会を2012年と2014年に制した。出場は2年ぶり12度目で、2025年大会は出ていない。6月の出場決定の際、錦織は大会公式サイトにコメントを寄せた。
「この大会にはいろんな思い出がつまっています。いろんな思いもあふれると思います。その中で最後、かっこいい姿を皆さんの前で出せるように頑張ります。」
引退の理由について、錦織は体の痛みを挙げた。7月末のムバダラDCオープン(米ワシントン)に臨む前には「どうしても痛いところが三つ、四つあった」と明かしている。元世界4位の現在のランクは436位で、8月の全米オープンは2010年以来となる予選からの出場だった。その予選決勝で錦織の前に立ったのが、推薦枠を分け合う坂本だったのだ。
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有明では本戦の前にも錦織の姿を見られる。大会は9月28日と29日に有明コロシアムでオープンプラクティスセッション(公開練習)を予定し、錦織の練習相手は28日がホルガー・ルネ(デンマーク)、29日がロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と発表した。見るには予選期間中の観戦チケットが要る。
坂本は全米で錦織を破り自己最高133位、島袋は日本勢1番手
坂本怜(20)=IMG=は、2026年8月28日(現地時間)の全米オープン予選決勝で錦織を6-4、7-6の2セットで下し、全米オープンでは初めて本戦に進んだ。本戦1回戦ではアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)を破り、四大大会の本戦で初勝利。2回戦は第11シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)に3-6、6-7、5-7で敗れた。
この結果が数字に表れる。9月14日付で135位、21日付で133位と、坂本は2週続けて自己最高位を塗り替えた。ジュニア時代の2024年1月には全豪オープンのジュニア男子シングルスで優勝しており、四大大会のジュニア単を日本男子が制したのは2019年ウィンブルドンの望月慎太郎以来2人目だった。同じ2024年の全米オープンでは、ジュニア男子ダブルスでも頂点に立っている。
島袋将(29)=有沢製作所=の歩みは、坂本とまるで違う。四日市工業高校から早稲田大学へ進み、プロになったのは大学を出てからだった。2026年6月、ドイツ・シュトゥットガルトのボス・オープンでツアー大会初の8強入りを果たし、初めてトップ100に入る。準々決勝で敗れた相手のベン・シェルトン(アメリカ)は、そのまま同大会で優勝している。自己最高位は87位で、ウィンブルドンでは予選を経ずに本戦に出た。
直近の9月24日には、杭州オープン(中国、ATP250)の1回戦でユーゴ・ガストン(フランス)に4-6、4-6で敗れた。
島袋は錦織と公式戦で対戦した経験がない。tennis365.netの引退特集インタビューでは、練習で打ち合った錦織について「ミスをする気配が本当にないです」と語っていた。
予選に回った3人も、それぞれ本戦入りを懸ける。望月は9月21日付で125位、ダニエル太郎は193位、西岡良仁は210位。このうちダニエルは同じ9月24日、杭州オープンで予選から勝ち上がり、ツアー大会の本戦で今季初勝利を挙げた。
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アルカラスら上位勢が参戦、大会日程と前年王者
エントリーリストの先頭には、前年王者のカルロス・アルカラス(スペイン)が名を連ねる。2025年大会の決勝でテイラー・フリッツ(アメリカ)を6-4、6-4で破り、初出場で優勝した。1回戦で左足首を痛めながらの頂点だった。
9月21日付の世界ランクでは、アルカラスが3位、シェルトンが4位、ティアフォーが8位、フリッツが10位につける。シェルトンは2023年、フリッツは2022年のこの大会の優勝者で、過去の王者がそろって有明に戻ってくる。
| 日付 | 主な試合(シングルス) |
|---|---|
| 9月28日(月) | 予選1回戦 |
| 9月29日(火) | 予選2回戦(予選決勝) |
| 9月30日(水) | 1回戦 |
| 10月1日(木) | 1回戦 |
| 10月2日(金) | 2回戦 |
| 10月3日(土) | 2回戦 |
| 10月4日(日) | 準々決勝 |
| 10月5日(月) | 準決勝 |
| 10月6日(火) | 決勝 |
8月31日付ランキングで作られたエントリーリストには、ほかにもラファエル・ホダル(スペイン)、ムゼッティ、ブランドン・ナカシマ(アメリカ)、カスパー・ルード(ノルウェー)、トミー・ポール(アメリカ)らが入る。デニス・シャポバロフ(カナダ)とルネも名を連ねた。出場予定だったジョアン・フォンセカ(ブラジル)は、けがのため欠場すると9月22日に発表があった。
本戦のエントリーリストに載る日本選手は、推薦の3人だけだ。ほかの日本勢が本戦に立つには、2日間の予選を勝ち抜く必要がある。
大会スケジュールでは、直前のATP大会の勝ち上がり状況次第で、1回戦が3日目の10月2日にずれ込む場合がある。準決勝は10月5日の14時、決勝は6日の11時に始まる予定だ。大会のオフィシャルブロードキャスターはWOWOWが務める。
全米の予選決勝で向き合った36歳と20歳が、今度は同じ推薦枠で有明の本戦に並ぶ。ドローで2人がどこに入るかが、最初の注目点になる。
[文/構成 by スポーツライター 疾風(HAYATE)]











































































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