仲里依紗、37歳の誕生日に渋谷ファッションウィーク登場 自身のブランド『RE.』で妹・仲れいなと

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俳優の仲里依紗(37)が10月18日、東京・渋谷の文化村通りで開かれた「渋谷ファッションウィーク2026秋」の路上ファッションショー「SHIBUYA RUNWAY」に出演した。この日は37歳の誕生日。自身がブランドプロデューサーを務める「RE.」(アールイードット)のステージを率い、ショーの最後には妹でモデルの仲れいなと並んでランウェーを歩いた。
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誕生日の渋谷で姉妹そろってフィナーレ
SHIBUYA RUNWAYは、渋谷ファッションウィークのメインイベントにあたる。文化村通りの路上にレッドカーペットを敷いてランウェーとし、3部構成のショーを繰り広げた。
仲が登場したのは、フィナーレを担う第3部「THE ECHO」。まず「RE.」の服をまとったモデルたちがウオーキングを見せ、最後に仲とれいなが姿を現す。姉妹は沿道の観客に手を振りながら並んで歩き、大きな歓声と拍手の中でショーを締めくくった。
休日の繁華街の真ん中で、いきなり始まるショーだ。偶然通りかかった人たちも足を止め、スマートフォンを向けていた。
ショーのあと、仲は報道陣の取材に応じた。冒頭で誕生日を祝福されると、「ありがとうございます!」と笑顔で返している。れいなはこの取材には参加しなかった。
「渋谷で働きたくて上京した」10代からの夢
取材で仲が繰り返し語ったのは、渋谷という街への思いだった。
長崎県出身の仲は、渋谷の街が大好きで、この街で働きたくて上京してきたと明かした。もともと目指していたのは、SHIBUYA109のショップ店員。自分がプロデュースするブランドの服でモデルたちに歩いてもらい、自分もそのランウェーを歩けたことについて、「夢がかないました」と喜びをかみしめた。
10代のころから思い描いてきたことが、ようやくかなった。それでも仲は、ここまでの道のりを「遠回りではなかった」と言い切る。これからも広がっていく可能性を信じてファッションを楽しんでいると話し、すごくいい誕生日になったと笑顔を見せた。
憧れの原点は子どものころにある。小学生の時から雑誌や漫画で、若者たちが渋谷でファッションを楽しむ姿を見てきたという。仲の中には「渋谷=ファッション」という思いがあり、その文化をもっと広めていきたいとも語った。
上京後に進んだのは、ショップ店員ではなく俳優の道だった。仲は「なぜか役者をやっていた」と上京当時を振り返りつつ、役者の仕事も楽しいと話す。役者をやってきたことがSHIBUYA109で働けるきっかけになったとし、頑張ってきたら夢はかなうと体感できて、すごくうれしいとも述べている。
1989年10月18日生まれの仲は、俳優として映画やドラマへの出演を重ねてきた。2026年7月期には、フジテレビ系の連続ドラマ「Tokyo middle 30」で同局の連ドラ初主演を務めた。
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「RE.」は家族で手がけるブランド
「RE.」は、仲が家族で手がけるアパレルブランドだ。2021年に立ち上げ、同年12月にはラフォーレ原宿で初のポップアップストアを開いた。ブランド名は「再び」「さらに」「新たに」といった意味を持つ英語の接頭辞「re」に由来し、「一度あったことが、もう一度繰り返される」というコンセプトを掲げる。
平成元年生まれの仲は、勢いのあった90年代のファッションに強い影響を受けたと過去のインタビューで語っている。幼いころに感じたファッションの力を、時代の流れに合わせてアップデートし、デザインに落とし込んでいるという。
ラフォーレ原宿でのポップアップはその後も続き、2025年12月には5回目を開いた。仲はその際のインタビューで、オンラインではデザインは伝えられても生地感や着心地までは伝えきれないとして、ポップアップを開ける喜びを口にしていた。
渋谷ファッションウィークのコンセプトは「渋谷的 ENKAN -THE SHIBUYA ENKAN-」。人や文化が行き来しながら新しい価値を生む「循環」をテーマにしている。第3部では、「RE.」のブランドコンセプトをこの「循環」のテーマに重ね、仲らしい色鮮やかで個性的なファッションを見せた。
ショーと同じ時期、SHIBUYA109渋谷店では「RE.」のPOP UP SHOPも開いている。期間は10月15日から10月25日までで、営業時間は午前10時から午後9時。10月21日までは1階と8階の2フロアで、10月22日以降は8階だけで営業する。8階は午前10時から午後4時まで、抽選で受け付けたオンライン整理券による時間指定の優先入場となるが、整理券がなくても待機列に並べば入店できる。午後4時以降は整理券なしのフリー入店だけで、1階は整理券不要。
店員として働くことを夢見て上京した建物に、自分のブランドの売り場ができた。誕生日のランウェーは、その開催期間のさなかに重なった。
書道とダンスも登場した3部構成のショー
渋谷ファッションウィークは、ファッションを通じて街のにぎわいをつくることを目的に、2014年から春と秋を中心に開かれている都市型のイベントだ。渋谷駅周辺の大型商業施設などが協力し、今回で26回目を数える。秋の開催は毎年「渋谷音楽祭」と連携しており、当日は駅周辺で音楽祭も開かれていた。
ショーの第1部「THE BATON」は「サステナブル」がテーマ。モード学園の学生たちが、自然の力強さや生命のエネルギーを表現した色鮮やかな衣装や、多様性をテーマにしたモノトーンの作品を披露した。
第2部「THE WRITE STYLE」では、書道とダンスを組み合わせた。ダンサーのyurinasia(ユリナジア)が踊りながら大きな筆を持ち、白い衣装を着たダンサーの体に文字を書くパフォーマンスを見せている。
学生の作品、伝統文化、そしてタレントのブランドへ。違う種類のカルチャーを一つの通りでつなぎ、最後を姉妹のウオーキングで締める流れだった。
ファッションで「ポジティブな気持ちに」
ショーを終えた仲は、ファッションの持つ力についても言葉を重ねた。世の中にはいろいろなことがあるが、好きな服を身にまとっているときは笑顔でいられると語った。それをランウェーで表現し、見た人にさまざまに受け取ってもらえたらうれしいという。
自分には似合わないのではないか。仲は、そうした声をよく耳にするという。自分が歩く姿を見て「私も着てみよう」と思ってもらうことで、似合わないのではという気持ちをポジティブなものに変える手伝いがしたいと話した。
SHIBUYA109の店員を夢見て上京した仲は、37歳の誕生日に自分のブランドを率いて渋谷の通りを歩いた。SHIBUYA109渋谷店でのポップアップは10月25日まで続く。
[文/構成 by エンタメライター 和泉ユウスケ]














































































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