坂本怜、錦織圭の引退を前に次の顔への思い語る ジャパンオープン1回戦は世界37位アルナルディ

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男子テニスの坂本怜(20)=IMG=が28日、木下グループジャパンオープンの組み合わせ抽選後に会見した。1回戦の相手は世界37位のマッテオ・アルナルディ(イタリア)。勝てば2回戦で第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と当たる可能性がある。今大会で現役を終える錦織圭については、寂しさと同時に、自分が次の日本テニスの顔になるという決意を口にした。
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初戦はアルナルディ、勝てばアルカラスの山
東京・有明で30日に開幕するジャパンオープン(ATP500)の本戦組み合わせ抽選が28日にあった。世界ランキング137位の坂本はワイルドカード(主催者推薦)での出場で、1回戦の相手は世界37位のマッテオ・アルナルディに決まった。
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この1回戦を勝ち上がると、2回戦では第1シードのアルカラスと、世界34位のA・ミケルセン(米国)の勝者と対戦する。抽選の結果を見た坂本は「アルカラスとやれるところまで行けたら、もう本望」と話し、トップ選手との一戦を強く意識していた。
坂本がこの大会の予選に出たのは過去2度。本戦に立つのは今回が初めてになる。
1回戦の試合日時は、29日朝の時点でまだ発表されていない。
1度負けた相手、それでも「情報不足の不安はない」
アルナルディとは初めての顔合わせではない。昨年10月の上海マスターズ(ATP1000)1回戦で対戦し、6-7、4-6で敗れている。アルナルディは今年の全仏オープンで四大大会初の4強入りを決めた選手で、準決勝を前に体調不良で棄権したが、実力は確かだ。
それでも坂本に悲観する様子はない。坂本のコーチはアルナルディと同じイタリア出身で、スポーツ報知によると、坂本は「正直、(くじは)よくやったという感じ。情報不足の不安はない」と話している。Tennis Classicの記事では、コーチについてこうも話した。
「コーチにはコネクションもあるし、話も聞き尽くしていると思う。集中できる言葉をくれるはずなので、情報不足の不安はない。自分のベストを尽くすだけ。自信を持ってやれる」
アルカラスへの思いも隠さない。tennis365.netによると、会見では「アルカラス選手の山に入れたというのは、もちろんまず1回戦ベストを尽くさなくちゃいけないですけど、もう(ドローを)見てしまったので、やりたいなと思っちゃいますね」と本音を漏らした。
自国開催の大会について、坂本はボーナスのようなものだと捉えている。Tennis Classicの記事では「たまたま日本で大きな大会があり、たまたま日本でワイルドカードをもらえる位置にいた。自分の力でここまで上がってきたというより、運が良くて、普段対戦できない選手と試合ができる。とにかく楽しみたいし、できるだけこのレベルの選手から色々盗んで、来週につなげたい」と話している。
錦織引退に「寂しい」、それでも次の顔へ
会見では錦織の引退にも話が及んだ。錦織は今季限りでの引退を表明しており、このジャパンオープンが現役最後の大会になる。1回戦の相手は世界8位で第2シードのフランシス・ティアフォー(米国)だ。
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Tennis Classicによると、坂本は「正直、寂しいというのは感じている。日本のテニスは錦織圭のものだったので、それがいなくなるというのはテニスの顔がいなくなるということ。テニスファンとしても寂しい」と胸の内を語った。
続けたのは、跡を継ぐという宣言だった。
「僕がその顔になっていきたいと思っている中で、圭くんがやってきたことはもちろん目標にしていること。寂しい気持ちと、僕が次を継ぐ、次の顔になってやるという2つの気持ちがある」
全米予選で錦織に勝った20歳
2人の間には、約1か月前の因縁がある。8月の全米オープン予選3回戦で、坂本は錦織に勝って本戦入りを決めた。錦織にとって最後の四大大会となった試合で、坂本はそのまま本戦1回戦も勝ち、四大大会の本戦で初勝利を手にしている。
2人はIMGアカデミーの先輩と後輩の関係でもある。25日には会場で錦織の練習相手を務めた。全米で敗れた後、錦織は「最高の試合で(坂本)怜にリベンジしたい」と話していた。スポーツ報知によると、坂本はこの日の練習を「一球一球、ちゃんと記憶に残るように」と大切にし、目標については「できれば、圭くんと決勝」と語っている。
憧れの選手を破り、その選手の最後の大会で、次の時代を背負うと公言する。20歳の言葉には、そうした重さがある。
29日はダブルスにも出場
坂本は単複の両方でこの大会に挑む。29日は島袋将とのペアで、ダブルス予選1回戦に出る予定だ。相手は予選第1シードのJJ・ロジェール(オランダ)とT・ワインガー(米国)の組で、木下グループショーコートの第3試合として15時以降に始まる。
同じく主催者推薦で本戦に出る島袋は、シングルス1回戦で世界46位のデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。
坂本は会見で「テニスの調子はいいと思っているので、それが存分に出せれば」と話した。大会は10月6日まで続く。シングルス1回戦の日時は、大会側の発表を待つことになる。
まとめ
坂本怜はジャパンオープンの1回戦で、世界37位のマッテオ・アルナルディと対戦する。昨年の上海では敗れた相手だが、イタリア出身のコーチの情報を頼りに、不安はないと話した。勝てば2回戦でアルカラスと当たる可能性がある。今大会で現役を終える錦織圭には寂しさを口にしつつ、次の顔になると跡を継ぐ決意を示した。大会は9月30日に開幕し、10月6日まで東京・有明で行われる。
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[文/構成 by スポーツライター TAKU]








































































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