錦織圭、ジャパンオープンでティアフォーに4-6、4-6で敗れラストマッチ ツアー本戦685試合目、通算452勝233敗の戦績を整理

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今季限りで現役を退く錦織圭(36)=ユニクロ=が1日、東京・有明コロシアムで行われた木下グループ・ジャパンオープン男子シングルス1回戦で、第2シードのフランシス・ティアフォー(28)=米国=に4-6、4-6で敗れた。ツアー本戦685試合目が最後の試合となり、通算成績は452勝233敗で確定した。
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世界8位ティアフォーに4-6、4-6 有明で迎えた最後の試合
国内唯一のATPツアー公式戦、木下グループ・ジャパンオープン(ATP500)は大会第2日の1日、男子シングルス1回戦を行った。ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク436位の錦織は、世界ランク8位で第2シードのティアフォーにストレートで敗れ、現役最後の大会を初戦で終えた。
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ティアフォーは直前の全米オープンで4強入りした好調な選手だ。2人の対戦は2018年10月のウィーン以来2度目で、前回は錦織が勝っていた。当時の錦織は世界11位、ティアフォーは45位。8年がたち、ランキングの立場は完全に入れ替わっていた。
平日の日中にもかかわらず、有明コロシアムはほぼ満員となった。試合前のコイントスには元世界ランク4位の伊達公子さんが登場し、場内には「ニシコリ」コールが響いた。
スコアの流れ 第1ゲームでのブレークが重くのしかかる
第1セットは立ち上がりから苦しんだ。第1ゲームでいきなりサービスゲームを破られると、1-2で迎えた第4ゲームにバックハンドのリターンエースを決めるなどしてブレークバック。スポーツ報知によると、この一打でガッツポーズが飛び出し、会場は大きく沸いた。
だが、流れは続かない。3-3の第7ゲームで2度目のブレークを許し、このセットを4-6で落とした。
第2セットは第3ゲームで先にブレークされる。その後はティアフォーのサービスゲームを破れず、4-5で迎えた相手のサービスゲームで2ポイントを連取して場内を沸かせたものの、追いつくまでには至らなかった。スポーツ報知は、ティアフォーが200キロを超えるサーブで錦織を押し込んだと伝えている。最後のマッチポイントは長いラリーの末にドロップショットを落とされ、ネット前へダッシュした錦織は拾い切れなかった。
試合後、ベンチに座った錦織は涙をこらえきれず、顔をタオルに埋めた。コート上では松岡修造氏が進行役を務めるセレモニーがあり、杉山愛さん、国枝慎吾さん、添田豪さん、伊達公子さんから花束が贈られた。
685試合・452勝233敗 数字で整理するキャリア
ラストマッチはツアー本戦685試合目。ツアーレベルの通算成績は452勝233敗で、勝ち星と負け数を足すとちょうど685になる。勝率に直すと約66%で、3試合のうち2試合ほどを勝ってきた計算だ。
主な記録は次の通りだ。
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| プロ転向 | 2007年10月(有明でプロ転向を宣言) |
| プロ生活 | 19年 |
| ツアー本戦の通算成績 | 452勝233敗(685試合) |
| ツアー優勝 | 12回 |
| 最高ランキング | 世界4位(2015年3月) |
| 4大大会の最高成績 | 2014年全米オープン準優勝 |
| 五輪 | 2016年リオデジャネイロ大会で銅メダル |
| ジャパンオープン | 2012年・2014年に優勝、2026年が現役最後の出場 |
| 最終戦時の世界ランク | 436位 |
2014年の全米オープン準優勝は、日本選手初の4大大会シングルス準優勝だった。2016年のリオ五輪では銅メダルを手にし、日本テニス界に96年ぶりの五輪メダルをもたらしている。2015年3月に記録した世界4位は、スポーツ報知によると今もアジア男子シングルスの最高位だ。
一方で、後半のキャリアは故障との闘いが長く続く。2022年1月に股関節の手術を受け、その後も膝や肩の故障が重なった。ランキングは大きく落ち、436位で最後の大会を迎えた。
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世界ランクの差は428位あった。
それでも世界8位を相手に、両セットとも4ゲームを奪った。試合後のコート上で錦織は「悔しいですね。こういう終わり方は」と語り、続けて「やりきったと言える思いはあるので、満足はしてます」と口にした。
アルカラスとナダルが送った言葉
同じ日に1回戦を突破した世界ランク3位のカルロス・アルカラス(スペイン)は、自身の試合の直前に行われた錦織の試合を見ていた。東スポWEBによると、アルカラスは試合後の会見で「世界トップ8に入るようなフランシス・ティアフォーと接戦を演じたのは信じられないことだし、彼は今でも素晴らしいレベルにある」とたたえた。バックハンドについても「打ち方が素晴らしくて自分にも取り入れたいし、座って一日中見ていられる」と話している。
元世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)も1日、自身のXでメッセージを送った。tennis365.netは「素晴らしいキャリアを築かれたことを心から祝福します!あなたと同じコートに立てたことは、いつも喜びでした。」とその内容を伝えている。同サイトによると、2人の対戦成績は錦織の2勝12敗。2勝は2015年のロジャーズ・カップ準々決勝と、2016年リオ五輪の3位決定戦で挙げたものだった。銅メダルを決めた一戦の相手も、ナダルだった。
ティアフォーは2回戦へ 錦織は「日本のテニス」の支え役に
勝ったティアフォーは2回戦に進む。大会は10月6日まで有明で続き、第1シードのアルカラスも勝ち上がっている。
錦織はセレモニーの最後に、ファンや支えてきたチームへの感謝を述べた。スポーツニッポンによると、日本のテニスが強くなるよう、今後はどこかで支える側に回りたいという思いも語っている。5歳でラケットを握ってから約30年。プロとして戦った19年の最後に残った数字が、685試合、452勝233敗だった。
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[文/構成 by スポーツライター TAKU]









































































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