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ニコラス・ケイジ「ちょっとホームレス状態」 マリブの自宅前に巨大陥没穴でホテル暮らし、ハロウィーンは4歳の娘とサンタモニカで過ごす予定

ニコラス・ケイジ「ちょっとホームレス状態」 マリブの自宅前に巨大陥没穴でホテル暮らし、ハロウィーンは4歳の娘とサンタモニカで過ごす予定

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

米俳優のニコラス・ケイジ(62)が現地時間10月31日、米ロサンゼルスで開かれた「ロサンゼルス・コミコン」のパネルで、「今はちょっとホームレス状態」と近況を明かした。9月に米カリフォルニア州マリブの自宅前で巨大な陥没穴が開き、家に戻れずホテルで暮らしているという。ハロウィーンの夜は、4歳の娘とサンタモニカでトリック・オア・トリートを楽しむ予定だと話した。

ハロウィーンの予定を聞かれて「ちょっとホームレス」

ロサンゼルス・コミコンは10月30日から11月1日まで、ロサンゼルス・コンベンションセンターで開かれたポップカルチャーのイベントだ。ケイジが登壇したのは2日目の31日で、ちょうどハロウィーン当日にあたる。会場でその夜の予定を聞かれ、思わぬ近況が飛び出した。

米E!ニュースや米ハリウッド・リポーターによると、ケイジは「今はちょっとホームレスなんだ」と切り出した。続けて「マリブの家にあることが起きて、ホテル暮らしのような状態でね」と事情を説明し、今夜はいつものように自宅でトリック・オア・トリートの子どもたちを迎えて楽しむことができないと明かした。

代わりに選んだ行き先が、サンタモニカだった。4歳の娘を連れてサンタモニカのどこかで家々を回り、娘を寝かしつけた後はスタンリー・キューブリック監督の映画「シャイニング」を観るつもりだという。ケイジは、キューブリックがラジー賞(その年の最低の映画や人物を選ぶ賞)の最低監督賞にノミネートされたことに触れたうえで、「あの映画を本当に見事に撮った」とたたえた。

ここでいう「ホームレス」は、自宅に住めずホテルを仮の住まいにしている状況を指す。生活に困っているという話は、本人の発言にも米国の報道にも出ていない。

マリブの自宅前で何が起きたのか

陥没が起きたのは9月8日の早朝だった。米メディアによると、午前5時45分ごろ、マリブの海沿いの住宅街シー・レベル・ドライブに消防が出動。ケイジが所有する家の私道が崩れ落ちて大きな穴が開き、ガス漏れも起きた。消防の広報担当者は家は無人だったと説明し、けが人も出ていない。

穴の大きさは深さ約7.6メートル(25フィート)、長さ約18メートル、幅約9メートルと伝えられた。ただ、市の緊急事態宣言では深さを25〜30フィート(約7.6〜9.1メートル)としており、報道によって数字に幅がある。

マリブ市は同日、地域の緊急事態を宣言した。シー・レベル・ドライブは住宅街に出入りできる唯一の道で、崩落が道路にまで及んだため、消防や保安官の車両が近づけなくなった。市は通り沿いの31軒を立ち入り禁止として避難命令を出し、ケイジの家も対象に入った。避難する住民のため、米赤十字はマリブ高校に一時的な避難所を開いている。

原因について、市はハリケーン「マリー」に伴う高波と高い潮位で海岸の浸食が進み、海沿いの私道の崩落が道路まで広がったと説明していた。マリーは9月上旬に上陸こそしなかったが、南カリフォルニアの沿岸に雨と危険な高波をもたらした。一方で米バラエティは11月3日、穴ができた詳しい仕組みを当局はまだ特定していないと伝えている。

項目内容
発生2026年9月8日の早朝(現地時間)
場所米カリフォルニア州マリブのシー・レベル・ドライブ
大きさ深さ約7.6メートル、長さ約18メートル、幅約9メートル
被害私道の一部が崩れ、デッキも損傷。一時ガス漏れ
市の対応地域の緊急事態を宣言し、31軒に避難命令
けが人なし

2024年に買った海辺の家、修理のめどは

被害を受けたのは、ケイジが2024年に購入した海辺の家だ。購入額は1050万ドルと報じられ、1ドル158円で換算すると約16億6000万円になる。AP通信によると、物件の記録では2024年に売却されており、前の所有者が当時、米ニューヨーク・タイムズの取材に買い手はケイジだと話していた。

ロサンゼルス・タイムズは、この家をマリブのレチュザ岬に近い箱型のモダンな住宅と紹介した。寝室は4部屋、広さは約366平方メートル(3938平方フィート)で、屋上にはジャグジー付きのデッキがある。

陥没から1カ月あまりたっても、元の暮らしは戻っていない。同紙が10月19日に伝えたところでは、ケイジは土の試料を取るための掘削、がれきの撤去、波と浸食から家を守る土のうの設置などのため、修理関係の許可を4件取った。許可にかかった費用は合計3158ドルで、4件は通りの住民に2カ月で出された14件の許可の一部にあたる。

修理の責任を負うのは、市によるとシー・レベル・ドライブの住宅所有者組合だ。最初の業者は契約を打ち切られ、10月上旬に新しい業者が加わった。10月中旬の時点で、通りではガスと電気が止まり、車も通れないままだった。避難命令は続いており、解除の時期は見えていなかった。

これとは別に、マリブ市議会は9月28日、エルニーニョ現象の影響に備える予防的な措置として、市全域に緊急事態を宣言している。シルバースタイン市長は「エルニーニョの影響はすでに出始めている」と述べている。冬の高波シーズンを前に、海沿いの住宅街は警戒が続く。

日本人の妻・芝田璃子さんと4歳の娘

ケイジは2021年2月、日本人の芝田璃子さんと米ラスベガスで挙式した。2022年9月には2人の間に娘のオーガスト・フランチェスカさんが生まれ、ハロウィーンにサンタモニカへ連れて行くと話したのがこの娘だ。ケイジには、過去のパートナーとの間に35歳のウェストンさんと21歳のカル=エルさんという2人の息子もいる。

1964年1月7日生まれのケイジは、映画「リービング・ラスベガス」でアカデミー賞主演男優賞に輝いた。出演作は100本を超える。最近は活躍の場をドラマにも広げ、2026年5月27日からPrime Videoで配信が始まった「スパイダー・ノワール」で、テレビシリーズに初めて主演した。

11月は主演映画、12月は東京コミコンで来日予定

住まいは仮のままでも、仕事の予定は詰まっている。アメリカンフットボールの名監督ジョン・マッデンを演じる主演映画「マッデン」は、米国で11月11日から一部の劇場で公開され、18日からは日本を含めPrime Videoで配信が始まる。監督はデヴィッド・O・ラッセルで、クリスチャン・ベールも出演する。米HBOのドラマ「TRUE DETECTIVE」のシーズン5への出演も伝えられた。

日本のファンが待つのは12月だ。ケイジは12月11日から13日まで幕張メッセで開かれる「東京コミックコンベンション2026」の第1弾ゲストとして、7月27日に来日が発表された。メインステージへの登壇のほか、撮影会とサイン会にも参加する予定になっている。

関連記事:チャーリー・コックス、東京コミコン2026来日中止 理由は新たな舞台公演との日程重複

マリブの家にいつ戻れるのか、11月上旬の時点で米国の報道から見通しは伝わってこない。それでもハロウィーンの夜の予定としてケイジが語ったのは、娘とサンタモニカの街を歩き、寝かしつけた後にホラーの名作を観る、家族との過ごし方だった。

[文/構成 by ライター ミヅキ]

寄稿者

ミヅキ
Xで今どんな話題が盛り上がっているかを追いかけるのが日課のWebライター、ミヅキです。SNS発のニュースやネットの反応、思わぬ形でバズった出来事を中心に担当しています。紹介する投稿は本人や公式のものかを確かめてから扱い、反応を大げさに盛らないのが自分ルール。トレンド欄を眺めながら飲むカフェラテが一日の始まりです。

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